新しい時代が始まる。

合格するための難易度や試験レベルの高低はともかく、理不尽さ、という点で言えば、我が国の歴史上比類なき試験・・・「司法試験予備試験」が15日に行われた。

当初公表されていた出願者数は、昨年のDNC適性試験の志願者数*1を上回る8971人。

さすがに、「受験者数」となると、もう少し数字を減らすことになったが、それでも、

「新試験の受験資格を得られるに過ぎない」

この試験に挑む猛者が6477人もいた、という事実は極めて重いと自分は思っている。

試験前の各種SNS等での話題性では新司法試験に遠く及ばず、試験日程も言わば“裏番組”のように、新試験の最終日にひっそりと行われていた今年の予備試験だが、いずれ、遅かれ早かれ“主役を食う”賑わいを見せる時は来ると思うわけで、まだまだ続いていくこのトライアルに、(海のものとも山のものとも分からない)第1回から果敢に挑んでいる勇気ある人々には、心からのエールを送りたい・・・

自分はそう思っている。

*1:8650名。これまでもう何度も書いたことだが、1年目のDNCの志願者数が4万人に届く勢いだったことを考えると、この減り具合は絶望的なものともいえる。

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