この企画が出てくると、今年ももう終わるなぁ・・・と思ってしまうのが、日本経済新聞の「企業法務税務・弁護士調査」である。
今年は例年より若干タイミングが早く、12月1週目の週末くらいから電子版での記事掲載が始まり、2025年12月8日付の日経法税務面(15面)には早々と今回の調査結果に関する総括記事が出た。
おそらくはこの後も、単発的に関連した特集記事が掲載されることはあるだろうが、ここは一応一段落した、と判断してこのエントリーでも取り上げてみる。
<企業法務全般(会社法)>
1.太田洋(西村あさひ)34票
2.石綿学(森・濱田松本)16票
2.塚本英巨(アンダーソン・毛利・友常)13票
4.倉橋雄作(倉橋)15票
5.澤口実(森・濱田松本)13票
6.柳田一宏(柳田国際)11票
7.黒田裕(森・濱田松本)10票
8.武井一浩(西村あさひ)8票
8.金子圭子(アンダーソン・毛利・友常)8票
8.三浦亮太(三浦)8票
8.鈴木良和(シティユーワ)8票
このランキング、上位の動きに大きな変化はないのだが、エポックメイキングな事柄を挙げるとすれば、長年、このランキングで上位の座を守り続けられてきた中村直人弁護士が、遂にベスト10圏外に去った、ということだろうか*1。
時代が移り変われば、主役を張る人の”顔ぶれ”が変わってくるのは当然だし、その理に逆らってまでいにしえの秩序が守られるべき、とはさすがに言わないまでも、依然として拭えない違和感がそこにはある。
相も変わらずのカテゴリー立て(「企業法務全般(会社法)」以外のカテゴリーについてはなおさら)の是非も含めて、突っ込みを入れ始めたら止まらないのがこの企画だし、それでもかれこれ20年以上、ずっと連続した企画として続けていただいていることへの最大限の敬意を表した上で、改めて「弁護士の評価」のあるべき姿について思いを馳せられれば、と思っているところである。
*1:それでも企業票だけでランクインボーダーの7票は既に入っているし、弁護士票と合わせると4位にまで浮上するあたりはさすがの一言に尽きるのだが。