2020年4月のまとめ

3月から4月というのは、肌寒さと温かさが入り混じる季節で、しかも慌ただしく様々なことが起きる、という意味でも記憶に残ることが多い時期。

特に一昨年、昨年といろいろあっての今年だったから、1年前を振り返って「この季節が来たか・・・」と苦々しい思いが蘇っても不思議ではない状況だったのだが、今年に関してはあまりに「非日常」が加速しすぎていたこともあって、私的なことは何も考えずにやり過ごせた、というのが実際のところかもしれない。

あたふたしているように見えて、こと仕事という面では、いつになく集中できた1か月でもあった。

余計な飲み会に付き合わされることもなければ、煩わしい打合せのために時間を無駄にすることもない。もしかしたらこれが理想的なリズムなんじゃないか、というくらい、効率的に様々なことが進んでいく・・・。

あと懐具合に関していえば、この一カ月の間に、このたびお国から支給されることが決まったらしい金額をはるかに上回るコスト削減効果が発揮されており、それまでどれだけ飲み食いに余計な金を使っていたのか・・・ということをつくづく反省させられたりもした次第*1

「宣言」が延びる、といってもたかだか1か月。おそらく蝉がやかましく鳴き出す頃には、また暑い東京で何事もなかったかのように人が動き出し、ビル街の熱風にあてられながらため息をつく日々が戻ってきてしまう可能性も高いのだけれど、せめてもう少しの間は、「人々がこの絶妙な”距離感”を保てる今」を楽しんで過ごしていたいな、と思っているところである。

さて、ブログの今月のページビューは22,000超。昨年の4月に久しぶりに腰を据えて記事が書けるようになり、「3年ぶりの数字だ!」と喜んでいた状況からさらに15%くらい数字を伸ばして、5年ぶりの水準を回復。

セッションは14,000超、ユーザーも7,500くらい、ということで、今月はリピート率も高くて、本当にありがたい限りである。

そして、興味深かったのが、恒例のユーザーのアクセス元のデータ。

<ユーザー市区町村(4月)>
1.↑ 横浜市 868
2.↓ 大阪市 682
3.→ 港区 616
4.→ 新宿区 600
5.↓ 千代田区 521
6.↑ 世田谷区 267
7.↓ 名古屋市 241
8.圏外 江東区 202
9.↓ 渋谷区 187
10.↓ 中央区 184

これまで常に上位に来ていた「千代田区」が大きくポジションを下げ、変わって躍進した「横浜市」に「世田谷区」、「江東区」といった居住エリア、さらにランク外ではあるが「川崎市」、「さいたま市」といったところも浮上してきており、これまで丸の内、大手町あたりからアクセスしていた方々の拠点が大きく動いた、という状況がここからも見てとることができる。

<検索アナリティクス(4月分) 合計クリック数 2,269回>
1.→ 企業法務戦士 325
2.↑ 企業法務 ブログ 51
3.↑ 企業法務戦士の雑感 41
4.圏外株主総会緊急事態宣言 37
5.↓ 東京スタイル 高野 34
6.→ 企業法務 21
7.圏外企業法務 本 19
8.圏外矢井田瞳 椎名林檎 19
9.↓ 高野義雄 17
10.圏外取扱説明書 著作権 14

こちらの方はやはり株主総会絡みの検索が多かったのが今月の特徴、そしてTwitterでも以下のエントリーが最多インプレッション(4,614)を記録している。

k-houmu-sensi2005.hatenablog.com

この話題自体は、5月、6月も引き続きヒートアップする可能性は高いし、さらに、「コロナ・インパクト」の影響度の大小がくっきりと見えてきたところでその他の論点も徐々に顕在化していく可能性は高いのだけれど、その辺はおいおい、また気が向いたときにとりあげていくことにしたい。

もう少しの間だけ、この静かで慎ましやかな日々が続くことを願いつつ・・・。

*1:家庭内飲み会やリモート飲み会みたいなものはちょくちょくやっていたのだが、当然ながらコストは段違いに異なるし、それに気づいた賢い消費者は多いと思うので、仮に多くの人が給付を受けたとしても、そのお金が元流れていたところに再び流れ込むことは期待しない方が良いのではないか、と個人的には思うところである。

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