2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年11月のまとめ

どんな美味い酒でも、飲まされすぎると気分が悪くなるものだ。 そして、目が覚めた後に来るのは二日酔いならぬ心の迷い。 いくら考えたって答えが出ないときは出ないし、最後はなるようにしかならない。 だから、今は何も考えずに、今年最後の一ヶ月に臨もう…

崖っぷち。

いよいよ残り1節まで来たJリーグ。 首位の鹿島が逃げ切るか、それとも川崎フロンターレ、名古屋グランパスといった「あと一歩」のチーム達が悲願のタイトルを奪取するか・・・ といった熱い上の方の話はどこ吹く風、とばかりに、17位に低迷したまま黄色い軍…

これがダイナアクトレスの血か。

どこかの掲示板に、「空気嫁」と書いてあったのが非常に印象的だった今日のジャパンカップ。 世代を超えたダービー馬の対決に*1、2頭のG1タイトルホルダーが入り混じって展開されたゴール前の攻防にはそれなりに見ごたえはあったのだけれど、勝ったのはスク…

こういう時だからこそ戦え!

「サブプライム・ショックに端を発した景気悪化」という見出しが連日のように躍る今日この頃。 それに伴って、設備投資の抑制だとか人員削減だとか、といった、ますます景気を悪くするような話題が世の中に満ちてきているのだが、そんな中、一筋の希望を見出…

幸福の手紙か不幸の手紙か。

ここにきてテレビCMもガンガン流れるようになってきた「裁判員制度」。 28日の朝刊にはこんなニュースも掲載されている。 「来年5月にスタートする裁判員制度に向け、最高裁は28日、全国の約29万5000人に来年の裁判員候補者名簿に載せたことを知らせる通知を…

なぜ今さらミスチルなのか。

第59回紅白歌合戦の出場歌手が発表されている。そのうち初出場は14組。 「ジェロ」や「青山テルマ」はまぁ順当だろう。 「羞恥心」や「藤岡藤巻」あたりは、民放他局の路線に乗っかった感がなくもないが、現時点では、番組や映画の宣伝の枠を超えた“国民的ム…

帰ってきた主戦

「武も馬から・・・」 なんて時代が遠い過去になってしまったことを感じさせられた、武豊騎手の2週連続落馬。しかも、今度は不運な骨折もついてきた。 クラシックを睨む素質馬が続々と登場し、来春に向けた路線に乗れるかどうかを必死で競いあうこの時期にブ…

ちゃんと読めるのはいつの日か。

必要に迫られて久しぶりに某大書店の法律書籍売場に足を運んだものの、探し物は見つからず、何だかなぁ・・・と言ったところ。 ここのところ、新しい“読み物”に飢えていたこともあって、結局いくつか予定外の買い物をすることになったので、それはそれで「成…

おかげさまで140万ページビュー。

ということで、読者の皆様には感謝しきりなのだが・・・。 端的に説明すると、ここのところ、月初めには想定していなかった予定が舞い込んでくるせいもあって、にっちもさっちも行かない状況に陥りつつあるのが現実である。 元々、週末まであてこんで仕事を…

公取委委員差し替えの衝撃。

長らく続いているねじれ国会のせいで、対象者の適性如何にかかわらず、同意を得られずに宙に浮いてしまった人事が数多くあるのだが、「出す前に差し替え」となってしまうと、事態はより深刻だ。 「河村建夫官房長官は21日の閣議後の記者会見で、政府が公正取…

「ドーハ」と聞けば・・・

「悲劇」という言葉がほとんど脊髄反射で出てきてしまう、そんな世代の自分としては、もう15年も経ったのか、と悲しくなってしまうわけだが・・・ 前半終わって1-0。 田中達也選手が先制点を叩き込んだところまでは良かったが、その後がいかん。 ゴール前ま…

naked“LOVE”

昨年、「LOVE」という商標をめぐる争いを何度か取り上げてきたが、商標権者側が唯一面目を保っていた「Love cosmetic」事件でもついに結論がひっくり返った。 ある意味、「LOVE」に致命的な一撃を与えた、とも言えるような大阪高裁の判決をご紹介することと…

我が意を得たり。

以前ご紹介した祇園祭ポスターの著作権侵害訴訟(東京地判平成20年3月13日)に関し、『知財管理』誌に森脇肇弁護士の評釈が掲載されている*1。 この評釈の中では、「委託者の注意義務」をめぐる下級審裁判例が整理されているほか、著作権侵害に関する委託者…

通常メニューに戻るとはいってはみたものの・・・

怒涛の数日間の反動はやっぱり出てしまうようで、 目の前の仕事をこなすのが精一杯の状況である*1。 ・・・というわけで、今は我慢。 ネタはそれなりに仕込んでいるつもりなので、 復活の呪文を唱えながら、お待ちください・・・ >読者の皆様 *1:そうでなく…

