国民栄誉Show!

優勝直後の異常な盛り上がりぶりからして、もしかしたら・・・と思ったが、やっぱり、というべきか、案の定、というべきか、サッカーの女子日本代表チームに「国民栄誉賞」が贈られる、という話に相成った。

確かに、女子とはいえ、サッカーは世界のスポーツ。
全ての大陸にナショナルチームがあり、厳しい各大陸の予選を勝ち上がったチームのみが参加できる、という構造は男子のそれと変わりはないし、欧州、北中米、南米とそれぞれ独自の歴史と伝統を持つ各大陸のチームがしのぎを削っている、というところも同じだ。

そこで日本のチームが勝ち切って頂点に立った、ということには、WBCの日本代表やソフトボールの女子代表チームの“金メダル”とはまた異質の価値があるわけで、過去の受賞者と比べても、受賞対象となった功績の価値が、決して見劣りするとは思えない*1

だが・・・

*1:高橋尚子選手以前の受賞者は、専ら“実績の積み重ね”が評価されての受賞だったから、それを基準としてしまうと違和感があるかもしれないが、今回の“なでしこジャパン”一瞬の輝きの大きさで言えば、先人を遥かに凌駕する功績を残している、といえると思う。

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