消えるべきは「ハンコ」だけではない。

今年の春以降、これまで何度か取り上げてきた話題ではあるのだが*1、遂にここまで来たか、ということで、スピードの早さに驚かされるばかり。 「政府と経団連など経済4団体は8日、書面、押印、対面作業の削減を目指す共同宣言を発表した。3つの作業は企業の…

いつのまにか七夕、でも株主総会2020はまだまだ続く。

都知事選で現職知事が圧勝したのもつかの間、週が明けても東京都下の感染者数は100人の大台を超えたところで横ばいが続き、まだ終わっていなかった「第1波」がじわじわと盛り返してきている。小池知事が連呼した「夜の街」のインパクトが強すぎて、”自分には…

復活の時は、突然に訪れる。

このタイトル、もちろん都知事選とは何も関係なく*1、今日の阪神メイン、冠名のテレビ局の名前を見れば分かる通り、いつもの年なら中京で行われていたはずのCBC賞(GⅢ)で起きた、ちょっとした物語を取り上げたくて付けたものである。CBC賞といえば、かつて…

最近の法律雑誌より~ジュリスト2020年7月号

このブログでも長らく連日連夜「緊急特番」みたいな状況が続いていたのだけど、さすがにそろそろじっくりと法律雑誌を読めるような日常に近づけていきたいな、ということで、久々にこのざっくりとした標題を付けてみたり。ジュリスト 2020年 07 月号 [雑誌]…

7月の洗礼。

月が変わって愛用している某航空会社のカレンダーをめくり、「何となく華やかな写真だな・・・」と暫しぼんやり眺めてから、ハッと気づいた。その写真は、夜空に鮮やかに浮かぶ大輪の花火、そして輪の数は5つ。そういえば今月は、新型コロナウイルスが猛威…

2020年6月のまとめ

一年の半分が終わった。・・・といっても、その半分以上は事実上「緊急事態」の下で過ごしていたようなものだったから、何だかピンとこないところはあるのだが、それでも暦の上ではJUNEが終わり、カレンダーをめくればもうすっかり真夏のムード、というのが…

もっとも成功した「DX」事例と、それでも戻ってきてほしい「リアル」

「無観客」に突入して以降のJRAの健闘ぶりを見て、 「これこそが真のデジタルトランスフォーメーションだ、皆の衆、見習え!」 という趣旨のことを書いたのは、ちょうど2週間くらい前のことだったか*1。そして、5月の2週目くらいからずっと続いてきた「売上…

掛け違えられたボタンの「直し方」への素朴な疑問。

土曜日の夜、日経の電子版に載った記事を見て、思わず「ん?」と首をひねりたくなってしまった。見出しからして、「知財活用で「新興いじめ」 大企業、無償要求や情報流出」だから、全く穏やかではない。そして記事の本文に踏み込むと、書き出しからして、 …

戦いの後に残るもの。

どの会社も今年の2月くらいから、イレギュラーにイレギュラーを重ね、知恵を絞って対応してきたであろう「株主総会2020」。その間、「新型コロナウイルス感染症」をめぐる世の中のムードも激変する中、自社の役員から監査法人までいろんなものに振り回され、…

最後に決めるのは、自分だ。

週末まではまだブログを更新する余力もあったのだけれど、週が始まれば山を超えるまでダッシュで駆け抜けるしかない。そんな週だ、今週は。ということで、少しでも早く床に就いて明日の態勢を整えろよ・・・と自分に突っ込みを入れつつ、この季節になるとど…

火蓋は切られてしまったが・・・。

昨年の夏くらいに少し話題になったのを最後に、しばらくは「訴訟になった」というニュースも出ていなかったので、落ち着いてくれたかな・・・とひそかに期待していたのだが、残念ながら事態は行きつくところまでいってしまったようだ。 「2018年にノーベル生…

「押印」論争をめぐる痛烈な意趣返し。

前々からくすぶっていた「ハンコの要否」をめぐる議論は、今年の春、多くの会社が好むと好まざると”リモートワーク”を強いられるような状況に陥って以来、ピークに達していた感があって、一部の事業者からの突き上げもあって、規制改革会議等でもかなりやり…

「19億3600万円」の謎。

昨年からずっと世間を賑わせてきた関西電力役員らの「金品受領問題」。当初この話を聞いた時は、「しがらみの多い会社」にはありがちな話だな、というのが率直な感想だったし、会社関係者側に共感できるところも多々ある事案ではないか、と思っていたのだが*…

猛烈なスピードで動き始めた世の中と、報じられる世界とのギャップと。

「緊急事態宣言」が解除された後も、先週くらいまでは、まだどことなく停滞ムードがあった世の中だが、今週に入ってから、 「正直、息を付く暇もないくらい忙しくなった」 という人はかなり多いのではなかろうか。かくいう筆者自身、先週の後半くらいから、…

そのクビ差がまた一回り彼女を強くする。

気が付けば始まってもう4カ月目に突入している「無観客」競馬。ここ数か月のうちに、世の中には「withコロナ」だの「afterコロナ」だのと謳った”俄かDX商法”が蔓延しているが、サービスの中身を見たら何もトランスフォームしていないありきたりな広告商材だ…

「先生のご見解」をあらぬ方向に一人歩きさせないために。

4月の初め頃に公表された「調査報告書」*1を一目見て以来、これはコメントしなくては・・・とずっと思い続けていた天馬㈱の「海外子会社において認識された不適切な金銭交付」をめぐる問題。自分は純粋に、ここ数年取り組んできていた「外国公務員贈賄規制」…

本当の「ノーマル」を取り戻せる日は来るか?

