2020年8月のまとめ

気が付けば8月も終わり。そして一時どうなるかと思った暑さもここ数日で和らぎ始め、夏の終わりの気配すら漂ってきている。

一連の新型コロナ禍が始まってから、当たるも八卦、当たらぬも・・・という感じでいろいろ予想をしていたのだが、今月自分がもっとも豪快に外したな、と思ったのは、

猛暑日の真っ最中でも、マスク姿で街中を歩く人がほとんど減らなかった」

ということだろうか。

先月くらいから感染判明者数がかなり高止まりしていた、という背景事情があったとはいえ、くそ暑い中、それでも律儀にマスクをして街中を行きかう人々の姿(もちろん自分自身も含め)を眺めていると、いい意味でも悪い意味でも、これが日本人なんだなぁ・・・と思わずにはいられなかった。

とはいえ、人間というのは不思議なもので、何も変わっていないのに「季節」が変わっただけで忘れたり思い出したり、ということはよくある。

数か月前までは、「様々なイベントが中止になる」動きしか目にすることはなかったのだが、ことスポーツイベントに関しては、気が付けば国内も米国も欧州もすっかり元に戻りつつある印象で、ヨーロッパのフットボールなどは、CL決勝が終わったと思ったら各クラブの移籍のニュースで盛り上がり間髪置かずに各国の国内リーグが開幕・・・という、凝縮された展開に目を奪われるばかりだし、国内のプロ野球も怒涛のスケジュール消化を続けた結果、既に60試合を消化。

いつもなら上位チーム、下位チームといった大雑把な大勢は決し、ストーブリーグの話題もチラホラ出てきそうな時期なのに、そこでまだ「折り返し」というのが、いつになく新鮮に感じられるのも確かだが、連日報じられる試合結果のニュースなどを見ていると、今、「コロナ下」にいる、という感覚は全く失われ、蘇ってくるのは昨年までの「平時」の感覚。

政治の世界では月末に想像を超えたサプライズが起き、経済の世界でも”不況論者”をあざ笑うかのような景気の良い話があふれ出している中で、「秋」を迎えて人々がそれまでのような「未知の感染症を恐れる感覚」を持続できるのかどうか自分は全く怪しいと思っているし、加えてそうでなくても伝えることが多くなるこの時期に、大手メディアが「コロナ」の話題を毎日取り上げることをやめるだけで世の中の空気は一気に変わる

実際の感染者数、入院者数がどれだけいようが、9月も末に近づく頃には「コロナウイルス」というワード自体がニュースとしての価値を失うことになってしまっているような気もしていて、それが本当に良いことなのかどうかは分からないけど、多くの方々がここまで何かしらか我慢した分、今は「忘れる」ことも大事かもしれないね、と思っているところである*1


ということで、前振りが長くなってしまったが、今月のページビューは19,000弱。セッション12,000弱、ユーザー6,000強。

先月に続き、前年との比較で大きく数字を落としてしまったのが残念だが、それは世の中が本格的に動き出したこの2カ月の間、足を止めずに走り続けることができていたことの裏返しでもあるので、まぁそれはそれでよかったのかな、と自分を慰めているところである*2

以下、いつもの統計も。

<ユーザー別市区町村(8月)>
1.→ 横浜市 825
2.→ 大阪市 509
3.→ 港区 466
4.↑ 千代田区 443
5.↓ 新宿区 386
6.→ 世田谷区 262
7.→ 名古屋市 235
8.↑ 江東区 197
9.↓ 渋谷区 143
10.→ 中央区 131

全体的に数が減少気味なことを除けば、そんなに大きな変化はなかったのだが、この序列が来月以降どう動くかがで、この先のこの国のカタチも見えてくるような気がするところ*3

検索キーワードは↓のような感じで、なぜか「大ヤマト事件」が調べられていたようである。

<検索アナリティクス(8月分) 合計クリック数 1,746回>
1.→ 企業法務戦士 209
2.→ 企業法務戦士の雑感 63
3.→ 矢井田瞳 椎名林檎 22
4.↑ 取扱説明書 著作権 22
5.圏外 CRフィーバー 大ヤマト事件 19
6.圏外 大ヤマト 裁判 19
7.圏外 企業法務 ブログ 14
8.圏外 椎名林檎 矢井田瞳 13
9.↓ 金野正志 11
10.圏外 倉橋雄作 10

Twitterではインプレッション8,290の↓の記事がトップ。

k-houmu-sensi2005.hatenablog.com

まだ「説明」とか「要約」は出ていないようだけど、今後の展開を楽しみにしている。

そして、書籍ランキングは何といっても有斐閣。そして中村直人弁護士。

1 論究ジュリスト 2020年夏号(34号) (ジュリスト増刊)

論究ジュリスト 2020年夏号(34号) (ジュリスト増刊)

論究ジュリスト 2020年夏号(34号) (ジュリスト増刊)

  • 発売日: 2020/08/05
  • メディア: ムック
2 弁護士になった「その先」のこと。
弁護士になった「その先」のこと。

弁護士になった「その先」のこと。

3 訴訟の心得
訴訟の心得

訴訟の心得

「論究ジュリスト」に関しては、自分自身、このブログを開設して以来、ちょっと記憶にないくらいの猛烈な売れ行きだったし、中村先生の書籍も、最新の「その先」とセットで「訴訟の心得」のKindle版まで手に取られた方が多数いらっしゃる、ということは、貴重な動きとしてここでご紹介しておくことにしたい。



明日からは、正直もう何が出てくるか分からない9月に突入する。

サプライズが起きるのが総裁選なのか、それとも藤川球児選手の引退表明で虎の選手たちの闘志に火が付くセ・リーグのペナント争いなのか(これは願望)は分からないが、自分自身はこの8カ月の”望外”の数々に浮かれずに、地に足付けてやっていこう、と思う次第である。

*1:自分は、海外脱出できなかったことを除けば、買い物に行き、飲みに行き、そして遠くの国内旅行にまで行く、という自由な日々を謳歌してきたから、世の中で言われているほどの”不自由”はほとんど味わっておらず、それだけに「コロナ」との距離感を縮めるつもりもないのだが・・・。

*2:一昨年までに比べると、それでもまだまだ上回る水準、ということもあり。

*3:・・・と言うとあまりに大げさだが、ここ数か月、世の中の出社→在宅シフトを如実に表してきたランキングでもあるものだから・・・。

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