寂しさ

このブログを書き始めた頃にご紹介したことのある自分の「恩師」*1が亡くなった。

会社員のキャリアとしては終わりに近付いていた年頃、しかも、今年の春ごろからは、闘病生活に入っていた、とはいえ、一年前の今頃は、まだ飲み会で普通に話ができていたくらいお元気だった方だ。


人にはいつか別れの時が来る。

たとえ元気であっても、血がつながっていない、会社の同僚や上司・部下といった程度の関係のつながりであれば、職を変わったり、退職したといったきっかけを機に、顔を合わせなくなったとしても不思議ではない。

だが・・・


自分に、「法務」という仕事と真正面から向き合うきっかけを与えてくれた尊敬すべき心の師が、また一人この世からいなくなってしまったこと、そして、あの頃から10年経って、今こうして自分が会社の法務の看板を背負って戦っている姿を、最後の最後で見ていただくことができなかった、ということが、自分をどうしようもなく寂しくさせる。

今はただ、ご冥福を祈るほかないのであるが・・・。

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