開設から11年、再びの節目に。

本日、8月4日をもって、ブログ開設から満11年ということになった。

「10周年」だった昨年の今日と比べると節目感は多少薄らいでいるが、それでもこの一年間のめまぐるしさを考えると、現役の“企業法務戦士”として再びこの節目を刻めたことはなかなか感慨深いものがある。

あくまで匿名を貫いてここまで来ているとはいえ、10年以上も続けていると、中の人がどこの誰かなんてことはじわじわと広まっていくわけで、純粋な好奇心やら情け心(?)やらで声を掛けられて愉快じゃない思いをしたことも一度や二度ではないし、密接にコミットしている分野では筆を差し控えざるを得ないようなことも多かった。

また、何となく染みついた「なんだか気合いの入った記事を書く人」というイメージに自分自身が縛られてしまい、ここ数年、日々の時間を容易に確保できない状況にもかかわらず、“大艦巨砲主義”に陥った結果、多くのネタを抱え込んだまま死蔵させることも激増した。別に大作の論文を書くわけじゃないんだから気楽にキーボードを叩けばいいんだ、ということは頭では分かっていても、なかなか切り替えができない・・・。

そんな中で過ごしたこの1年。

1年前にイメージしていたほどの自由はまだ手に入れられていないが、ある程度はしがらみがなくなってこれまでより多少シンプルに物事を呟けるようになったこと、そして、チープなSNSが跳梁跋扈する前、ブログでリアルタイムにコミュニケーションを取り合うのも珍しくなかった時代のポンポンとネタが飛び交う感覚をふとしたきっかけで思い出したことが、何となく書き続けるモチベーションを再び湧きあがらせてくれたような気がする。

1年前に今の自分の姿を想像することが不可能だったのと同じで、1年後どころか一寸先すらどうなるかなんて想像もつかないのだけれど、日々新しいことに挑戦できている間はまだ大丈夫、と信じて、もうしばらくはしぶとく、生き延びていきたいと思っている。


以上、長年の読者の皆様に、これまでの11年への感謝と、ここ1,2年の停滞へのお詫びと、そして、ほんの少しの見栄を込めて、節目の言葉をお送りした次第である。