2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大晦日の夜

年越し蕎麦をすすりながら、テレビ番組めぐりをするのが、 自分のここ数年の年越しパターン。 紅白はとりあえずネタにするために録画はしたが、 正直言って、出演者と曲順を見た時点で テレビに張り付いて見る気は失せた。 一方、民放の方は、「PRIDE」(CX…

2005年12月のまとめ

12月のアクセス数は、大体200件/日程度。 検索語(単語)ランキング 1.企業法務 2.企業法務戦士の雑感 3.営業秘密管理指針 4.福田健二 5.弁護士 6.久保利英明 7.企業法務戦士 8.2005年企業法務・弁護士アンケート 9.弁護士が選ぶ05年弁護…

学校シリーズドラマ再放送

年末の楽しみの一つに、 日頃見られないドラマをまとめて見られる、というのがあるが、 今年も日テレが『女王の教室』、TBSが『ドラゴン桜』と話題作を一挙に再放送。 抗議が殺到した(らしい)*1 『女王の教室』。 最後の方のセリフとか聞いていると、 まっ…

最高傑作に出会えた日

年の暮れ、久しぶりに映画館ヘ足を運ぶ。 いろんな方の感想を聞いて、 是非とも観たいと思っていた『ALWAYS 三丁目の夕日』。 メジャー上映終了間際に、何とか見に行くことができた。 感想。 やはり、世間の評判は伊達ではない。 滅多なことでは高評価を出さ…

著作権は会社のものか?

ついでといっては何だが、 実務的には上の判決よりも興味深いものがいくつかあるので、 あわせてご紹介したい。 その1 まず、「宇宙開発事業団プログラム職務著作事件」*1は、 職務著作の成否、特に「法人等の発意」の解釈を考える上で、 相当に興味深い判…

究極の反論

「知的財産権判決速報」(最高裁HP)のサイトで、 面白い判決(というか主張)を見つけたのでアップしようと思ったら、 大塚先生が先に掲載されていた・・・。 (http://ootsuka.livedoor.biz/archives/50269265.html) タイトルを付けるなら「宗教家講演等…

至福のとき

27日、28日と二日続けて、 『矢井田瞳 HERE-TODAY LIVE 2005』@日本武道館に行ってきた。 (以下、ネタバレあるので「ビデオ観るまで見たくない」という人はご注意を。) 初日は二階席のステージ正面。 二日目はなんとアリーナ前から4列目。 ヤイコの魅力は…

『特許は会社のものか』

以前のエントリーで紹介した本を読んでの感想。 (http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20051212/1134315308)特許は会社のものか―企業と技術者の新しい関係作者: 渋谷高弘出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2005/10メディア: 単行本この商品を含むブログ…

ファンの叫び

毎日雑談ばかりで恐縮だが、 いよいよ明日から、ヤイコの武道館2daysである。 セットリストは明後日帰ってきてからのお楽しみであるが、 去年聞けなかった曲の中からは、 「アンダンテ」「ママとテディ」そして「チェイン」の3つに期待。 そして、「モノクロ…

後味の悪さ2つ

村主選手の演技は素晴しかった。しかし・・・ 昨日の予告どおり、 朝から代々木競技場に駆けつけたが、 ダフ屋すらチケットを入手できていないという有様で、 残念ながら、ライブ観戦の夢は消えた。 結局、テレビで見た女子フリー。 最終選考の舞台というだ…

哀しき『戦場のメリークリスマス』

トリノ五輪出場を決めるフィギュアスケートの全日本選手権。 今日の女子ショートプラグラムで、 少なくとも、テレビで見た安藤美姫の滑りは、 ここ何週かの中では一番「完璧」に見えた。 ジャンプでノーミス*1 スピンもきっちりと決めてきた。 慎重に慎重に…

聖なる夜に

今日は“クリスマスイブ”らしいが、 よく考えたら(よく考えなくても)、 自分にはクリスマスイブに誰かと二人で過ごした記憶がない。 別にこの数十年間、シングルだったわけでもなく、 単なるめぐり合わせとその時々の都合の問題なのだが、 クリスマスイブが…

強いものを信じる勇気

旬の話題をもう一つ。 明日の有馬記念、 「エイト」誌上では、 ヒロシが▲(本命ゼンノロブロイ鉄板印)、 星が○(本命タップダンスシチー)などと、舐めた印が打たれているが、 勝つのは間違いなく、 ディープインパクトである。 世代間比較をして「4冠」の…

日本経済新聞社「企業法務・弁護士アンケート」

先日商事法務=経営法友会の調査結果を紹介したが、 (http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20051219/1135095946#tb) 今度は日経新聞社によるアンケートである*1。 この調査が、経営法友会の調査と違うところは、 法務担当者の調査対象が「主要287社」に限定さ…

『本当にあったHな話』

今年も暮れる時期になって、 知財学界史上に残るような爆笑判決が出た(笑)。 題して「本当にあったHな話」商標侵害事件*1。 れっきとした東京地裁民事第29部(清水節裁判長)の判決である。 事案の概要は至って単純であり、 「本当にあったHな話」という登…

