2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2020年5月のまとめ

長く続いてきた「新型コロナウイルスとの戦い」も、連休明けからの感染判明者数の減少、そして緊急事態宣言の解除により、何となく「収束」ムードになりつつある。冷静にデータを見れば、北九州市の例を挙げるまでもなく、まだまだクラスタの芽はあちこちに…

「2強」が「1強」になった日。

5月最後の日に行われた第87回東京優駿。10万人を超える大観衆の前で爽やかに歌い切った昨年の木村カエラの国家独唱も個人的には好きだったのが、無人のスタンドへの一礼から始まり、静まり返った空間から圧倒的な声量で全国に歌声を届けた今年の平原綾香は、…

この先ずっと必要なものだからこそ、ちゃんとしたものを選びたい。~電子契約サービス選びに欠かせない視点

多くの会社では間もなく終わろうとしている「在宅勤務モード」だが、不自由だの何だのと言われながらこの間に脚光を浴びたサービスは結構あって、特に話題を集める機会が多かったのが「ZOOM」をはじめとするWeb会議システムだし、もう一つ挙げるとすれば「電…

映し鏡。

インターネット上の誹謗中傷をどう規制するか、という議論が、ここに来て一気にヒートアップしてきた感がある。今回はテレビ番組の演出が招いた悲しい結末がきっかけになっているとはいえ、この問題自体は、もう10年以上も前から繰り返し繰り返し議論されて…

6月19日の前か後か、それが本当に問題、なのか?

これまでの1,2か月、仕事で一息ついた後にカフェに行き、冷たいコーヒーを一杯注文したものの、それまでの感覚だと「閉店」するにはあまりに早いタイミングで店員さんに声をかけられて(あるいは店内に大音量で流れる「蛍の光」に追い立てられて・・・)、…

本当に大変なのは、ここからだと思う。

先週の後半くらいから既定路線になっていた「全都道府県での緊急事態宣言解除」が、遂に現実のものとなり、これで、いよいよ経済活動本格再開!とばかりに、市場などはかなり浮足立ったムードになっているようなのだけど・・・。現実には、「売り上げが立ち…

「63年ぶりの無敗二冠牝馬」を敵に回さなかった幸運。

ずっと「無観客」が続いている中央競馬も、いよいよ春のGⅠクライマックスで、今週はオークス。「異例」と言われ続けていた今の状況も、多くのファンにはすっかり馴染んだ上に、売上も「健闘している」という域を超え、先週は遂に土曜日だけでなく日曜日の売…

似ていてほしくないけど、似ているもの。

今年の初め頃から随分長く続いてきた「新型コロナウイルス禍」への対応も、ようやく一区切りを迎えようとしている今日この頃だが、そんな中、最近気になるのは、これまで国内の対策立案から情報発信まで、八面六臂の活躍をしてこられた政府対策本部の専門家…

その「老婆心」が贔屓の引き倒しにならないことを願って・・・。

連日同じようなネタになってしまって恐縮なのだが、本日当局からリリースされた資料の中に、これは・・・というものがあったので、ひとまず取り上げておく。テーマはもちろん「定時株主総会」。そして、出元は、今それどころではない?(かもしれない)法務…

変わるのか? 変わらないのか?~「6月定時株主総会」に向けた様々な思惑。

世界では500万人を突破し、なおも増え続けている新型コロナウイルス感染判明者だが、日本国内に目を移せば、本日、関西3府県の緊急事態宣言解除が決定されて残るは1都1道3県。北海道に関しては気候的な面も含めてまだ微妙な面は残るものの、首都圏1都3県の解…

10年以上の時を超えて蘇った「社保庁の憂鬱」~新聞記事イントラネット無断掲載事件をめぐって

今どきそんなことをやっている会社はない、と言われてしまいそうだが、かつて、入社して間もない社員の朝一の仕事が「新聞の切り抜き」だった時代があった。かくいう自分も、初めて現場からデスクワークの職場に移り、「総務の何でも雑用係」だった頃は、朝7…

遥かなる大地に再び立てる日は来るのか?

