秋風が通り抜ける季節

台風一過の青空。ちょっと肌寒いけど涼やかな風に、秋を感じる今日この頃。


この季節になると、“久々に昔馴染みの人と顔を合わせる”会合のお誘いが妙に増えるのが毎年の常なのであるが、今年もご多分に漏れず、あちこちからメールが飛んでくる。


気が付けば、10月、11月の週末のどっちかは、ほとんどそんな予定で埋まってしまっている、といっても過言ではないわけで・・・。


確かに、死ぬほど忙しい年度末や、人も組織もガラガラポンになってあたふたしている新年度から株主総会までの数カ月の間に企画されてもなかなか出かける気力が湧かないし、何となくバカンス気分で個人主義・家族主義に凝り固まる夏場や、逆に、行事の連続でどんなノンポリも会社人間になってしまいそうな年末年始に、企画されるのも何となく心理的な抵抗があるから、1年365日のうちまさにこの時期がうってつけ、ということなのだろう。


さすがに、そういう会合ばかり続くと、だんだん再会の有難味がなくなってくるし、人によっては複数の会合で毎週のように顔を合わせることになってしまって,“昔馴染み”というには憚られるような状況になってしまったりもするのだけれど(苦笑)、それでも無闇に断る気分にはなれないのが、こういう会合の良いところでもあり、悪いところでもある。



なお、今は正直、昔を懐かしむようなマインドには程遠い状況で、調子よく「行く」って返事だけして、行かないイベントも結構出てくるかもしれないので、不運にも幹事になってしまっている方々には誠に申し訳ないのだけれど、「予定していた人が来なくて、予定していなかった人が来る」というのもこの手の会合の醍醐味であるのは確かなので*1、その辺はご容赦いただければ幸いである。

*1:自分がこの手の幹事をしていた時は、良く泣き笑いさせられたものだ。

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