前向きにはなりにくいシチュエーション

地震直後には、自分自身を励ます、という意味もあって、「冷静に日常を回していく」ことが大事なんだ、とつぶやいてみたのだが*1、首都圏の人間にとっては、津波以上の想定外の衝撃が次々と襲いかかってくるような展開で、とても“淡々とした日常”を過ごせるような気分にはならない。

大体、朝夕は、計画停電の影響で電車が間引き運転になっているし、近所のコンビニに寄ってみたら、ここ数日、弁当類の供給が断たれている*2

首都圏がいかに他地域に支えられてきたか、ということを改めて実感できた、という点では意味があるのだけれど、夜遅くまでにぎわっていた町が、“節電”の名の下に明かりを落としたり、営業そのものを切り上げたりしているのを見ると、何となく寒々しい気分になる。

原発の件もあるし*3、いっそのこと、会社エスケープして、関西から西の方へ1週間くらい逃亡しようか・・・と思ったことも、ここ数日数えきれないくらい。

せめて、今テレビを賑わせている問題(いずれも東電が絡む話)のどっちかだけでも、綺麗なところで落ち着いてくれれば、もう少し気持ち的には楽になれるのだろうけど・・・(明日の朝にちょっと期待をしてみたいところではある)。


本業が開店休業状態になってしまう一方で、それとは関係のないところで時間を拘束される、というのは、いろいろと考えさせられる状況なわけで、福島の原発同様、いつ(自分が)限界を超えて爆発するか分からない・・・そんな状況である。

*1:http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20110312/1299902150

*2:正確に言えば、僅かには入荷しているのだが、一瞬にして棚から消えてしまう。“買いだめ”ばかりがクローズアップされているが、現実には、北関東、東北から配送していたコンビニ商品のルートが、今回の一連の出来事によって少なからず寸断されている、という状況もあるのではないかと推察する。

*3:ことこの点については、一発で死に至るレベルの放射性物質さえ浴びなければ、後は開き直ってかまえるしかないだろう・・・と個人的には思っている。

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