2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2014年6月のまとめ

すっかり亜熱帯気候になったこの日本で、ゲリラ豪雨と総会前後のドタバタを避けながら、地球の向こう側の好勝負を眺めて現実逃避しているうちに、今年の折り返し地点を迎えることになってしまった。月間のトータルアクセス28000件強、ユニークユーザーは2100…

これもまた一つの伝説〜ゴールドシップ、宝塚記念連覇。

W杯も決勝トーナメントが始まり、しかも、最初の2カードが、南米勢同士の見応えある試合だったこともあって*1、完全にブラジル時間に合わせた生活になってしまった週末。 ・・・で、起きた頃にテレビを付けたら、例年「忘れた頃に宝塚」という感のある夏の…

南米の南米による南米のためのワールドカップ(笑)

日本代表の戦いぶりからして、いろいろと共通点が多い、と指摘されるのが、8年前のドイツW杯。・・・で、懐かしくなって、このブログの8年前くらいのエントリーを見返していたら、ちょうど「欧州の欧州のための欧州による・・・」というフレーズが出てきて、…

“サムライ”達をリスペクトしすぎたゆえの悲劇。

2敗1引き分け、グループC最下位。誰もが去就に対して同じ感情を抱くであろう、明快な結果を前に、ザッケローニ日本代表監督が、辞意を表明した。 「今回のメンバーも戦術も決めたのは私。敗退の責任はすべて私にある。この代表を離れなければならない」(日…

潔く散った青。

W杯グループリーグC組の最終戦。 大方の視聴者の予想通り、日本代表は、今大会屈指の強豪、コロンビアの前に叩きのめされて散った。もっとも、自分の中には、1-4、というスコアの見た目よりは、遥かに“いい試合”だったな、という印象が残っている。 特に前半…

埋まらない最後の1ピース。

日本中が「ここで勝つしかない」という煽りに乗せられたまま、キックオフの時を迎えたグループリーグ2試合目のギリシャ戦。早めに出勤して、職場のテレビで戦況を見守った人もいれば、出勤時間を遅らせて最後まで自宅でテレビにかじりついていた人もいただろ…

予備試験をめぐる迷走と、今、考えるべきこと。

最近、「カラスの鳴かない日はあっても、法科大学院が叩かれているのを見かけない日はない」と言いたくなるくらい、現在の法曹養成制度に対する逆風が吹き荒れている。法科大学院の募集停止はもはや20例近くに達し、最近ではベタ記事にすらなるかならないか…

進化の証を見せるのはこれからだ。

休日にしては、早めに起動して、テレビを付けたのが午前10時前。 そして、現地からの映像に食らいつき始めてから20分も経たないうちに、飛び出した本田選手の美しいゴールに血が湧き立つ・・・。だが、今日、ヒートアップできたのは、その瞬間までだった。物…

一つの歴史が終わった残酷な瞬間。

開幕戦からいきなり、西村主審にスポットが当たってしまい、日本人にとっては何とも落ち着かない立ち上がりになったブラジルW杯2014。件のジャッジに関して言えば、PKを取られたロブレン選手のプレーが、結果的にそのまま流してもブラジル国民からバッシング…

そしてまた、4年に一度の祭典が始まる。

まだまだだいぶ先の話だと思っていたブラジルW杯が、いよいよ開幕しようとしている。冬の五輪と同じで、何となく節目節目の年に巡ってくるこの大会。 日本代表が出場し始めてからの回数だけをカウントしても、自分にとってはもう5回目になる。ニュースで話題…

景表法が新時代に突入したことを象徴する答申。

景表法、と言えば、“偽装表示”問題で、昨年後半の法務業界の話題を独占し、今の国会でもその辺を受けた法改正がなされたばかり、という旬な法律なのだが、ここに来て、さらに、業界的には物議を醸している新制度導入の動きが進んでいる。 「不当景品類及び不…

これぞ「世界基準」。

ここのところ2週続けて、「勝ってほしい馬があと一歩のところで取りこぼす」もどかしさを味わってきた身としては、実に痛快なレースとなった第64回安田記念。週の後半から降り続いた雨のせいで、テレビで見ても分かるほど重く湿った芝。 ゴール前、どのジョ…

“桜吹雪”をめぐる仁義なき戦い〜「CR松方弘樹の名奉行金さん」事件第1ラウンド決着。

最近、知財関係の判決に目を通す機会も減り気味なのだが、久々に「大型」と言ってよい著作権&商標権のガチンコ侵害事件の判決がアップされていたのを見て、思わず食いついてしまった(笑)。原告らの請求額が19億8000万円。そして、結論としても、侵害が一…

必要なのは、格付ける者への「格付け」。

先週、「最低レベル」の格付けを行った、というニュースが報じられた時点では、まだホームページすら開設していなかった「第三者委員会報告書格付け委員会」が、いよいよ本格的に動き始めた。 「独立機関の『第三者委員会報告書格付け委員会』は5月30日、み…

そして繰り返された悲劇

「フジキセキ産駒(×母父コジーン)じゃ距離持たないよ」という風評は、皐月賞での見事な伸び脚で、根拠がないことを証明したはずだった。毎年この時期になると湧いて出る根拠薄弱な“惑星”の出現による混戦観測も、笑い飛ばせばよかったはずだし、「騎手がエ…

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