番狂わせは忘れた頃にやってくる。

世の中が「世紀の下剋上」に沸き立っている時に変にこねた解説をするのも興ざめだろう、ということで、この日のエントリーでは、

2024年の日本シリーズで、リーグではほぼ優勝争いに絡めず、CS始まった時点でこの舞台に立てるともほとんどの人が思っていなかった、ベイスターズが優勝してしまった。

という事実だけを書き残しておくのがよさそうだ。

個人的には、ペナントレースからCSまでずっと頼りにしていたDAZN様が、この6連戦だけは全く役に立たなかった、ということに少なからず不満はあるし*1、お世辞にも”采配に長けた”とは言い難い監督同士の対戦となってしまった*2ために、昨年までと比べるといささか大味な展開となってしまったことも否めない。

ただ、ベイスターズが前回日本シリーズに出場した(そして負けた)のを見ていろいろ書いたことが、7年の歳月を越えてようやく少し現実のものになったのかもな、と思うと、まぁいろいろと感慨深いところもあるわけで、1998年の出来事も含めて忘れかけていた記憶を喚起させてくれた、という点で、この横浜の球団にはちょっとだけ感謝をしているところである。
k-houmu-sensi2005.hatenablog.com

*1:これはDAZNに対してではなく、肝心なところでは昔ながらの地上波メディアに放映を委ねてしまう関係者に向けられた不満である。

*2:三浦監督の短期決戦での采配にはかねてから疑問の声も強かった(特に退任が決まった矢野監督に花を持たせてしまった22年のCSの最初のシリーズなどはブーイングされるほかない感じだった)し、小久保監督も代表チームを率いていた際の「実績」から短期決戦での監督としての能力には若干?マークがつく存在だった。

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