あの時の決意をエイプリルフールの幻に終わらせないために。

今年もめぐってきた4月1日。
ここ数年“気が付けば葉桜”というパターンが多かったのだが、今年は運良く、仕事が一息ついたタイミングと満開の時期が重なりあったこともあって、「花見」とまでは行かないものの、通り沿いの花を愛でながら歩くという貴重な経験もすることができた。

とはいえ、今、何となくのんびりとした気分でいられるのは、今日、明日で環境が激変する、という可能性が遠のいたからに他ならないわけで、それが喜んで良いことなのかどうか、は何とも言えないところではある。

ちょうど1年前に始めたカウントダウンの残り日付は、あと30日ちょっと。

本当なら、一番慌ただしくなっているはずだった時期に、こんなエントリーを書いている後ろめたさは当然ある。

決断の時期の先送り、先送りを繰り返して、結果オーライで築き上げたのが、このブログであり、今の自分のキャリアと経験でもあるから、一度や二度の“延期”は当初から想定の範囲内ではあるのだけれど、一つの区切りに向けて、「日」単位でできることを徹底的にやる、という思いまで薄れてしまっては、名実ともに「あれはエイプリルフールだった」ということになりかねないわけで・・・


若干の軌道修正を余儀なくされても、次に向かう場所は同じ。
幸いにもその覚悟と信念には、一切の揺らぎはない。

立ち止まったり、回り道をした分だけ、人生に大きな“お釣り”を残してきたのがこれまでの自分だったから、今回も、ちょっとした足踏みを奇貨として、「○年早く飛び出していたら得られなかった」何かを得ることができるように、一歩ずつ、足跡を刻んでいきたいと思っている。

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