2020年6月のまとめ

一年の半分が終わった。

・・・といっても、その半分以上は事実上「緊急事態」の下で過ごしていたようなものだったから、何だかピンとこないところはあるのだが、それでも暦の上ではJUNEが終わり、カレンダーをめくればもうすっかり真夏のムード、というのが現実だったりする。

そして、どんな時でも何があっても”大概忙しい6月”のジンクスは今年も健在、ちょうどあちこちで動き出した様々な波にも乗っかる形になって、月末に「あっという間に終わってしまったなぁ・・・」という毎度の感慨が再び湧いてきたのも、まぁ世の中にとっては良いことなのだろう*1

そんなわけで、ブログの方も更新できたのは月の半分くらいの日数しかなかったのだが、旬のネタにタイムリーに飛びつけた(?)こともあってか、ページビューは”大バズーカ”エントリー*2があった昨年をも超える約31,000強、PVの数字で見ればピークだった8年前以来の水準を回復することができた。

セッションも21,000弱、ユーザー数は12,000強。

今年は、いろいろとご縁をいただいたこともあって、今月も定時株主総会絡みのエントリーがかなり多かったのだが、多くの会社で全てが終わった今週になって「拝見してました!」というお声かけをちらほらいただいていて本当にありがたい限りだし、ストレートに書き殴ったようなエントリーでも思いを共有していただける方がいらっしゃる、というのは、素直に嬉しかったりもする。

気付けばTwitterのフォロワーも3,000を超え、1年前の倍近くに達していたりもするから、のどかにやっていた頃を思うと、少々遠くまで来てしまったかな、と思うこともしばしば。でも、立場は変わっても変わらないものは変わらないのだ、ということで、長年の読者の皆様には、引き続きお付き合いいただければ幸いである。

<ユーザー別市区町村(6月)>
1.→ 横浜市 1865
2.→ 大阪市 1091
3.→ 港区 872
4.→ 新宿区 727
5.↑ 千代田区 621
6.↓ 世田谷区 593
7.→ 名古屋市 411
8.→ 中央区 295
9.→ 渋谷区 281
10.→ 江東区 256

さすがにSTAY HOMEから、会社なり、事務所なりに復帰された方が多いのか、今月は大阪市、港区、新宿区あたりの伸びが目立っており、それには及ばないながら千代田区もじわりと戻す、ただ、まだまだ住宅街からのアクセスも決して激減りしてはいない、という人口流動データと同じような動きになっているのが何とも興味深い限り。

そして検索アナリティクスは以下のとおり。

<検索アナリティクス(6月分) 合計クリック数 2,358回>
1.→ 企業法務戦士 201
2.↑ 企業法務戦士の雑感 62
3.↑ 取扱説明書 著作権 41
4.→ 法務部 弁護士 29
5.↑ 企業法務 23
6.↓ 東京スタイル 高野 20
7.↑ 矢井田瞳 椎名林檎 15
8.→ 高野義雄 14
9.↓ 企業法務 ブログ 12
10.圏外 弁護士バー 12

Twitter上のインプレッション数がもっとも大きかったのは、当然、というべきか、やはりこちらの記事(インプレッション数27,090)だった。

k-houmu-sensi2005.hatenablog.com

ハンコか電子署名か、それとも何もいらないか、という論争はこれからもしばらく続くだろうし、「オフィスに行けない」という制約がなくなってからが本当の勝負、というところもあるような気はする*3


・・・ということで、「COVID-19の春」は終わったが、季節が変わってもまだまだ「COVID-19の夏」は続く。

自分自身はライフスタイルにも仕事にもさして大きな変化はなく、時代に乗り遅れているのか、あるいは、少し先を行き過ぎていたのかよく分からない状況ではあるのだが、できることなら、新しい月は、以前にもまして減った移動と対面の打合せから解放されたことで手に入れた時間を生かし、時には本をじっくり一冊、二冊読めるような、そんな「生活様式」を定着させられることをひそかに願っている。

*1:自分にとっては、月の半分を海外のバカンス旅行に充てられた1年前の方が遥かに幸福感は高かったのだが、今そんなことを言っても仕方ない。仮にぽっかりスケジュールが空いたところで、海外はおろか、日本国内を迂闊に動き回ることさえままならない状況なのだから・・・。

*2:いわゆる”願いを叶える会社”のネタだった。

*3:これは「電子契約」というミクロな世界の話にとどまらず、リモートワークそれ自体がどこまで世の中に不可逆的に定着するか、ということともかかわる話だといえるだろう。様々な意見はあるだろうが、「望むと望まざると、決められたオフィスに平日毎日8時間以上もいなければならない」という時代からは解放されるべきだと思うし、どこかでそこに引き戻そうとする有形無形の力が働いているのだとしたら、それには全力で抗する、というのが、今この時代に「働く」という使命を託された者の使命だと思っている。自分がそれを好むかどうか以前に、いずれめぐってくる「次」の世代の人々の選択肢を増やすため、それは必要なことだと思うのである。

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