2024-01-01から1年間の記事一覧

明けない夜はないと知ってはいても。

今月、日経朝刊の「私の履歴書」に登場されているのが、日本製鉄の三村明夫名誉会長。我が国有数の名門企業でキャリアを積まれた方、というだけあって、特に社会人になられてからのエピソードは”大企業あるある”満載。もちろん、時代としては自分が経験した…

それでこそ、スウィープだ。

いろんな気候の偶然が重なったとはいえ、「桜花賞」の背景映像であんなに美しい桜を見ることができたのはいつ以来だろうか*1。そして、そんな舞台設定に、「混戦」と言われながらも2歳GⅠの1,2着馬が順当に上位を占める、という古典的な展開が見事にはまっ…

繰り返されるカレンダー

記憶に刻まれた日付と曜日の重なりにふと気づいたのは、先月の後半のこと。そして、その記憶のとおり、今年の「新年度」のカレンダーも月曜日から始まった。この巡りあわせはちょうど5年ぶり。k-houmu-sensi2005.hatenablog.com改めて説明するまでもなく、個…

2024年3月のまとめ

今年が始まった頃は、記録的な暖冬・・・という話だったはずだった。それが2月の大雪を経て、この3月。上がるはずの気温は一向に上がらず、いつもなら早々に咲く桜も沈黙。さすがに最後の数日は暖かさを感じるようになったものの、全体では7年ぶりに平均気温…

「敗者復活戦」でも勝てない馬々の哀しさ

伝統の大阪杯が春の古馬中距離GⅠとして生まれ変わってから、もう7年が経つ。既に古馬No.1の地位を確固たるものとしていたキタサンブラックが優勝した「第1回」は良かった。その後もスワーヴリチャード、アルアイン、とクラシック戦線を沸かせた馬たちがタイ…

最高裁の本音はどこに?~「共通義務確認の訴え」をめぐる判決の射程を考える上で

2010年代の初頭、「消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律」の構想が初めて世に出てきたとき、産業界は大いにざわついたし、そこに若干かかわっていた自分にもいろいろと思うところはあった*1。幸いなことに2016年の施…

長く楽しむ秘訣

今年に入ってから一気に株式投資ブームが来たなぁ、という感じで、「慌ててNISA口座開きました」という声もよく耳にした。そんな年の始まりから3か月。 多くの銘柄にとって決算期末となる今月は荒っぽい上げ下げが目立ったし、特に配当&優待の権利取りをに…

またしても、の公表。

すっかり毎年の恒例行事となった感のある「優越的地位の濫用」に係るコスト上昇分の価格転嫁円滑化に関する調査とその結果を踏まえた事業者名の公表。今年も公正取引委員会のリリースにより、気の毒な10社の名称が公表されている。www.jftc.go.jp調査対象と…

決して、忘れない。

今年もまた「3・11」がやってきた。「13年」という歳月はそれなりに長く、被災後数年は分単位でしっかり記憶していた黙祷の時間さえ油断すると忘れそうになる。加えて、何年かに一度のサイクルで、熊本、そして今年の能登、と、その後も甚大な地震災害が日本…

きな臭さしか感じないニュース。

前の週のうちから既にリーク記事は出ていたから、事柄自体にそこまでサプライズはなかったのだが、実際に出た「処分」の中身は想像以上にしびれるものだった。LINEヤフー社に対する総務省の行政指導。 「総務省は5日、情報漏洩が相次いでいるLINEヤフーを行…

出会いと別れの交差。

競馬の世界のカレンダーで「別れの季節」といえば2月最終週だし、「新たな出会いの季節」といえば3月1週目、というのが昔からの定番・・・だったはずなのだが、今年はどういうわけか、恒例の3月1週目の新人騎手デビュー週に定年を迎えた調教師の引退が重なる…

「約25,000件」のインパクトとそれによって動いたもの、動かなかったもの。

先月、パブコメの締切りが過ぎた後に遅まきながらアップしたエントリーが↓だった。k-houmu-sensi2005.hatenablog.comそれから約半月経ち、文化審議会著作権分科会法制度小委員会(第7回)で、そのパブコメの結果が公表されている。「AIと著作権に関する考え…

2024年2月のまとめ

ここのところずっと、月末には必ず同じフレーズを記すことになっているわけだが、1ヶ月経つのは早い・・・ということを改めて実感した2月だった。元々1年で一番短い月、1日くらい増えたところで何の足しにもならん、ということは最初から分かっていたことだ…

そろそろ不毛な議論に終止符を。

「生成AIと著作権」に関する議論は先日のエントリーでも取り上げたばかりではあるのだが*1、今日の朝刊の「経済教室」に、早稲田大学の上野達弘教授による「著作権法の権利制限規定を”諸悪の根源”であるかの如く批判する近時の見解」を鮮やかなまでに斬る論…

