本命馬が順当に勝った、そこまでは良かったが・・・。

今年で第92回となる東京優駿、またの名を日本ダービー

皐月賞ではミュージアムマイルに足元を掬われる形になったものの、三冠シーズンが始まる前から今年の「大本命」と目されていたクロワデュノールが順当に1番人気の支持を集め、ミュージアムマイルに続いて皐月賞3着のマスカレードボールが3番人気、と、皐月賞上位馬が人気を集める分かりやすい構図。

歴史を振り返ってみれば、戦前に「3強」と称されたダービーで、その3頭がそのまま上位を独占する、ということはほとんどなくて*1、少なくとも1頭は崩れる、というのがよくあるパターンなのだが、今年に関しては、皐月賞の上位3頭のレベルがちょっと抜けてるんじゃないかな、と思ったのが正直なところで、父馬の実績と、モレイラ→レーンという騎手交替が割引材料だったミュージアムマイルの評価は若干下げたものの、最後はこの3頭で、という予想を本線にしていたのだが・・・。


クロワデュノールに関しては、下馬評通り先行してきっちり押し切る、という堂々の横綱相撲。あれこれ言われても北村友一騎手を乗せ続けた陣営の思いも報われる形になった。

続く2着は、皐月賞同様、33秒台のすさまじい末脚で追い込んだマスカレードボール。

個人的には、キングカメハメハドゥラメンテと続いたダービーウィナーの系譜を、このレースに出ていたドゥラメンテ産駒4頭のどれか一頭にでも叶えてもらいたかったところだが、そのうちの一頭、ホウオウアートマンが作り出した、先行勢には心地よすぎるペースが、最後の直線で”あと一歩届かない”という悔しい結果をマスカレードボールにもたらすことになってしまったのは皮肉というほかない。

そして、そんな流れの中、さらなる”巻き添え”を食らってしまったのはミュージアムマイル。

最後は、道中さらに後ろにいたエリキングにすら差されてしまっているので、ペース以前の「距離の壁」を気にすべきだったのかもしれないが、追い込み勢にはとにかく厳しいレースだったのは間違いなく、逆に、このレースとの相性は決して良くない京都新聞杯組だったショウヘイが、先行して粘ったまま、父・サートゥルナーリアを上回る3着に飛び込む、というサプライズも生むことになった。

結果、本命・対抗できれいに1,2着、となっているのに、馬券トータルで見ればあまり嬉しくない、という落ち着きに。

おそらく秋になれば、それぞれの距離適性に合わせてローテーションが分岐していくことになるだろうし、そこでまた新たな評価がそこで生まれる、ということも十分あるとは思っているが、その前に今日のこの日を読み切れなかった不覚を反省しつつ、過ぎていったクラシックロードの振り返りがどこかでできたらなぁ・・・と思っているところである。

*1:直近でも2016年まで遡らないとこのパターンの決着は出てこない。

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