憂うにはまだ早い。

南アフリカでのW杯を目前に控えたこの時期、国内最後の試合で韓国に0-2の完敗、となれば、いろんな意見が出てくるのは仕方ないところだと思うのだけど、所詮壮行試合(しかも調整不十分の選手を多数抱えている中での試合)なのだから、必要以上に結果ばかり叩くのはどうなんだろう。


地元でベスト16の結果を残した2002年の時でさえ、大会前の試合の内容は、お世辞にもそんなに褒められたものではなかったし、ドイツと名勝負を演じた4年前、本大会でどうなったかはあえて語るまでもあるまい。


個人的には、大会前の調整試合で、カギとなる選手*1がケガさえしなければ、4年前よりは本大会でまともな勝負ができるんじゃないか、と思っているし、それまでいくら「負け」が付こうが、気にする必要はないと思っている*2


首脳陣にしても、ヘタに内容のない“勝ち”よりも、課題を浮き彫りにした“負け”の方が、“ネームヴァリューはあっても、コンディションが芳しくない選手”*3をベンチに退ける材料にできる分、ベターなのかもしれないし。



・・・というわけで、本大会で3連敗するまでは、自分は今回も代表に無償の愛を注ぐことになるだろう。


6月中旬以降は、時々怒気を込めたエントリーが出現することもあるかもしれないが、それも愛の裏返しだ、ということで、笑って読み流していただくことをお勧めしたいところである。

*1:特に本田、長谷部、長友の3選手

*2:むしろ、それでばか騒ぎするメディアや俄かファンが沈静化するなら、その方が望ましい、とさえ思っている。

*3:あえて誰とは言わない。今年の代表の試合を見ている人には説明するまでもないことだろうけど。

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