それぞれのストーリーが完結した日。

夏の全国高校野球選手権決勝、「大阪代表の履正社が星稜に勝った」と聞いた時点で「何か」が起きそうな気がしたのだが、やっぱり起きたようだ。news.nifty.comもしかしたら、今大会に入ってからメディアが作ってきたストーリーや、この日の実況中継の流れの…

気候区分の変化を感じさせる肌感覚。

一昨日、昨今の「東京オリンピックをこんな暑い東京でやって大丈夫なのか?」というネタに反応したエントリーを書いたら、思いのほかリアクションがあったのだが、そういえば、と思い当たることがあって・・・。ここ数年に比べると短い今年の夏だが、今週は…

「無期転換認定第1号」事案から考えさせられること。

長らく「2018年問題」として業界の一部では話題になっていた話ではあったのだが、まさかこんな時期に、こんな形で「認定第1号」事案が世に公表されるとは・・・。 「契約社員だった客室乗務員(CA)の女性3人が、労働契約法上の「無期転換ルール」に基づき、…

「立候補ファイル」を美しく作り過ぎたツケ。

政治家でも、採用面接を受けに来る学生でも何でも、誰かに「選んで」もらおうとするときには、「自分をいかに美しく見せるか」ということに心を砕くのは当たり前、と言えば当たり前なのだが、 「選ばれる前に”誇張”して書いた(言った)ことのツケは、選ばれ…

再びの日常と、まとわりつく熱波と。

ということで帰京。飛行機が羽田に着くときに、 「今日の最高気温は28度、過ごしやすい天候となっておりますが・・・」 という感じのアナウンスが流れてオッと思ったのだが、問題なのは、気温以上に湿度そして「狭い街にたくさんの人」というゴミゴミ感。 残…

勝手に連動企画?(その4)

この企画もとうとう最終日。刺激的な時間があっという間に過ぎていってしまう、というのは世の常ではあるのだけれど、終わりに近づくにつれ一分一秒が惜しいなぁ、と思える機会はそうないもので、何年かぶりにそんなデジャヴを味わって、ちょっとした虚脱感…

勝手に連動企画?(その3)

今日は「意匠法デー」だった。 この話も遡ること7年くらい前から、散々火花が散った末に、実務を知悉するほとんどの企業実務者が歓迎しない方向に押し切られた、という印象が強いテーマではあるのだけれど、心ある有識者の先生方が残してくれた「歯止め」が…

勝手に連動企画?(その2)

セミナー2日目。 本日も充実の一日。 柔軟な権利制限規定 このテーマに関しては、自分も本当に並々ならぬ思い入れがあって、それゆえに過去のエントリーもまぁまぁ過激である。出発点はこのあたり*1。k-houmu-sensi2005.hatenablog.com k-houmu-sensi2005.ha…

勝手に連動企画?(その1)

諸般の事情で出先でPCが使えない、という事態に陥ってしまったこともあり、昨晩からあまり長い文章が打てなくなっているのだが、これを奇貨として、といって良いのかどうか、今夏のセミナーで講義していただいているテーマに関して、自分今まで何を書いてた…

歴史は繰り返す。

今年2度目の米国発逆イールドの報道。 しかも、今回は投機筋のレベルを超えて、よりファンダメンタルなところで起きている話なので、いよいよ”再来”かな、という雰囲気になっている。これまで自分は本当に運が良くて、会社組織の中で仕事をしている時は、一…

香港の「自由」を守るために必要なもの。

以前、このブログでも取り上げた香港の抗議活動。 継続的な活動の結果、発端となった「逃亡犯条例改正案」の審査が「無期限延期」となり、これでヤマを越えたかと思いきや、翌日に「200万人集会」。k-houmu-sensi2005.hatenablog.comそして、さらに2か月近く…

「不調和な結末」から考えさせられた「大事なものの順番」。

先月19日に公開され、封切り3週にして興行収入が60億円に迫る勢いとなっている新海誠監督の最新作、「天気の子」。 封切後の口コミとリピーター続出で250億円まで到達した「君の名は。」と比べるのはちょっと気の毒だが、この3連休の間も大規模シネコンで2ス…

「馬好き」は法務を救う?~『広告法律相談125問』より

連休だからと言って、連日競馬ネタは勘弁してくれ・・・という読者の方もいらっしゃるかもしれないが、今日は真面目な法律書の話。プライバシー/名誉棄損/個人情報管理、といった分野で既に多くの著作を世に出されている、桃尾・松尾・難波法律事務所の松…

そして、歴史的名馬がまた一頭、世を去った。

昔、「インパクトの大きい訃報は続けざまに来る」という話を聞いたことがあるが、まさにそれを地で行くような悲しいお知らせ。 今度は、2004年のダービー馬、キングカメハメハがこの世を去った。 「ディープインパクトの死に続き、競馬界にまたも悲しい出来…

経営も市場も「生き物」だから。

夏の暑さが猛威を振るう中、先週から今週にかけて、各社四半期決算の発表が続いている。 ここ数カ月の間に、ちょっと立場が変わって、お付き合いする会社が出てきたりもしたものだから、(それまでの一般的な投資、という観点を離れて)決算短信とか説明資料…

