スポーツ

秋になっても止まらない競馬の季節。

先週、夏競馬が終わり、今週からは中山と変則開催の中京の東西2場開催。いよいよGⅠに向けたトライアルレースも次々と組まれていく、「秋競馬」の幕開けである。例年なら、夏の間に太陽を浴びてパンパンに整った東西の馬場で、好時計連発、というスタートにな…

輝きだした「白」の系譜。

しばらく続いていた夏競馬もいよいよ最終週、そして世の中の流れも大きく変わる中、様々な「異変」も起きた。まず土曜日の売上がわずか0.9%とはいえ、前年を下回る結果に。夏に入る前まではボリュームが大きいGⅠ、重賞が前年を割り込んだことで日曜日がマイ…

たった2日間、されど2日間。

あっという間に8月も終わりに近づき、夏競馬も終幕を迎えつつある。そして今週あたりから、3歳馬にとっては文字通り生き残りを懸けた「最後の未勝利戦」に、そしてまだ先のある2歳馬は、来年のクラシックを占う締めの重賞に突入していく。3歳馬にとってはこ…

あっという間に過ぎていく夏を惜しむように。

基本的に、自分は、「夏は暑くなればなるほど嬉しい」というタイプの人間である。なのに、今年は長引いた梅雨のせいで、夏らしい陽射しを感じるタイミングはずいぶん遅くなってしまい、8月も半ばくらいになってようやく蝉の声を聞き始めるような状況だった。…

まだまだ、本領はこれから。

ここ数年異常なまでの制球難で、まともに投げられない状況が続いていた末に、今年は開幕前から、不本意な形で注目を浴びることになってしまったタイガースの背番号19、藤浪晋太郎投手。シーズンが始まってからは、7月末にようやく一軍に合流して先発で好投。…

それでも明日に向かって馬は走る。

金曜日に飛び込んできた悲しいニュース。栗東・村山明調教師の厩舎で起きた火災事故で、同厩舎所属のサラブレッド4頭が死亡、さらに翌日気管熱傷のため1頭が亡くなり、計5頭の尊い命が失われることになってしまった。村山師は、騎手引退後まもなくして調教師…

「23」の先にあるもの。

相変わらず週末の売上は留まるところを知らず、ここにきて対前年比∔50%前後の数字を開催日ごとにたたき出している中央競馬。それでいて、世の中の変化には機敏に対応し、決して情に流されることなく、「地元限定、僅か600人」という観客入場プランすらここ…

「一敗の輝き」がないからこその未来。

春に続いて「夏」も早々と全国大会が消滅してしまった高校野球。現実には、多くの高校球児にとっての高校野球は、「甲子園」ではなく地方予選までだったりもするから、今、全国で無事”独自大会”が行われているのを見ると、最悪の事態を回避できただけまだよ…

明日への逸走。

長い連休が明けて、さぁ気持ちを切り替えよう・・・と思っても、相変わらず東京の空はどんより。 常に湿気を帯びた路面を歩くたび、頭の中を流れる「天気の子」のサントラ。景気づけに再開されたはずのスポーツの世界ですら、この週末は感染者が出たJ1クラ…

荒れてこそ、夏競馬。

夏競馬=荒れる、というのは、自分に競馬心が付いてからずっと変わらない定番メタファー。今年もそれは変わらずで、毎週特別レースの1戦目、2戦目くらいまでは「まずまず」でも、肝心のメインで痛い目に合うケースは多かった。ただ、残念なことに、自分はそ…

「空白」を生かす知恵。

ここ数年、油断していると世の中で起きていることと無関係に時が流れて行ってしまうような生活を続けていたこともあり、年初めに、新聞等に載ったざっくりとした「今年の出来事」を手帳のスケジュール欄に書き込む、というルーティンを繰り返していた。で、…

まだまだ「無人」でいいじゃないか、と思う週末。

世の中は、もはや分裂してしまったのではないか、と思うくらい奇妙な日常が続いていて、全国の感染者数の数字だけ見れば、今や4月の「緊急事態宣言」発出日の数字さえ超えてしまっているのに、お上からは行動抑制を促すどころか、「まだまだこれから、どんど…

復活の時は、突然に訪れる。

このタイトル、もちろん都知事選とは何も関係なく*1、今日の阪神メイン、冠名のテレビ局の名前を見れば分かる通り、いつもの年なら中京で行われていたはずのCBC賞(GⅢ)で起きた、ちょっとした物語を取り上げたくて付けたものである。CBC賞といえば、かつて…

もっとも成功した「DX」事例と、それでも戻ってきてほしい「リアル」

「無観客」に突入して以降のJRAの健闘ぶりを見て、 「これこそが真のデジタルトランスフォーメーションだ、皆の衆、見習え!」 という趣旨のことを書いたのは、ちょうど2週間くらい前のことだったか*1。そして、5月の2週目くらいからずっと続いてきた「売上…

そのクビ差がまた一回り彼女を強くする。

気が付けば始まってもう4カ月目に突入している「無観客」競馬。ここ数か月のうちに、世の中には「withコロナ」だの「afterコロナ」だのと謳った”俄かDX商法”が蔓延しているが、サービスの中身を見たら何もトランスフォームしていないありきたりな広告商材だ…