武も馬から落ちる。

下級条件戦などでは、4コーナーで逸走したカラ馬が最後の直線で追い込んで、場内を失笑の渦に巻き込む、なんてシーンをたまに見かけたりするのだが、これがG1で、しかも勝った馬を差し切ってしまった、なんてことになると、ちょっと大変だ。 ポルトフィー…

最初で最後の独白。

昨日おとといと、あちこちで、いろんな方からお祝いの言葉やメールをいただいた。 思えば、メールなんていう文明の利器が世の中に登場して以降、万人に共通して祝ってもらえるような分かりやすい結果を出したことは今までなかったような気がして(苦笑)、そ…

何かアクセスが凄いことになっていると思ったら・・・

やっぱり「ボツネタ」だった(笑)*1。 それに、昨日のエントリーに付いた星の数ときたら・・・*2。 もし、逆の展開になっていたら、どんな鬱々とした気分で今日の朝を迎えただろうか、と思うと、考えただけで怖くなる。 悪戯好きな運命の神様が、最後にプレ…

というわけで、小田和正、いきます!

la la la la la la 言葉に〜できない あなたに 会えて ほんとうによかった 嬉しくて 嬉しくて 言葉に〜 できない!!! ♪「言葉にできない」詞・小田和正 これまで、自分を支えてくれた、すべての人に感謝します。 ホントにありがとー!!!! 今夜ばかりは…

やっぱりあったみたいね。

2つ目の“まさかの坂”。 とりあえず今は、小田和正気分。

加藤一郎名誉教授逝去

昔、ちょっとした出来心で、1969年前後の新聞記事をクリッピングしていたことがあったのだが、あの時代、特に1968年末から1969年1月にかけて、新聞の一面に「加藤一郎学長代行」のお名前を見かけない日はなかった*1。 崩壊寸前だった最高学府内の混乱を収拾…

似たもの同士。

類似した「キャッチフレーズ」の使用をめぐってトラブルになる事案が時々出てくる。 例外的な場合を除いて、商標権で保護するのが難しいと考えられていることもあって*1、不競法上を使った勝負に持ち込まれることが多いのであるが、戦いの舞台を変えたからと…

突然の閉鎖告知。

久しぶりに自分のアンテナをチェックして驚いたのだが、「ボツネタ」が閉鎖するそうである。(http://d.hatena.ne.jp/okaguchik/) 法律関係の情報クリッピングサイト、というのみならず、文字通り“ネタ系”情報の宝庫でもあっただけに、このタイミングで閉鎖…

慌しさにかまけて忘れていたが・・・

じきに1月号の告知も行われるであろう時期に紹介するのはちょっと間が抜けているのだが、今発売中の「Business Law Review」12月号の特集がかなり興味深い。 BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2008年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: レクシ…

大逃げ。

今日のアルゼンチン共和国杯、石神騎手と武士沢騎手が痛快な大逃げで場内を沸かす。 特に直線を向いても脚色が衰えていなかったテイエムプリキュアには、一瞬だけ期待した。 最軽量ハンデに人気薄、という気楽さもあったのだろうけど、忘れられた頃にG1馬*…

熱闘の果てに。

日本シリーズ第7戦、埼玉西武ライオンズが読売を下して日本一。 予想以上の爽快な逆転劇で、最後の瞬間は「これは凄い」と思わず手を打ったのは良いが、その直後に流れたテロップで「4年ぶり○○回目・・・」と表示されたのを見て、一瞬、「ん?4年前?」と思…

好勝負

読売が圧倒的な戦力差を見せ付けるかと思われた今年の日本シリーズだが、思いのほかいい勝負になっている。 王手をかけられてここまでか・・・と誰もが思った第6戦でも、ここ数年脇役に甘んじている平尾選手が全打点をたたき出す活躍*1。しかも、第4戦で完封…

特許審判の「専門性」とは?

このブログでも相当長きにわたって取り上げている「知財高裁第3部」の付言判決だが、相変わらずその勢いは止まっていない。 参天製薬株式会社(被請求人)と千寿製薬株式会社(請求人)が「開口点眼容器及びそれの製造方法」特許(特許第3694446号)の無効審…

自分が嫌になる瞬間。

ほんの数日前にこっぴどく打ちのめされたばかりだというのに*1、“その日”が近くなるにつれて、無意識のうちに良い展開の方のシミュレーションばかり考えている。 そんな傲慢な自分が許せなくて、余計なことを考えないように仕事に打ち込もうとはしてみるもの…

思わぬ副産物

ここ数日、日経新聞の社会面では、「小室哲哉容疑者逮捕」の話題が断続的に取り上げられているのだが、今日の夕刊では、 「小室容疑者が投資家の男性に譲渡を持ちかけた806曲の一部が、譲渡話の前から既に「二重譲渡」の状態だった。」 という話題を取り上げ…

オークションと著作権

数年前に、インターネットを使った公売オークションでの画像掲載をめぐって、横浜市と著作権管理事業者が争った訴訟が話題となったことがあるが、今度はよりプリミティブな、「オークションカタログ」が問題となっている。 「女性洋画家として初の文化功労者…

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