相澤英孝 の検索結果:

2020年9月のまとめ

…林檎 22 4.圏外相澤英孝 訃報 16 5.↓ 取扱説明書 著作権 15 6.↑ 倉橋雄作 10 7.圏外 CRフィーバー 大ヤマト事件 19 8.圏外東京永和法律事務所 13 9.圏外 大ヤマト裁判 12 10.圏外 試験直前 勉強しない 11 こちらも通常の傾向と比べて、大きな違いはないのだが、今となっては懐かしい「直前に勉強しないのすゝめ」*2が浮上してきた、というのは、ちょっと嬉しかったりする。Twitter では、今月終盤のアクセス急増の一因となった↓の記事のツイ…

「プロパテント」を唱え続けた先生の訃報に接して

…このブログの中で、「相澤英孝」というキーワードで検索すると、実に多くの記事が出てくる。 相澤英孝 の検索結果 - 企業法務戦士の雑感法律雑誌はもちろんのこと、一般の新聞からテレビの情報番組に至るまで、相澤先生の情報発信力は抜群だった。 そして、2017年の年末に日経紙の「経済教室」に掲載された記事に象徴されるように*1、そこで主張されている論調も、「プロパテント」方向の言説という点で、常に一貫していたように思う。自分は、理屈とか政策以前に、開発現場のど真ん中で「生身の知財」の…

決して踊らすことなかれ〜日本の特許戦略が向かうべき道

…度おなじみの一橋大・相澤英孝教授の論稿が『経済教室』に掲載された。 「次世代の日本の特許戦略 「抑制」から「重視」へ転換を 新興国に保護充実を促せ」 という見出しからも分かる通り、ここはいつもながらのプロパテント押し。 「日本は20世紀末に経済危機に見舞われたが、そこでは米国の経験が生かされることはなく、21世紀の初めになってやっと特許制度の役割を積極的に位置付ける知的財産戦略大綱が策定された。しかしながら象徴的な改正がなされたものの、その後の10年で改革の理念はどこかへ行っ…

特許権の制限は国益に反するのか?

…うタイトルが付された相澤英孝・一橋大学教授のこの論稿は、TPPの合意内容を簡潔に紹介するとともに、合わせて特許権の行使をめぐる国際的状況をコンパクトに俯瞰する、という点で、一般読者向けのものとしては、非常に分かりやすいものだと思うのであるが、若干気になるところもある。特に、わが国の状況に関し、 (TPPの実施のための国内法の)「整備にあたっては、知的財産の保護水準がTPPの最低基準を満たすだけでは十分ではない。権利者を十分に保護していない日本の民法の原則から踏み出し、特許侵害…

特許法「新・35条」をめぐる評価の食い違いをどう見るか。〜 L&T誌の座談会より

…みの岩倉正和弁護士、相澤英孝教授のほか、産業界を代表して産業構造審議会小委の議論にも参加されていた萩原恒昭氏、そして、特許法の分野には非常に精通されている松葉栄治弁護士、という構成になっており、萩原氏はもちろんのこと、他の参加メンバーも、基本的には現行の35条改正論にシンパシーを抱かれているように見受けられる方々だけに、自分は、「改正法に賛成」というムード一色になるかなぁ・・・と思いながら読み始めた*2ところが、意外なことに、誌上では「改正法の評価」をめぐって、大きく意見が分…

「ハイスコアガール」をめぐる刑事手続に投げかけられた憂慮の声

…田村善之北大教授や、相澤英孝一橋大教授など、錚々たる研究者の方々が名を連ね、さらに三村量一弁護士や、福井健策弁護士、野口祐子弁護士、と著名な実務家のお名前も目に付く2枚目(賛同者氏名)だけでインパクトとしては十分なのだが、内容的にも、かなり思い切ったところにまで踏み込んでいて、今後、議論を呼ぶのは間違いないだろう。 「本件のように著作権侵害の成否が明らかではない事案について、刑事手続が進められることに反対する。」 と、さらっと書かれた結論部分からして、「刑事手続を進めるな」と…

新しい権利制限規定は著作権法の未来を変えるのか?

…岩倉正和=横山久芳=相澤英孝[司会]「座談会・改正著作権法と著作権法の課題」L&T57号1頁(2012年)。 *4:そして、さらに続いて(あの)松田弁護士ですら「こんなことを審議していたのかと思うくらい小さなフェアユースになってしまいました」(2頁)とコメントし、岩倉弁護士、横山教授が畳み掛けてとどめを刺す(笑)という、法律雑誌の座談会企画としては異例の過激な展開になっている。 *5:小泉直樹[司会]=池村聡=高杉健二「鼎談・平成24年著作権法改正と今後の展望」ジュリスト14…

「患者」は「需要者」か?

