勝手に連動企画?(その3)

今日は「意匠法デー」だった。
この話も遡ること7年くらい前から、散々火花が散った末に、実務を知悉するほとんどの企業実務者が歓迎しない方向に押し切られた、という印象が強いテーマではあるのだけれど、心ある有識者の先生方が残してくれた「歯止め」が機能してくれることを願うほかない。

平成31年意匠法改正

始まったあたりのエントリー。
この頃は特許庁と「団交」することもしばしば。

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そして、昨年の「デザイン経営」報告書が出た頃のエントリーがこちら。

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その後の動きが急すぎて、ついていけてなかったところはあるのだけど、「企業戦略においてデザインを重視することも大事」という大義名分(このこと自体には誰も反対しない。自分も新サービスのUIとか新店舗のパース図面には人一倍口を出してたし・・・)の前で、余りに不釣り合いな制度改正が世の中に新たな不安定要素を持ち込まないことを今は願うのみである。

ファッションロー

あまり自覚はしてなかったのだけど、振り返るとそこそこ取り上げてはいたようで。

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自分は、この手の流行り廃りのある業界では、不正競争防止法2条1項3号に勝るツールはないと思っているし、今なら著作権も使えるし、周知著名なデザインなら商標権で、ということで、ここでも意匠法を持ち出す話にはならない(そしてそんなことはその業界の方々が一番わかっている)と思うわけだが・・・。

なお、ファッションよりさらに守備範囲の広い企画だったが、BLJ黄金期の特集企画も懐かしく思い出される。

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台風も過ぎ、ようやく当地の夏が戻ってきたところで、あと一日。
最後の最後まで、楽しみはまだまだ続く。

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