日本では急スピードで収束に向かいつつある「新型コロナウイルス禍」。あれほど猛威を振るった米国や欧州からも、ペースの違いはあれど、既に「制限解除」の声は聞こえてくるようになったから、気の早い株式市場が盛り上がるのもまぁ当然か、という状況では…

走った、勝った、強すぎた。

タイトルからしてあまりにもベタで、仕事の前の日曜日の夜にやっつけで書いてるだろう、という突っ込みを受けそうだが(そしてそれも否定するものではないが)、正直、ヴィクトリアマイルのレース映像を眺め終わった後、この標題の3つ以外に思い浮かぶフレ…

何が変わり、何が残るのか。~「コロナ後」に思いを寄せて。

日本のほとんどの地域でいともあっさり緊急事態宣言が解除され、首都圏でも「早ければ21日に」という雰囲気になっている、ということで、結構長く続いた「新型コロナ禍」もそろそろ終わりが見えてきたかな、という印象である。「STAY HOME」の掛け声とともに…

省令改正を待ちながら・・・。

4月以来、全国に発令されていた「緊急事態宣言」が、遂に39県で解除されることが決まった。もしかしたら、一足早く自分の居住エリアの解除が決まって喜んでいる人も多いのかもしれないが、今日までの感染者判明数(そしてその前段の相談件数等)の揺れ具合を…

「延期」か「継続会」か、それとも「予定どおり」か? 6月定時株主総会をめぐる瀬戸際の攻防。

GWが明けて、止まっていた時計の針が一気に動き出したような気がする。街に繰り出す人の数は確実に増えた。「緩んでいる」という見方をする人はいるだろうが、暫しの「接触8割減」の時を経て街中での現実的な感染リスクが下がっているのも間違いないところで…

どれだけ手綱を取る者が変わっても。

「無観客」のまま、いよいよ本格的な春のGⅠシーズンがフィナーレに向けてのラストスパートに入った。ここ数週間くらいは、中央のレースであまりに結果が出ないために、12レースまで終わった後に(あるいは翌日に)地方競馬にまで手を出す、という愚挙を冒し…

雪解け過程での「継続会」判断はあり得るか?

首都圏ではまだ一応「STAY HOME」は続いているようなのだけど、GWからの流れを引き継ぐかのようにじわじわと日常が戻りつつある。先日のエントリーでも書いたとおり、大手の系列のカフェや飲食店は相変わらずシャッターを下ろしたままだが、個人経営の小規模…

今問われているのは、「個人情報保護」を言い訳にしない誠実さ。

一連の”コロナ騒動”が始まってから、「社員/従業員の感染が判明した場合のスタンス」が会社によってあまりに違い過ぎることがずっと気になっていた。特に3月の終盤から4月にかけて感染者数が激増し、ある程度の規模の首都圏の会社なら、確率的に1人や2人は…

「大恐慌到来」というフィクションに騙されるなかれ。

何が黄金なのかよく分からないまま、「ゴールデンウィーク」が明けた。おそらく、4月上旬の段階で「今日から元通り」という前提でいろいろ仕込んでいたけど、改めていろいろと調整しないといけなくなった、という人々も多かったのだろう。今日は、先月末と比…

装い新たに一段とパワーアップした『プラクティス知的財産法』シリーズ。

目下、暦の上では「ゴールデンウィーク」。普段あまりカレンダーとは関係ない生活を送っている者にとっても、多少仕事のレスポンスが遅れても文句は言われない(はず)の、自分のためだけに時間を使える週間ゆえ、本来であれば、構想から一年以上温めてしま…

コロナが去った後に残るのは自由か、それとも・・・?

そういえば昨日は憲法記念日だったな、ということに今日になってから気付き、昨年暮れに衝動買いしていたことを思い出して読んだのが、以下の一冊だった。リベラル・デモクラシーの現在: 「ネオリベラル」と「イリベラル」のはざまで (岩波新書)作者:陽一, …

令和初の「春天」、薄氷の連覇の価値はいずこに?

最初の頃は、”当座しのぎ”という感が否めなかった無観客競馬もはや2か月。「競馬場にもWINSにもお客さんがいない割には健闘してるね」といったトーンで報じられていた馬券の売上も「STAY HOME」の長期化とともにじわじわと伸びていき、4月に入ると、土曜日の…

最後は一人ひとりの判断なのだ、という話。

「ゴールデンウィーク」という単語より「STAY HOME」という単語の方が飛び交う機会の方が多かった月末を超えて、いよいよカレンダーは5月に改まった。例年ならこの時期、都内の中心部だと、年末年始と並んで人がいなくなることもあって、ポカポカ陽気の中、…

「株主総会2020・春」いよいよここが正念場、の5月がやってきた。

時が経つのは早いもので、ついこの前、4月の定時株主総会は・・・みたいな話をしていたつもりだったのに、あっという間に月は替わり5月になってしまった。招集通知が完成してアップした頃に「緊急事態宣言」が発令された4月は、結局、10社を超える会社が会場…

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html