…を肯定する考え方」(相澤英孝=大渕哲也=小泉直樹=田村善之編『知的財産法の理論と現代的課題』井上由里子「「購買後の混同(post-purchase confusion)」と不正競争防止法上の混同概念」417頁)と紹介されている。他にもこの論点に触れたものとして、飯村敏明編『不正競争防止法をめぐる実務的課題と理論』(青林書院、2005年)60-65頁などがあるが、本件のような事例は、通常議論の対象となっている「購買後の混同」事例とは若干趣きを異にする。 *17:前掲・425頁。…

『知的財産法の理論と現代的課題』(第2回)

…価」の基本的考え方」相澤英孝ほか編『知的財産法の理論と現代的課題』(2005年、弘文堂)68頁。 *2:君嶋祐子「職務発明の対価の算定にあたって考慮すべき使用者等の利益」同91頁。 *3:「職務発明に関する権利の配分と帰属」同109頁。 *4:「特許法35条の解釈に関する周縁的論点」同126頁。 *5:横山久芳「職務発明制度の行方」ジュリスト1248号36頁(2003年) *6:前掲・横山90頁。 *7:この背景には、ジュリスト論文時の「裁判所が認定した「対価」の額は従業者の…

『知的財産法の理論と現代的課題』(第1回)

…上げる予定。 *1:相澤英孝=大渕哲也=小泉直樹=田村善之編『知的財産法の理論と現代的課題』大渕哲也「特許法等の解釈論・立法における転機」(弘文堂、2005年)2頁以下 *2:最大判昭和51年3月10日、知財分野における唯一の最高裁大法廷判決ゆえ、「大法廷判決」と呼ばれる。 *3:同じ姿勢は、それと前後して出されているジュリストの論文等でも貫かれている。 *4:大渕教授は、長年の裁判官としてのキャリアを経て学界に入られた方である。 *5:前掲・大渕28−32頁。 *6:最判平…

『知的財産法の理論と現代的課題』

…暦記念論文集作者: 相澤英孝,小泉直樹,大渕哲也,田村善之出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 2005/12/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (9件) を見る これまで記念論文集といえば、 書庫に収められている、箱もカバーもない味気ないものしか 見たことがなかったのだが、 新品を買うと、さすがに立派な装丁になってるんだな・・・、 と妙なところで感心。 かつて、弘文堂の箱入り法律書の定番だった*1 セラフィン紙カバー付きの本自体、今では珍しい。 と…

Annual Report

…いか等は、読む側で精査する必要があるだろうが・・・。 *4:渋谷達紀「知的財産法判例の動き」別冊NBL108号3頁脚注参照。なお、渋谷教授によれば、本稿はジュリストに以前同教授が連載していた『重要判例解説』の“続編”ということであるが(現在ジュリストの同稿は、相澤英孝教授が担当されている)、2005年の『Annual Report』と位置付けるのであれば、ある程度時間を置いて出すことが前提の『重要判例解説』とは異なるコンセプトでまとめていただいても良かったのではないかと思う。

中山信弘先生還暦論文集

…生還暦記念論文集』 相澤英孝・大渕哲也・小泉直樹・田村善之=編 A5判上製 700頁 予価:9500円(税475円) 近刊 2005年12月上旬刊行予定 紹介サイト (http://www.koubundou.co.jp/books/pages/kbn2254.html) 知的財産法の理論と現代的課題―中山信弘先生還暦記念論文集作者: 相澤英孝,小泉直樹,大渕哲也,田村善之出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 2005/12/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含…

 Law&Technology 2005年10月号(No.29)

…はとてもいえないのである。 岩倉先生は、TBSの第三者評価委員会に絡んでいたり、 いろいろと商事事件を取り扱うことも多い方だったと思う。 だから、商法・会社法的発想とパラレルに考えて、 上記のような発言につながったのかもしれないが、 いずれにせよ、この発言には、 現在の知財法改正のあり方について、 一石を投じうるだけの意味はありそうである。 *1:以上、中村嘉秀=田中信義=岩倉正和=相澤英孝=井上由里子「座談会・知的財産政策の将来」L&T29号13頁〔岩倉発言〕(2005年)

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