季節外れのRainy Day

心配されていた雪は降らなかった・・・のだけれど、この季節にしては珍しい大粒の雨にたたられた28日の東京。

そして、今夜から明日にかけてはどうなるのだろう?と思って眺めた天気予報で、「最高気温17度」という数字を見て仰天した。

今は1月だぞ・・・、と。しかも出ているのはストレートな大雨洪水注意報ときたもんだ。

折しも予定調和的に「新型肺炎」の罹患者数が増加の一途を辿り、株価も順調に下げ基調が続いている中、空模様まで”リアル天気の子”みたいになってしまうと、とうとうこの世の終わりが近付いてきたのか・・・!という錯覚さえ生じてしまう。


幸いなことに、「新型」のウィルスには、かつて世に衝撃を与えた「旧型」ほどの殺傷力はないようだし、これだけ情報が広まってくれば、万が一罹患してしまった場合でも、原因が分かっている分、対処はしやすいだろうと思う。

月曜日の時点では冷静さを失っていたように見えた市場も、今日の午後あたりからは「戻るものは戻る」という感じで、押し目買い反発モードになってきたし、今夜のNY市場も今のところ比較的堅調。

今回の件が、大国・中国の死角として、また一つ暗い影を落とすことになったのは確かだし、そのことが知らず知らずのうちに依存度を深めていた日本の多くの産業に年初早々から強烈なダメージを与えたのも間違いないのだが、ウィルスなら最後は何とか退治できる、というのが人間がこれまで辿ってきた歴史でもある。

ただ、「天気」だけは、どうあがいてもコントロール不能だし、こういうことが続くと、「次に何が来るか分からない」という不安感もひしひしと忍び寄ってくるわけで。

週が始まってまだ2日しか経っていないところであれこれ言っても仕方ないのだけれど、今はとにかく平穏無事に。

ただそれだけを、願っている。

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