今月初めに突如として打ち出された「東京アラート」は、どうやら、レインボーブリッジを赤くライトアップするための一過性のイベントに過ぎなかったようだ。未だに都内では、連日、20名前後の新規感染判明者が出ているし、一足先に”緩和”に舵を切った国々で…

それでも「6月」にこだわることを「形式主義」などというなかれ。

新型コロナウイルスの影響が深刻になり出した3月くらいから、関係者に心休まる日はなかったのではないか、とさえ思う今年の3月期決算会社の定時総会も、いよいよ本番目前、というところまで来た。おそらく、明日のトヨタ自動車の総会を皮切りに、経済メディ…

これも、もちろん大切なことではあるけれど。

いろいろあった通常国会もいよいよ終盤、ということで、注目されていた法案が続々と成立している。これもその一つであり、制定から10年以上の時を経てようやく改正にこぎつけた、という点でも非常にエポックメイキングな改正法ということができるだろう。 「…

今年もこの季節がやってきた。

「自粛」していても、「巣ごもり」していても、容赦なく時は過ぎ、季節はめぐる。・・・ということで、昼間外に出ると想像以上の熱波に体力を奪われ、夕方外に出ると「いつのまに・・・」と思うような日の長さにクラっとする今日この頃なのだが、そうなって…

再びの「競馬に絶対はない」

前夜に激しく降った雨が上がり、空だけ見ればカラッとした夏空の下で行われた今年の安田記念。だが、水を含んで湿った馬場が、競走馬たちの脚元を微妙に狂わせたのか、今日の東京コースの予想の難易度は、前の開催に輪をかけて高まっていた。新馬戦では藤田…

「ダウンロード違法化」のひとまずの終着点

3年越しで議論されてきた「違法ダウンロード規制拡大」をめぐる動きが、改正著作権法成立という形で、ようやく一つの区切りを迎えた。 「漫画などの海賊版対策を強化する改正著作権法は5日、参院本会議で成立した。インターネット上に無断で公開された全著作…

特許よりも先に考えるべきこと。

流行が早い時期から始まった国ではようやく収束に向かいつつあるとはいえ、全世界的な鎮圧にはまだまだ程遠い新型コロナウイルス。そして、様々な名前の薬が浮かんでは、まだまだ・・・という評価が飛び交い、依然として決定打となるものが出てきていないの…

じわじわとパラレルワールド。

ウイルスには本当に隙がない。想像していたとおり、GW明けの”緩み”の影響がここにきて如実に数字に現れ始め、とうとう「東京アラート」発令という事態となった。まだまだ「爆発」には程遠い状況ではあるし、推定される感染経路が今報じられているとおりなら…

本当に残念な報を受けて。

月が変わり、先週まで「在宅」モードだった会社でも原則と例外が切り替わるところが結構ある、と聞いていたので、今朝は戦々恐々としながら街に出た。確かに、いろんなところで「先週よりは人多いな」と感じるところはあったのだけど、お昼、夕方、と時が過…

2020年5月のまとめ

長く続いてきた「新型コロナウイルスとの戦い」も、連休明けからの感染判明者数の減少、そして緊急事態宣言の解除により、何となく「収束」ムードになりつつある。冷静にデータを見れば、北九州市の例を挙げるまでもなく、まだまだクラスタの芽はあちこちに…

「2強」が「1強」になった日。

5月最後の日に行われた第87回東京優駿。10万人を超える大観衆の前で爽やかに歌い切った昨年の木村カエラの国家独唱も個人的には好きだったのが、無人のスタンドへの一礼から始まり、静まり返った空間から圧倒的な声量で全国に歌声を届けた今年の平原綾香は、…

この先ずっと必要なものだからこそ、ちゃんとしたものを選びたい。~電子契約サービス選びに欠かせない視点

多くの会社では間もなく終わろうとしている「在宅勤務モード」だが、不自由だの何だのと言われながらこの間に脚光を浴びたサービスは結構あって、特に話題を集める機会が多かったのが「ZOOM」をはじめとするWeb会議システムだし、もう一つ挙げるとすれば「電…

映し鏡。

インターネット上の誹謗中傷をどう規制するか、という議論が、ここに来て一気にヒートアップしてきた感がある。今回はテレビ番組の演出が招いた悲しい結末がきっかけになっているとはいえ、この問題自体は、もう10年以上も前から繰り返し繰り返し議論されて…

6月19日の前か後か、それが本当に問題、なのか?

これまでの1,2か月、仕事で一息ついた後にカフェに行き、冷たいコーヒーを一杯注文したものの、それまでの感覚だと「閉店」するにはあまりに早いタイミングで店員さんに声をかけられて(あるいは店内に大音量で流れる「蛍の光」に追い立てられて・・・)、…

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