あの事件から2年4か月。

仮処分命令、保全異議で立て続けに差し止めが認められ、抗告審で覆ってようやく日の目を見る、という「第5版」の衝撃から気づけばもう2年余り。
そして、まもなく「第6版」が世に出ようとしている。

著作権判例百選 第6版 (別冊ジュリスト 242)

著作権判例百選 第6版 (別冊ジュリスト 242)

「百選」としては短すぎるサイクルの背景には「あの事件」の影が垣間見えるし、随所で指摘されているとおり、今回の構成や各判例の執筆者の顔ぶれを見ると、

「本件著作物と本件雑誌とでは,判例と執筆者の組合せが83件について一致している。」

等々、(いろいろ突っ込まれても不思議ではなかった)前回の”反省”が生かされているのは明らかなのだけれど、たとえどんな経緯だったとしても、フレッシュな裁判例をフレッシュな執筆者の組み合わせで読める、というのは実にありがたい話。

まずは手に取って眺めるが吉、である。