2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

六本木今昔

アカデミーヒルズに行った。 年に数度、大きなシンポジウムがある時に 足を向けるだけの場所に過ぎないが、相変わらず外の眺めは良い。 昨日のシンポジウムは、 「日経知的財産フォーラム」という一昨年から始まったイベントだったのだが、 去年が比較的内容…

My favorite Penguin

「Suica」のキャラクターに起用されたおかげで、 首都圏の駅をすっかり埋め尽くしてしまった感があるペンギン。 昨日、そのペンギンの本が店頭に並んだ。ペンギンのおかいもの作者: さかざきちはる出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2005/11/01メディア: 単行…

中国商標事情

先日のエントリー(http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20051116/1132159031)を フォローするかのようなコラム記事が、28日の日経の法務面に載っている*1。 同コラムは、 中国に進出しようとした会社が、 現地で中国の事業者に先に自社商品の商標を登録される…

「eサイト」商標事件

最近雑談が多かったので、知財ネタを一つ。 知財管理の最新号に、 青木博通弁理士*1の「eサイト事件」*2の判例評釈が掲載されている*3。 被告(NTTドコモ)がウェブサイトに掲載した「ドコモeサイト」「eサイト」、 そしてサブドメイン名の一部としての「esi…

職務発明に関する書籍

「職務発明」に関しては、 青色LED事件の和解や、改正特許法施行(それに合わせた社内規程改定)により、 最近では、議論もひと段落した感があったのだが、 とある事件のために、仕事で再び取り組まなければならなくなりそうな気配である。 そこで、以前…

2匹目のドジョウはいなかった。

第25回ジャパンカップ。 先週の時点では「日本馬に出る幕はないかも」と思っていたのだが、 外国馬も強調するには今一歩、という状況で、 結局本線で残したのは、 ⑥ウィジャボード、⑧ゼンノロブロイ、⑩ヘヴンリーロマンス、 ⑭アルカセット、⑯ハーツクライ、…

法学教室2005年12月号

今日は、全国の国立大学で法科大学院の入試が行われたようである。 上位国立であれば、 「母校に残れるか、戻れるか」が大きな意味をもってくるところだと思われ*1、 特に在学生にとっては、 それまで机を並べてきた“仲間”と“袂を分かたなければならない” 可…

真のサービス精神

23日のエントリーで紹介した『新・会社法100問』。新・会社法 100問作者: 葉玉匡美出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2005/11/18メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (18件) を見る 巷では誤植の多さを指摘する声も多かったようで*1、…

10years

ちょうど10年前、 大学で自分が入り浸っていた部屋では、 何故か渡辺美里が良くかかっていた*1。ribbonアーティスト: 渡辺美里出版社/メーカー: エピックレコードジャパン発売日: 1991/07/01メディア: CD購入: 4人 クリック: 208回この商品を含むブログ (46…

筋書きのあるドラマ

23日のエントリーの思惑どおりに、(http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20051123/1132762333) ジェフユナイテッド千葉が、ガンバ大阪を撃破*1。 ガンバの先制点のシーンは、 スタジアムにいたら、思わず“くぅしぃの〜ボケェ〜”と 叫んだであろう、GKの初歩的…

“去られた側”の本音

痛いところをつかれたなぁ・・・というのが率直な感想。 (昨日のエントリーに対するDesperado氏のコメント参照) (http://d.hatena.ne.jp/Desperado/20051124/p1) 「痛手」を負ったのは、 会社であり、仕事人としての自分であり、そして一個人としての自…

新作試吸

以前、一度アンケートに答えたのが縁で、 JTから、シーズンごとに新作のタバコが送られてくるようになった。 この前送ってきたのは、“フルーティメンソール”がうりの、 「セブンスター・レボ・ライト・メンソール・ボックス」。 暫く寝かせておいたのだが、…

「法科大学院出でて研究会亡ぶ」論争(その後)

Desperado氏のブログに、 一連の「法科大学院出でて研究会亡ぶ」論争の関連サイトがまとめられている。 (http://d.hatena.ne.jp/Desperado/20051122) その後に書かれている同氏のコメントは、 非常的を射た指摘であると思うし、 “制度の変革期”の真っ只中…

実務に役立つ法律書とは・・・?

先日本屋で非常に対照的な二冊の本を入手した。 いずれも、公刊されたばかりの書籍であり、 かつ、今の自分には“畑違い”の書籍なのだが、 読み始めてみると、我ながら良いチョイスだったと思える(笑)。 一冊目は、中里実、神田秀樹両教授が編著者となって…

棚からぼた餅

ジェフ市原が浦和レッズに勝ってしまった・・・*1。 イエローカード10枚と荒れまくったあげくに、 ロスタイムのラッキーゴール。 しかもガンバとアントラーズが負けて、 セレッソがドロー、という思いもよらぬ展開。 勝ち点差は4つあるが、次節のガンバ戦に…

折れない魂。

学生時代、スポーツの世界に若きスターが登場するたびに、 喝采を送っていた自分がいた。 “若きスター”が年上世代から、自分たちと同世代のアスリートになり、 いつのまにか選手のプロフィールに、 “年下”を感じさせる生年月日がちらほら見受けられるように…

