2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年11月のまとめ

長く続いた「コロナの時代」もようやく終わりか・・・という雰囲気になって、街中にも何とか人が戻ってきた感じになってきたところで突如世界に衝撃を与えた「オミクロン」。ハリウッドのB級アクション映画なんかだと、最初からずっと最大の敵、と思われてい…

これは同期に捧げた花道だったのか。

第41回ジャパンカップ。ここ数年、「名ばかり国際レース」のようになってしまっていたこのレースだが、今年は外国産馬3頭が参戦*1。 迎え撃つ国内勢の方は、昨年に比べるとちょっと寂しい顔ぶれにはなったが、三冠馬・コントレイルを筆頭に、今年のダービー…

まだ、終わってはいなかった。

オリックスの大逆転サヨナラ劇で幕を開けて以来、連日白熱した試合が続いた今年の日本シリーズ。2点差以上付いたのはわずか1試合だけ*1。あとは第3戦以降、どっちに転んでもおかしくない展開で舞台を東京ドームから神戸に移して4試合。最後の第6戦も、無双・…

何が本当の「スタンダード」なのか分からなくなる今日この頃。

2年前の暮れから追いかけ続けてきた東証の市場区分見直しの話*1も、いよいよ12月末の選択手続き期限があと1か月ほどに迫り、今月の半ばくらいから連日、新市場選択に関する各社の適時開示資料が大量に公表されるようになってきている。7月の上旬に東証から一…

これが本当の「幕切れ」になることを願って~東芝ガバナンス強化委員会報告書より

”劇場型”の株主総会で株主提案を退けたのもつかの間、「議決権集計問題」に端を発した疑惑の火が「圧力問題」で燃え上がり、臨時株主総会で株主提案が一部可決、さらにそれに基づく会社法316条2項の調査者報告で明らかにされた事実を契機に定時株主総会を経…

「牝馬こそ最強」時代の黄昏。

2年続けて阪神競馬場での開催となった第38回マイルチャンピオンシップ。それなりの豪華なメンバーが揃ってはいたが、主役がグランアレグリアただ1頭になる、ということは最初から分かっていた。何といっても昨年はマイル、スプリント路線でGⅠ3勝を挙げ、文句…

「2位・東急」の時代はいつまで続くのか。

先月の終わりから今月にかけて、3月期決算会社の中間決算が概ね出揃った。全体的な傾向は前の四半期からそんなに変わっておらず、半導体関連は絶好調、資源系や国際物流系も需要増と価格高騰の恩恵を受け、自動車や工作機械、化学系等、製造業各社も前年の反…

「固定」し続けたことの意味。

最近では珍しくハラハラした展開が続いているサッカーのカタールW杯最終予選。1勝2敗、と負け越したサウジ戦では、聞こえてくる声はみな罵声、というような状況だったが*1、その4日後にホームでオーストラリアを撃破して一息。さらに先週からの11月アウェー2…

その糸が繋いだ絆。

全馬ゴールした後、ラジオの音声からも場内騒然、という空気が漂ってくるのを感じながら、「そういえば、昔は”荒れるレース”の典型だったなぁ」と懐かしく思い出した今年の第46回エリザベス女王杯。かくいう自分も、1番人気・レイパパレは高野厩舎の仕上げの…

急転直下の決着と、おぼろげながら見えてきたような気がするもの。

一昨年くらいから話題になり続けていた「オプジーボ」の特許使用料分配をめぐる小野薬品と京大・本庶佑特別教授との間の争いが、「和解」という形で決着したことが報じられた。 「がん免疫薬「オプジーボ」を巡り、ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学…

タダほど高いものはない。再び・・・。

古くから「タダほど高いものはない」ということはよく言われることではあるのだが、そんな格言にさらに一事例を積み重ねるような判決が、大阪地裁で出されている。舞台は紅葉も今が見ごろであろう、京都の山深くの貴船神社。その写真の利用許諾をめぐって起…

900万ページビュー到達。

これまで以上に険しい道のり。度々足を止めながらも何とかここまで来た。 当ブログの通算PV数が、何となくきりがよい2021年11月11日に、9,000,000に到達。開設から16年と3カ月ちょっと。日数にすると5945日。それだけでもまぁ随分と・・・という感じではある…

光と影、の先を見る。

最初は日経電子版で見かけて、思わず読んでしまった一本の記事。その後、昨日の朝刊にも掲載されていた。 「世界の企業がデジタル対応を急ぐなかで、日本の足踏みが目立つ。アップルなど米IT(情報技術)大手5社の時価総額は東証1部の合計を上回る。差はどこ…

泰斗のお言葉は重い、からこそ・・・。

週明け早々、日経法税務面の明日からしばらく話題になりそうな某メーカーの記事の隣に上村達男・早稲田大学名誉教授の「経済教室」の論稿が掲載された*1。上村先生と言えば会社法の世界では誰もが知る学界の権威。早大を退職されたのは2年前のことだが、その…

最高に爽快で、最高に痛快だった2つ目の勝利。

月が変わった途端にあれこれといろいろ舞い込んで、ブログで”本業”のエントリーを書くのもままならない状況になってしまっているのだが、そんな中、この日曜の朝に飛び込んできた快挙の報は、最高の癒しになった。これまで専ら「観る」だけのレースだった本…

15年の時を超えて。

”ワンマンショー”という言葉がふさわしい、”らしさ”全開の就任会見だった。www.youtube.com最近は、いろんな会見がそのままの形でインターネットに載せられることは多いのだが、50分近くの時間、ずっと見続けていたいと思うようなスリリングな会見と問答がで…

再び自由に歩き回れる日々は戻ってくるのだろうか。

連日公表される新型コロナウイルスの感染判明者の数字が、流行開始以降では最低レベルの水準に落ち着くようになってしばらく経つ。まだ、そろりそろり・・・という感じではあるが、街中も「皆マスクをしている」ということ以外は、徐々に”平時”に戻りつつあ…

これが想定外のトリックショットにならないように。

2021年の総選挙も終わった。開票前は野党共闘が功を奏して「与野党拮抗」といった報道も流れてきたが、蓋を開けてみれば自民党が単独で絶対安定多数の議席数を確保する、という結果に。「メディアはああだこうだ言ってるけど、投票するのは優しい日本人。誕…

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html