どんな世界でもカレンダーがめくられていくスピードは速い。
自分の中では、「ついこの前カタールでやってた・・・」という気分のサッカーW杯も、気が付けば「アジア最終予選」が始まってしまい何とも・・・という気分ではある。
で、この「最終予選」、メディアの煽りを受けるまでもなく、既にW杯常連国となったこの国にとっても長らく”鬼門”だった。
特に↓のエントリーにもあるとおり、4年前、カタールW杯最終予選の出だしの酷さは未だに生々しい記憶として残っていたりもするわけで、「W杯本戦に出ることが当たり前」ではなかった時代を生きてきた者としてはこれはこれでスリリングでよいのだけど、そうはいってもメディアが一喜一憂してざわつくのは鬱陶しいな・・・という通過儀礼でもあった。
k-houmu-sensi2005.hatenablog.com
ところが、蓋を開けてみれば、躍進著しい、という触れ込みだった中国相手に
7‐0にて圧勝。
ほぼリアルタイムで観戦していたが、フィールドの選手たちの動きの質は相手チームと明らかに異なっていたし、「いつでもどこからでも点が取れる」という雰囲気すら漂わせていた攻撃陣の充実ぶりはこれまでにないレベル。
ホームでの開催だったことを差し引いても、「次元が違う」という表現がぴったり当てはまる、そんな展開と結果だった。
年始のアジアカップで苦戦を強いられ、最後はほとんど見せ場なくベスト8で姿を消したあの代表チームはどこへ行ったのか・・・。
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