朝、めざましテレビを見ていたら、高島彩アナウンサーが突然の降板・退社宣言*1で、驚いたのなんの・・・。
自分の場合、元々小島奈津子アナの大ファンだったから*2、大してニュース読みがうまいわけでも、ウィットの効いたコメントができるわけでもない高島アナが、後釜として“朝の顔”を奪った時は随分と不愉快な気分になったものだった。
入社1年目から冠番組を持たされて、ある種、芸能人的な売りだし方をされていた“タレントもどき”のアナウンサーを、(報道的要素が少なくない)朝の情報番組の顔として使うなんて、フジテレビも落ちたものだなぁ・・・と思ったもの。
だが、7年という月日は長い。
小島アナがキャスターとして出ていた期間(木佐アナと交替で出ていた期間なんかを合わせても6年)をも上回る間、しかも平日毎朝、同じキャスターの顔を見ていたら、さすがに多少は情が移る。
ちょっと上の世代のエンタメ系女子アナが相次いで退社したことや、入社時期が“タレント系女子アナ”ブームの全盛期だったこともあって、入社直後から彼女の双肩に大きなプレッシャーがかかっていたことは想像に難くない。
同じタイプの他のアナウンサーに比べれば、“タレント”としてのセンスは遥かに良かった、それゆえ、酷使されて今回のような決着に至った、のだとすれば、同情の余地はあるなぁと思う*3。
・・・で、気になるのは後任のキャスター人事。
現在事実上サブキャスターとして存在感を発揮している生野陽子アナがそのままメインに昇格するのが一番順当な形だろうが、“朝の顔”としてドカンと真ん中に据えるには役不足の感は否めないし、小島→高島継承の際に、中野アナがサブに据え置かれたことを考えると、そんなにあっさりと決まるとは思えない*4。
久々に曜日交代制を復活させて、同期の大島由香里アナや、一期上の松尾翠アナあたりと組ませる、という手もあるなぁ・・・とも思うのだけれど、それでも前任者の穴を埋められるかどうかは微妙なところ。
いっそのこと、入社2年目の松村未央アナを抜擢するとかした方が、先々は面白いかもしれない。
まぁ、誰がやるにしても、長く勤めればおのずから「朝の顔」として定着することになるわけだから*5、現時点でどうこう言っても仕方ないのかもしれないのだが、番組開始から16年、朝*6の情報番組と言えば「めざまし」の生活が定着している自分としては、気になるところである。