2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2012年8月のまとめ

暑さでクタクタになりながら、ようやく過ぎていった8月。ブログの方は、ほとんど法律の話題らしい話題に触れないまま、日を消化することになってしまったが、「まともな記事を書く暇もないまま忙しかった」というよりは、「いつものような記事を書く気分にな…

これが次元を超えた強さ。

先日のエントリーで触れた松井投手はじめ、今年の甲子園にはいろいろと“怪物”がいるらしい・・・と聞いて、もしかしたら凄い試合になるかも・・・と、本能的に録画した全国高校野球決勝戦。こういう期待は、概して裏切られるものだが、どっこい。 今年に関し…

超えられない偉大な記録。

いつもなら、決勝戦の結果を耳にして「まだやってたの・・・?」という感覚に襲われることも稀ではなかった夏の高校野球だが、今年は、初戦で「22奪三振」という、とんでもない快投を演じてのけた2年生左腕(松井裕樹投手)が現れたがゆえに、いつもとは違っ…

夏のフラストレーション。

この時期の定番として、どうせ時間に余裕あるだろうからあれもこれも・・・と予定を入れて、結局、(本当はもっとのんびりできるはずなのに)いつも以上にアップアップになってしまう、というのがあって、今年もこんな感じだ*1。いつもの年と違うのは、今年…

“群れない美徳”を忘れるなかれ。

最近、いろいろと変な動きを目にして気になってはいたのだが、やっぱり・・・と言いたくなるような、(OBとしては)衝撃的な記事が日経紙に掲載された*1。見出しは、 「結束強める東大卒」 まぁ、個人的には、(笑)を10個くらい付けてもいいですか・・・っ…

「計測不能」がなくなる日。

競馬の予想に必須、とまでは言えないが、ないと何となく落ち着かないのが、「調教タイム」という代物。走らせるコースや騎乗者によって、全然タイムは変わってくるし、調教でしか走らない馬だとか、調教タイムは平凡だけど本番になると見違えるような走りを…

“異端児”が引き起こす債権法改正の混迷。

法制審議会での2巡目の審議が山を越えつつあり、いよいよ具体的な案の提示が目前に迫ってきた民法(債権法)改正。そんな中、日経紙の法務インサイドで、最近のホットな話題をネタに、「約款の免責」ひいては約款組入要件の導入の可否に言及する特集記事が…

宴が終わる寂しさ。

今年の夏を華やかな彩で飾ったロンドン五輪も、とうとう終わりを迎えることになってしまった。逃げ場のない現実の仕事からの逃避も兼ねて(苦笑)、連日五輪関係のエントリーを上げ続けてきた当ブログも、これが最終日、ということで、本来なら、「明暗」の…

メダルを賭けて隣国と戦ったことの意味。

11日の早朝から、夕方にかけて、人気球技の3位決定戦が相次いで行われた。一つは男子サッカー。そして、もうひとつは、女子バレーボール。いずれの競技も、自分が五輪開幕前に密かなサプライズを期待していた種目で、それゆえ、ギリギリのところでメダルを取…

最後の最後で見せた世界女王の真骨頂。

2011年W杯決勝の再戦となった、ロンドン五輪女子サッカーの決勝戦。 メディアがどんなに煽っても、今年に入ってからの戦いぶりや、グループリーグからトーナメントに入ってからの“なでしこ”JAPANの戦いぶりを見る限り、勝ち負けはともかく、大して面白い試合…

あっという間の大逆転。

今年の2月に地裁判決が出た時に、「意外な判決だなぁ・・・」とコメントした*1のが記憶に新しい、「グリー対DeNA/釣りゲーム著作権侵害事件」だが、自分が第一審判決への細かいコメントをブログに載せる機会を逸し続けている間に、あっという間に控訴審の判…

それでも勝ったなでしこと、切なく散ったサムライのコントラスト。

2日連続で日本時間深夜、テレビ画面の向こう側で熱い火花を散らしていた男女サッカーの準決勝。同じ国のチームとは思えないくらい、女子代表と男子U-23代表は対照的な試合をしたが、90分戦って示された結果も、実に対照的なもの、それも試合内容とは反比例す…

夏休みに読むといいかもしれない本(その3)

以前、川井信之弁護士のブログ*1で、紹介されたのを拝見して以来、気になっていた一冊を読んでみた。オリンパスの闇と闘い続けて作者: 浜田正晴出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/04/18メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 5回この商品を含むブロ…

「審判の正義を自ら勝ち取る」という発想。

昨日の夜から今日の未明にかけて、フェンシングが熱かった。特に、準決勝のドイツ戦での一進一退の攻防、そして残り10秒を切ってから、太田雄貴選手が怒涛の攻撃で2点差を一気に追いついたシーンは、今回の五輪で一、二を争う名場面になるだろう。で、どんな…

ロンドンで浮き彫りになった明暗(前編)

ロンドンでの五輪も、あっという間に前半戦が終わり、既に競技団体ごとの明暗が鮮明に分かれつつある。全体としてみれば、期待の球技系は軒並み予想以上の戦績を挙げているし、これまでそそくさと大会を後にせざるを得なかったような競技(アーチェリーとか…

今こそ先入観を捨てる時。

金曜日の深夜から土曜日の夜にかけて、相次いで女子/男子の準々決勝が行われた五輪のサッカー。いずれも、日本代表がスコア的には快勝し、念願のメダルに向けて大きなチャンスを手繰り寄せたのだが、内容的には、かなり対照的だったように思う。前評判の高…

夏休みに読むといいかもしれない本(その2)

近年、いろいろと“常識”が覆されつつある日本の司法界に、更なるインパクトを与えた、東電社員殺人事件をめぐる再審開始決定。既に、マイナリ被告人の身柄拘束は解かれているし、東京高検も特別抗告を断念した、ということで、おそらくこのまま再審で無罪判…

人間の証明。

おそらく、今回の五輪で、一、二を争う“バッド・サプライズ”に位置づけられるであろう、男子体操の団体戦での内村航平選手の大乱調。前回の五輪以降、世界選手権の個人総合では3連覇中。 昨年の世界選手権では団体戦決勝で少々乱れたものの、どんな大会でも…

これは王者の余裕か?それとも敗退への第一歩か?

サッカー日本女子代表、予選グループの最終戦となった南アフリカ戦。元々ユニフォームが「赤」っていう時点で違和感があったし(笑)、いくらローテーション、って言っても、このメンバーでは相手に気の毒だろう・・・と思うくらい大胆に入れ替えられた先発…

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