2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2017年10月のまとめ

日一日、めまぐるしい平日に追いかけられ、週末に襲ってくる台風をやり過ごすうちに、あっという間に今年も残り2カ月、というところまで来てしまった。総選挙もあったはずなのに世の中は何もなかったかのように淡々と動き、ペナントレースで圧倒的な強さを誇…

“超不良馬場”が引き出した真の力。

先週に続いて日本列島に台風が接近し、芝コース、というよりは、「全面水壕障害」といった感のある状況の中で行われた天皇賞・秋。週末、雨が降り続くとわかった時から、過去の重・不良馬場で実績のある馬(例えばネオリアリズムとかディサイファとか)が強…

「コンプライアンス」の価値観を見直す時。

神戸製鋼の品質問題の影に隠れがちだった自動車メーカーの「完成検査」問題だが、予想どおり日産に続く第2弾としてSUBARUの話が出てきて、またしても「大規模リコール」ということに相成った。もっとも、こちらの方は、一見「品質」問題のようだけど実質的な…

そしてまた、盛り上がらなかった国民審査。

公示日直前くらいまでは、「久々に盛り上がるかな」という期待を一瞬抱かせてくれていた衆院選も、結果的には元最大野党だった議員さんたちが大量に「ただの人」になる、という結果を招いただけだった。今回の敗因として、「排除します」発言がやたらクロー…

奇跡、というよりは必然。

衆院選の投票日に台風の接近が重なって、大荒れ模様だった日曜日。 前日から降り続いた雨は、芝生に水をたっぷりと含ませ、単なる「不良」馬場を超えて各馬の前に立ちふさがる。1000万下条件の芝1800mの勝ちタイムが1分52秒1、準オープンの芝1200が1分12秒…

藤田騎手がこじ開けた「20年」の扉。

昨年、JRA16年ぶりの女性騎手としてデビューしてから注目を浴び続けている藤田菜七子騎手が、遂に記録の上でも、歴史の扉をこじ開けた。 「21日、藤田菜七子騎手(20)が新潟競馬11R飛翼特別で10番人気ベルモントラハイナ(牝6・和田)に騎乗し1着となり、…

最高裁判所裁判官・国民審査対象各裁判官の個別意見について(2017年版)

2012年、2014年と、ここ2回ほど、総選挙のタイミングで行われる最高裁裁判官の国民審査の前に、対象となる各裁判官の個別意見をご紹介する、という企画をやってきた。最近は、ブログで判例を取りあげる機会もほとんどないし、記事を書く以前にそもそも判決を…

あっけない下剋上。

雨上がった甲子園で行われたクライマックスシリーズ第1ステージの第3戦。 7投手の継投に、代打で5選手を送り出す総力戦もむなしく、タイガースが連敗でDeNAに屈する、という下剋上が起きてしまった。数日前、メッセンジャー投手の力投に、福留選手が千両役者…

またしても、ルメールマジック。

故障馬が相次いだ昨シーズンとはうって変わって、春の有力馬がそのままそろい踏みする形となった今年の秋華賞。 そして、予想をややこしくしたのが、オークス馬・ソウルスターリングが天皇賞・秋に向かった一方で、皐月賞に挑戦したファンディーナや、春はマ…

「高品質」神話の果てに。

連休中日に公表する、という王道の広報戦略で、ハレーションをできるだけ小さくしようとした努力もむなしく、燎原の炎のように燃え広がる一途になってしまっている神戸製鋼所の「品質データ改ざん」問題。これまでの断片的なプレス発表や報道だけでは、全容…

「風」に振り回された時代の終わり。

公示までの1週間くらいは、「風」が吹き荒れる予感がしていた今回の衆院選だが、今朝の朝刊では「与党、300議席に迫る勢い」と、あらら・・・な感じの見出しが躍っている。大義なき解散に、大義なき新党。特に後者は、「踏み絵」で旗印を明確にしようとした…

今こそ真の「保守」を!(笑)

この3連休は、最近では珍しく、どこに行くでもなく会社に足を運ぶことすらなく、ほぼひきこもり状態で時を過ごした。 家にいる、と言っても、仕事と関係ないことのために使える時間は限られているから、結局は、“やりたいことできないフラストレーション”*1…

再び開かれた歴史の扉。

昨年秋のシーズン途中で、宮台投手が故障に見舞われてからは、もうしばらく「勝利」の報を聞くこともないだろう、と思っていた東大野球部だが、この秋シーズンは、春シーズンが信じられないような快進撃を見せている。春シーズン優勝争いに絡んだ慶応大学相…

ユアタイム・ロス症候群

夜、家に帰っていつもの時間にテレビを付けたら画面には椿原慶子アナウンサー。 自分は別にこの人が嫌いではないし、週末の深夜番組で「お姉さん」やってた時代から見てるからむしろ好きだ(笑)。だが、やっぱり、疲れて帰ったこの時間帯に、市川紗椰さんの…

シャンティでの残酷な結末。

昨年に続き、シャンティでのイレギュラーな開催となった第96回凱旋門賞。日本からは池江厩舎&里見治オーナーのコンビで、サトノダイヤモンド、サトノノブレスの2頭が出走したが、全く見せ場なく15着、16着。完膚なきまでの敗北を喫した。いくら自国馬贔屓の…

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