35年の時を超えた三陸・大船渡の「旋風」とその後と。

今年も甲子園で夏の高校野球が開幕した。例年だと、大会が大詰めに差し掛かるまではさしたる関心も持たずに結果だけ眺めている、ということも多いのだが、今年は地方予選から社会的に議論を呼ぶような話題が出てきたこともあって、いつもよりはちょっと関心…

それは目の前に迫る問題か? それとも頭の体操か? ~「AIと著作権」をめぐって

「論究ジュリスト」という「ジュリスト」のスピンオフ的な季刊誌があって、長らく購読していながら、忙しい時はどうしても優先順位が落ちるものだから、ずっと積読にしてしまっていたのだが、ちょうど余裕も出てきた夏の時期にちょうどいいタイミングで届い…

74回目の原爆忌に祈りを込めて。

ここ最近、日本だけではなく世界中で落ち着かないさざ波が立っていて、少し落ち着いたと思ったら、またどこかで新しい波がより大きな脅威として生まれてくる・・・そんなことを繰り返しているように感じられる時だけに、今年は一段と「8月6日」の報が胸に染…

暑い夏の冷や水も何のその。

関東地方が梅雨明けしてからまだちょうど1週間くらいしか経っていないと思うのだが、気づけば連日「今年もずっと前からこの天気だった」と言わんばかりの暑さ。とはいえ、毎年強調している(?)ように、自分はこの暑さが全く嫌いではないし、夏が例年より短…

ブログ開設から14年を迎えて~「法務職域論」に関する若干の考察

8月4日は、自分の中では「当ブログ開設記念日」ということになっている。 始まったのは2005年だから、今年で丸14年。決してキリの良い区切りではない。だが、それにかこつけて、今SNS界隈で、「法務職域論」(柔らかく言えば「法務の役割論」だろうか)なる…

「甲子園」に見る「人材育成」の光と影。

しばらくバタバタしていて、家に届いたまま放置してしまっていたのだが、ようやく読んだ直近のNumber誌。 特集は季節を反映して、ここ数年この雑誌が看板にしている「夏の甲子園」絡みの内容で、特に高校野球の「教育」的観点を強調した構成になっていたのだ…

サプライズなき資本の論理~それでも明日は来る。

アスクルの定時株主総会が行われ、以下のような結果となった。 「筆頭株主のヤフーと社長らの再任を巡って対立しているアスクルが2日、東京都内で株主総会を開いた。約45%を出資するヤフーが業績低迷を理由に岩田彰一郎社長と独立社外取締役3人の再任に反対…

月が替わって最初のニュースが・・・

梅雨が明けてからまだ数日、というタイミングなのに、さすがは日本の夏、容赦なく熱波が襲ってくる。 それでも、新しい月になって何となく気持ちが上向いていたところに、とんでもないニュースが出て来た・・・。www.nikkei.comまぁ確かに、先月のサービス開…

2019年7月のまとめ

月末になって、ようやく長い長い梅雨が明け、かろうじて本格的な夏が到来した今年の7月。 でも、梅雨明けからわずか数日しか経っていないのに、既に昨年よりはるかに長く夏の陽射しを感じられたような気がして、今こうやって幸福な時間を過ごせることに心か…

どこまでも、完璧過ぎたから・・・。

ディープインパクトが、逝った。自分は「強すぎる馬」は決して好きではない。 大きいレースになればなるほど、”絶対的本命”視された馬に、何かとケチを付けて買わない口実を探し、結果的には順当に収まっているのに、「今日は運がなかっただけ」と呟くしょう…

最近の法律雑誌より~2019年8月号(法律時報、ジュリスト)

昨日、ジュリストのHOT issueの紹介だけで一エントリーを立ててしまったところでもあるので、恒例のこちらの企画の方は、2誌まとめる形にさせていただいた。 とはいえ、今月も興味深い記事が多く(特に法律時報)、本格的な夏が始まり、仕事も少し落ち着いた…

「法務」という名の船に乗って、我らはどこへ向かうのか?

先月号の予告の時点から気になっていた企画ではあったのだが*1、やっぱり読んでみたら迫力満点、そして考えさせられることも山のように出てきた、ということで、月例の法律雑誌シリーズとは別立てで、ジュリスト2019年8月号の「HOT issue」を取り上げてみる…

結局はこうなってしまうのか、という・・・

今年の春以降、断続的に取り上げてきた「オプジーボ」特許の対価をめぐる問題。k-houmu-sensi2005.hatenablog.comk-houmu-sensi2005.hatenablog.comその後も、なかなか歩み寄りにつながりそうな気配もなくて、どうなるのかな、と気を揉んでいたら、遂に以下…

「非常識」でも「英断」でもない、冷静な判断。

今年の4月に「球速163キロ」を記録し、「岩手から再び怪物登場!」とばかりに俄然フィーバーに巻き込まれることになってしまったのが、岩手県立大船渡高校の佐々木朗希投手だった。それまで全国的には全く無名に近い存在だったし、チーム自体、岩手県内の大…

しびれる攻防~アスクル株主総会に向けた関係者の動き・PART2

ちょうど一週間前に、当ブログで、アスクル株式会社の大株主の株主総会での議決権行使(現社長の取締役再任拒否)をめぐる動きについて簡単に取り上げ、「ワーストおやじギャグ」という批判を受けつつも、多くの方に目を通していただいたところだった。k-hou…