師走も残り僅か。

例年ならこの時期は、年内に納めなければならない仕事を片付けるための最後の追い込みをしてみたり*1、年内に事件を落としたがる裁判所に付き合って和解案の社内での最終調整をしてみたり、忙しいタイミングをわざわざ狙ってくるパテントトロール(もどき)の侵害警告書に対応してみたり・・・*2と、いくら体があっても足りない状態だったから、飛び込んでくる忘年会の誘いも、オフィシャルなもの以外は適当に受け流すのが常であった。


だが、運悪く、今年はそんな騒々しさとは無縁。


それゆえ、飲み会の誘いを断る理由もなく、気が付けば仕事以上にアフター5の予定に伴う疲労の方がたまっていく・・・、そんな不名誉な師走になりつつある。


いい年した三十路がそれでいいのか、と自問自答、自己嫌悪。


幸い、今週はダブルブッキングだったり、主催者側のドタキャンだったり、で、比較的落ち着きそうな雰囲気ではあるのだが、これだけ日々のテンポが鈍くなっている状況だと、仕事の後に最新判例なり法律雑誌なりを読む気力も湧いてこないわけで、我ながらどうにもこうにも衰えたものだと思う。


比較的周りに影響されにくい性格だと自負してはいるものの、やっぱり、人間である以上環境はとても大事。


年が明けたら、一刻も早くこの劣悪な環境を脱出できるように、精進せねばなるまい。



なお、これまで貯め込んでいる今年の後半分*3判例コメント等については、最後の1週間で書けるだけ書こうと思っているが、昨年の暮れくらいから有言不実行を繰り返しているだけに、あまり多くは期待しないでいただければ幸いである。


松下プラズマディスプレイ最高裁判決のコメントなんて、出たらすぐに書こうと思っていたんだけど、さすがにPDFで13ページもあると、重すぎてすぐには手が付けられない。


知財は・・・L&Tの判例紹介コーナー読むところから始めないとだめだろう。たぶん。

*1:結局相当多数は新年に積み残すことになるのは分かっているんだけど。

*2:この時期に送りつけられても、大抵は時間切れで三行半になるのがオチだが(笑)。

*3:前半分もストックはあるが大部分未処理状態だったりする・・・。

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