ネット上の“記事”をめぐる問題について

某ポータルのニュースサイトに “パブリックジャーナリスト(PJ)”が投稿した記事について、 “ボツネタ”のコメント欄や落合弁護士のブログなどで、 かなり手厳しい評価が下されている。 破産事件をあまり扱ったことのない自分でも、 違和感を感じる記事なだけ…

逐条解説不正競争防止法[平成16・17年改正版]

最近散財グセが付いているようで、目当ての本がなかったにもかかわらず、またしても法律関係書籍を大量購入。 しかも運悪く、システム障害(?)でクレジットカードが使えなかったせいで、キャッシュも大量流出・・・。 自覚はしているのだが、少なくとも本…

これぞ“ジェフスタイル”

ガンバが負けて、アントラーズがドロー。 巻き返すには最高の展開なのに、 こういう時に勝てないのが、長年染み付いた“ジェフスタイル”。 最大にして最高のチャンスは、かくして消えた*1。 次に夢が見られるのは、いつだろう・・・orz *1:まだ首位と勝ち点差…

マイルチャンピオンシップ

毎年人気薄の実績馬が飛び込んで、 美味しい配当が取れるこのレース。 中心に据えたのは、人気のデュランダル、ラインクラフト。 ハットトリックとダイワメジャーは少し評価を落として、 ダンスインザムードとテレグノシスは切る。 そして、連下穴狙いにサイ…

とある研究会

都内某大学でやっている知財法関係の研究会に出てきた。 お目当ては、報告者の田村善之先生。 かなり前、別の研究会に出席されていた田村先生の“切れ味”に感嘆して、 師の著作や論文を読みふけった記憶があるが、 今日も、この手の研究会にしては異例の100人…

判定疑惑再び

K-1グランプリ決勝大会。 金券ショップで安チケットが出回ってたから、 行ってみようかとも思っていたのだが、 テレビ観戦にして正解だった・・・。 原因は、今年もやはり、“武蔵”だ。 確かに、ガードも一応しっかりしてるし、そこそこ打たれ強い。 ミドルも…

悪しき「慣行」を消せるか?

本日の日経の1面に、 「厚生労働省が、男女雇用機会均等法の改正案をまとめた」という記事が載っている。 内容としては、 妊娠・出産を理由とした本人が希望しない配置転換、パートタイマーへの契約変更を強要するような処遇を禁じる。 妊娠と産後1年間の解…

「法科大学院出でて研究会亡ぶ」(?)フォロー

昨日のエントリーのネタについて、 「これでいいのか、法科大学院!」(http://lswatch.blog32.fc2.com/)に、 様々な見解が掲載されている。 昨日も書いたように、 今まさに渦中にいる「法科大学院生」を捨象した 責任転嫁的な意見には賛成しかねるが、 基…

「法科大学院出でて研究会亡ぶ」といったは誰か?

ボツネタ(http://d.hatena.ne.jp/okaguchik/)経由で盛り上がっている、 「法科大学院のせいで法学者の研究活動に支障が出る」か?というネタだが*1、 個人的には、何でもかんでも“法科大学院のせい”にするのはどうかと思う。 元々、名前のある大学の先生方…

中山信弘先生還暦論文集

ある意味、知財の業界で仕事をしている人間にとっては、 垂涎ものの書が世に出ようとしているのだが、 あまり話題になっていないようなので、 以下、紹介する。 『知的財産法の理論と現代的課題−中山信弘先生還暦記念論文集』 相澤英孝・大渕哲也・小泉直樹…

アジア商標バトル

「クレヨンしんちゃん」事件の頃は他人事だと思っていたが、 アジアの商標ブローカーは怖いなぁ・・・と思う今日この頃。 最近、中国をはじめとしたアジア諸国が “知的財産権の保護強化”を謳うようになっていることを歓迎する向きがあるが、 “知的財産権”が…

籠の中の鳥

籠の中の鳥が、どんなに美しい声で鳴くことのできる鳥でも、 自分が鳴きたい時に鳴けない鳥は、悲しい存在に過ぎない。 籠の中の鳥が、どんなに周囲から賞賛される血筋の良い鳥であっても、 自由に飛び回ることができない鳥なら、 やはり悲しい鳥でしかない…

ジュリスト2005年11月15日号(No.1301)

今号の特集は「人事訴訟法施行1年」。 幸か不幸か、個人的に関わったことはないし、 仕事でも最も縁遠い分野、ということもあって*1、 これまであまり関心をもってみたことはなかったのだが、 一般の民事訴訟との比較で見ていくと、 いろいろと興味深い論点…

 「道具」としての「肖像権」のいかがわしさ

平成17年11月10日、最高裁第一小法廷によって出された、 林真須美被告の法廷内写真、イラスト掲載をめぐる 損害賠償請求事件の判決が、様々なブログで取り上げられている。 本件は、あえて説明するまでもなく、 「肖像権の保護される範囲や、違法となる条件…

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