そしてまた季節は中東。

前世紀末からの長い歴史を持つ「3月はドバイ」の慣習がすっかり定着した(ダート馬のみならず一線級の芝馬の参戦も常態化した)ことで、日本の春競馬は少なからず影響を受けていたのだが、新型コロナ禍に突入する直前から始まった「2月はサウジ」の”新”慣習…

「バブル」を超えた日。

先週の金曜日、右肩上がりの日経平均のチャートがあわや・・・の高値を叩き出した時点で、そう遠くないうちにこの日が来ることは予想できた。今週に入って日経平均こそ3日連続下落、という展開になっていたものの、個別株の動向を見れば底堅く、そして、木曜…

消えないモヤモヤ

バズワードになって久しく、最近では世界中で政治の世界でのアピール材料にすらされている感のある「生成AI」。確かに現在の殺伐とした世界情勢を考慮すれば、情報倫理的観点から「いかに悪用されないようにするか」を考えることには意味があると思うし、昨…

勇気ある発言?

ここ数年、ずっと気になっていたことをバサッと切ってくれて溜飲が下がったというか何というか・・・という記事が一つ。日経紙の朝刊に載っていた有識者コメントで構成されるコラムで、時流に乗って「製造業不正、どうただす」というタイトルになっているの…

清々しい敗戦。

2024年のサッカーアジアカップ。不完全燃焼のグループリーグの後にやって来たノックアウトステージ。こういう方式の大会は、グループリーグで苦戦した方がトーナメントの戦いに入ってから勝負強く勝ち上がる、ということも結構あるし、ROUND16のバーレーン戦…

2024年1月のまとめ

想像はしていたけど、やっぱりあっという間に過ぎていったなぁ・・・という感じだった今年最初の1ヶ月。昨年からのいろんな波はそのまま今年も続いていて、そんなに簡単には引いてくれない。 自然災害から人災まで、新年早々から落ち着かない世俗のあれこれ…

世界との距離が再び縮まることを願って。

油断するとあっという間に月末。年が明けて最初の月から早くもその状況に陥っているのだけれど、そんな1月最後の週末、飛び込んできたのが大阪国際女子マラソンでの前田穂南選手の「日本新」のニュース。男子の方はここ数年、大迫傑選手が2時間6分の壁を、鈴…

アジアをなめてはいかんのです。

初戦のベトナム戦、相手チームのベンチにあのトルシエ監督がいる、というのを知って嫌な予感がした。一時逆転されながら、前半のうちにひっくり返して最後にダメ押しした試合運びはさすがだったが、この一戦に全力で挑み躍動するベトナムの選手たちの姿に、…

とどまるところを知らない「改革」の先にあるもの

「市場区分の見直し」に端を発した東京証券取引所の「改革」が、昨年あたりからよりピッチを上げて加速しているような気がする。日経平均の数字が史上最高値を超えそうな勢いにまで上昇を続け、国内外の機関投資家からの手ごたえも良い、ということもあるの…

傑出した者と同じ時代を生きたゆえの哀しさ。

長年年始の風物詩として定着している競走馬部門のJRA賞発表。そして今年も、年度代表馬はイクイノックスだった。www.jra.go.jp昨年の受賞に対しては、古馬たちとの比較で一言二言言いたいところもあったこの馬だが、こと今年(23年実績)に関して言えば、ド…

「三連休」の終わりのため息。再び。

今年は、カレンダーの日のめぐりのおかげで、正月三が日が終わったと思ったら「もう三連休!?」という年だった。だから、年末年始でやり残したことがあっても、何となく余裕を持って構えていたし、去る金曜の夜には何となくウキウキ気分、土曜日は余裕かま…

無事是名騎手、的な。

新しい年を迎え、かたや能登半島地震に端を発した異常事態が進行しつつ、平行してカレンダー通りのイベントも粛々と・・・という不思議な日々が続いているのだが、これもまた平時のイベント、ということで「2023年度JRA賞」(調教師・騎手部門)が発表された…

100回目を飾った有言実行。

本来なら「第100回」の記念大会、ということで、もう少し盛り上がっても良かったのだろうが、この国で新年早々から続いた災厄が熱を冷ましてしまった感もあった今年の箱根駅伝。とはいえ、前日の時点では、中止やむなし・・・という噂もまことしやかに流布さ…

トラウマを抜け出した先に光は見えるか

例年なら元旦の日付のエントリーで「・・・占う」をネタにいろいろと書いていたのだが、今年に関して言えば、自然災害に事故、と立て続けに危機イベントが続いていたこともあって*1、何となく躊躇していた。とはいえ、「テレビを付ければ箱根駅伝」な正月に…

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