審判官が収賄と聞いて・・・

審判手続で便宜でも図ったのか!?と思わず飛びついてしまったのだが、記事を見たら、以前システム計画を担当していた技官が、「特許庁の業務システム計画を巡る内部情報を提供する見返りに」二百数十万円のタクシー運賃の支払いを受けた、という“ありふれた”事件だった。


確かに役所の中でも一、二を争うような高機能システムを導入しているところだけに、システムベンダーの側も懇意にしたいという誘惑に駆られたのかもしれないが、担当を離れて5年以上経ってもなお癒着を続けていた、というのは、ちょっとどうなのかなぁ、という感じである。


探すといろいろ出てくる、逮捕された審判官の名前で出された拒絶査定不服審決の中には、今回贈賄側とされている会社の名前はなかったので、審判の公正が疑われるような事態はなかったのかな・・・と思うのだけれども・・・。

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