大阪地裁平成17年12月8日判決(その2)

NOVA商品化契約解除事件*1 (関連リンク:http://ootsuka.livedoor.biz/archives/50246275.html) 本件の面白さは、上記大塚先生のブログのコメントにもあるように、 「キャラクター商品化契約交渉場面を伝える素材として示唆に富む事案」 という点に尽きる…

大阪地裁平成17年12月8日判決(その1)

最近、自分で最高裁のウェブサイトを見に行く暇がなく、 もっぱら最新の裁判例の情報を他の方のブログに頼っている状況である。 ここで紹介する2件の判決も、 元々大塚先生のブログ(http://ootsuka.livedoor.biz/)で ご紹介のあったものであるが、 実務的…

「会社法務部第9次実態調査の分析=中間報告」について

前日のエントリーでも触れたが、 NBLに掲載されている上記中間報告*1について、 若干のコメントをすることにしたい。 (前回調査は5年前) 1.法務部門の構成 ◆法務「部」レベルの組織がある会社は37.8%(前回27.2%)。課レベルを合わせると61.3%に達す…

珍説

NBLの最新号(2005年12月15日号)を見ていたら、 面白い論文を見つけたので紹介する。 数々の「独自の見解」で知られる牛木理一弁理士による論文である*1。 そもそも“クレーム力”という用語自体がいかにも怪しいが、 牛木弁理士の定義によると、 「出願の前…

混迷

フィギュアスケートのグランプリファイナル。 予想どおり、というべきか、 残念ながら、というべきか、 女子は浅田真央選手の圧勝。 そして、安藤美姫は中野友加里にも抜かれて表彰台を逃す“惨敗”。 浅田の圧勝の裏には、 地元開催、かつ“若すぎて”オリンピ…

“世相”の反映

2006年度の法科大学院入試の結果が続々と発表されている。 (http://www.houkadaigakuin.com/) 東大ローの結果が本日出たこともあって、 多くの受験生にとっては、一つ山を越えた、というところだろうか。 (http://www.j.u-tokyo.ac.jp/sl-1/news/20051216…

JALの敗因

昨年夏頃、「特許紛争もここまで来たか!」と話題になった、 日本航空インターナショナル(JALI)と全日空(ANA)との間の、 法人向けオンラインサービスをめぐる特許侵害訴訟。 日経新聞の14日付朝刊(15面)によると、 JALI側が「特許侵害訴訟を放棄」する…

アパレル業界の“仁義なき戦い(知財編)”

大塚先生の『駒沢公園行政書士事務所日記』の中で、 カットソーのデザイン模倣をめぐる知財高裁の判決が取り上げられている。 (http://app.blog.livedoor.jp/hayabusa9999/tb.cgi/50236414) 上記の記事にもあるとおり、 本事案は、被告(ヴェント・インタ…

「論文」という名の「悪夢」

今でこそ、一法務担当者として、 交渉記録だの、傍聴記録だの、 といった細々したドキュメントの制作にいそしみ、 かつ、ブログで批評なんだか感想文なんだか分からないような 駄文雑感を垂れ流している自分であるが、 かつては、「学位論文」という格調高い…

iPodの奇跡

今更という感もあるが、「iPod nano」を買った。●iPOD nano 第1世代 2GB ブラック●MA099J/A出版社/メーカー: Apple Computerメディア: エレクトロニクス クリック: 11回この商品を含むブログ (97件) を見る 正直、開封するまでのワクワク感と、 本体を手に取…

『特許は会社のものか』

特許は会社のものか―企業と技術者の新しい関係作者: 渋谷高弘出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2005/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る10日付のエントリーにも関連するが、 日経新聞の日曜面(平成17年12月11日付朝刊・24面)に、…

W杯組み合わせ抽選

絶好のグループに入った、という印象。 日経新聞の夕刊には、 「難敵そろい激戦必至」などという見出しがついているが*1、 W杯の予選を勝ち抜いたチームに“難敵じゃない”相手がいるはずもない。 C組*2や、 E組*3のような悲惨なグループはともかく、 他の…

奇妙な隣人 〜知財法と労働法の交錯

ジュリストの12月1日号に、 「職務発明」をめぐる複数の論稿が掲載されている*1。 ここでテーマとなっているのは、 「手続的規制」への移行を意図した、とされる 平成16年改正特許法の「解釈」と「評価」であり、 従来からの持論である「プロセス審査」論*2…

Boys&Girls, Be Ambitious!

8日付の記事に、TBを付けてくれたsophia_flosさんの ↓のエントリーを読んで、 (「企業法務と私」/http://d.hatena.ne.jp/sophia_flos/20051208/1134072527) “企業法務”の世界もまだまだ捨てたものではない、と率直に思う。 sophiaさんのブログは、以前か…

『企業法務と法曹の2007年問題』*1について

先日のエントリーでも少し触れたのだが(http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20051205/1133712876)、 NBLに掲載された久保利先生の気迫あふれる“檄”に対して、ひとこと述べたいと思う。 筆者が、本コラムに対し「一企業法務担当者としては複雑な感情である」…

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