再びの「競馬に絶対はない」

前夜に激しく降った雨が上がり、空だけ見ればカラッとした夏空の下で行われた今年の安田記念。だが、水を含んで湿った馬場が、競走馬たちの脚元を微妙に狂わせたのか、今日の東京コースの予想の難易度は、前の開催に輪をかけて高まっていた。新馬戦では藤田…

「2強」が「1強」になった日。

5月最後の日に行われた第87回東京優駿。10万人を超える大観衆の前で爽やかに歌い切った昨年の木村カエラの国家独唱も個人的には好きだったのが、無人のスタンドへの一礼から始まり、静まり返った空間から圧倒的な声量で全国に歌声を届けた今年の平原綾香は、…

「63年ぶりの無敗二冠牝馬」を敵に回さなかった幸運。

ずっと「無観客」が続いている中央競馬も、いよいよ春のGⅠクライマックスで、今週はオークス。「異例」と言われ続けていた今の状況も、多くのファンにはすっかり馴染んだ上に、売上も「健闘している」という域を超え、先週は遂に土曜日だけでなく日曜日の売…

走った、勝った、強すぎた。

タイトルからしてあまりにもベタで、仕事の前の日曜日の夜にやっつけで書いてるだろう、という突っ込みを受けそうだが(そしてそれも否定するものではないが)、正直、映像を眺め終わった後に、この標題の3つ以外に思い浮かぶフレーズもなかった、というの…

どれだけ手綱を取る者が変わっても。

「無観客」のまま、いよいよ本格的な春のGⅠシーズンがフィナーレに向けてのラストスパートに入った。ここ数週間くらいは、中央のレースであまりに結果が出ないために、12レースまで終わった後に(あるいは翌日に)地方競馬にまで手を出す、という愚挙を冒し…

令和初の「春天」、薄氷の連覇の価値はいずこに?

最初の頃は、”当座しのぎ”という感が否めなかった無観客競馬もはや2か月。「競馬場にもWINSにもお客さんがいない割には健闘してるね」といったトーンで報じられていた馬券の売上も「STAY HOME」の長期化とともにじわじわと伸びていき、4月に入ると、土曜日の…

荒れた空気の中の人生交差点。

祈りはまだ通じているのか、舞台を中山から東京へ、阪神から京都へと移し、今週も中央競馬の開催は継続された。同じ「無観客」仲間(?)、大相撲の世界でも既に感染事例が判明し、夏場所の開催が危ぶまれている状況になってしまっているのだが、競馬の世界…

歴史に残る名勝負の幕開け

毎週ハラハラさせられながらも、土曜日、ラジオを付けていつも通りの実況が流れてくるとホッとする。ここのところずっと、そんな週末を繰り返している。何といっても今週末の最大のトピックは、オーストラリアからダミアン・レーン騎手が再来日して騎乗を開…

節目の「1000号」と「1001号」が蘇らせてくれた記憶。

ここのところ週末までそれなりに仕事を入れていたこともあって、なかなか落ち着いて読む気分にもなれていなかったのだが、ようやく目を通すことができたNumber誌の節目の記念号。Number(ナンバー)1000「創刊1000号記念特集 ナンバー1の条件。」 (Sports Grap…

緊急事態宣言下の桜。

世の中は「緊急事態宣言」が出た。そして、これまで淡々と「無観客」のミッションをこなしてきた運営団体の中でも感染者は日に日に増え、遂には厩舎関係者の感染疑いまで浮上するに至った。だから自分はあきらめていた。今週末はもう無理だろう、と。だが、…

ここまで続いているドラマが、最後まで途切れないように。

恐れていた「関係者の感染」が遂に現実のものとなってしまった今週の競馬界。週末の開催自体は予定どおり行われたが、前の週で当該職員と同じ部屋(阪神競馬場の調整ルーム)にいた藤懸貴志、川須栄彦、岩崎翼の3騎手は不運にも乗り替わりの憂き目に。さすが…

今日のCOVID-19あれこれ~2020年3月24日版

昨日「4週間以内に」という報道に接した時は、「何を悠長なことを・・・!」という思いが頭をよぎったのだが、いざ動き出したら一晩で決着。実に早かった。 「安倍晋三首相は24日夜、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話で協議し、夏の東京五輪…

今日のCOVID-19あれこれ~2020年3月23日版

ドバイWCデー中止の報に呆然となってから半日も経たないうちに、今度はいよいよ「オリンピック延期」に向けた動きが本格化し始めた。 「国際オリンピック委員会(IOC)は22日夜(日本時間23日未明)、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年東京五輪の…

果たして「本番」はめぐって来るのだろうか?

淡々と無観客で続いている中央競馬は、3連休の3日連続開催の日程も無事消化することができた。個人(の馬券)的には、今の開催に突入してから高い回収率をキープしていた阪神競馬場との相性が今週はさっぱりで、日曜日のメイン・阪神大賞典でも、狙っていた…

そして穏やかに時は過ぎ、馬は走る。

この週末も、朝起きて、Alexaにラジオを付けてもらい、いつもと変わらない実況の音声が流れてきたのを聞いてほっとする。そんな2日間だった。世界中が”戦闘モード”に突入してしまったような雰囲気になっても、中山、阪神、中京では、何も変わらずに12レース…

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