大寒波、っていうから・・・

今朝は「大寒波到来」という触れ込みで、寒くなる寒くなる、と言われていたから、どれだけだろう、と思っていたら、東京では氷点下4度くらい、ということでかなり拍子抜け。
えーと、それって、この時期の札幌の最高気温くらいだよね・・・(苦笑)と。

もちろん、氷点下10度を下回っていても、湿度が高いせいで、体感温度はそこまでの冷えを感じない北国と、乾燥していて、2〜3度くらいの気温でも冷凍庫にいる感覚に襲われる東京都では状況が異なるのは確か。

ただ、示される気温のあまりの低さに、冬場は毎朝天気予報を見るのも嫌になってしまうようなところ、雪が降り出すまでは乾いた空気が痛くて痛くて仕方なかったところで暮らしたこともある者としては、東京って、やっぱり恵まれていたのだな、と思わずにはいられなかった。

できれば、雪にしても、冷え切った日に道に張る氷にしても、人生の中で一度は経験しておきたいところなわけで、たとえ東京で生まれ育った人であっても、中高生の時期くらいに一度は、1カ月、2カ月だけでもそういった地域で暮らすことを義務付ける、あるいは、そこまで行かなくても、積極的に“留学”を勧める、といった感じの取組みはしても良いのではないかな、と。

グローバル化に備えた海外経験が大事、なのと同じで、この先、どんなイレギュラーな気候変動があっても環境に適応できる能力を身に付けておくことは意外と大事だし、何よりも、雪と氷による制約が大きい地域の人々の「生きる知恵」って、人生のいろんな局面で役に立つような気がするので・・・。

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