最終兵器コウノトリ

最近、テレビも週刊誌も見ていないので、ネットニュースと新聞の活字を追いかけただけなのだが、そのニュースを見た時に、このご時世で「挙式は2年先延ばし」なんて話があるものなのか、としみじみ思った。

もちろん、いかに「婚姻が両性の合意のみで成立する」といったところで、現実には、ややこしい姻族が人生の重荷になってしまうこともあるし、それ以前に、相手を見誤って「人生を返せ」の泥仕合になってしまうことも決して珍しいことではない。

他人は無責任に「おめでとう」等々といった言葉を浴びせるが、自分は、本当にその言葉をかけるのは、20年くらい経って、その人が良い人生を歩んでいることを確認してからでも遅くないと思っている。それくらい、婚姻、というのはリスクを孕んだ手続的行為、ということを考えると、一概に「本人の意に反するのはけしからん」という話にはならないはずだ。

この話が、2年越しで耐えてめでたく、というハッピーな韓流ドラマのような展開になるのか、それとも、引き裂かれた二人、的な、バッドエンドの韓流ドラマのような展開になるのか*1は知ったことではないのだけれど、そのどちらでもないストーリーを2人が望むなら・・・、というのがこのエントリーのタイトルの主旨なのであった*2

*1:結局「韓流か!」という突っ込みは、五輪のよしみでなし、ということでお願いしたい。

*2:そして、これ以上、解説に深入りするような野暮な真似は自分はしない。

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