2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2020年1月のまとめ

早いもので、年が明けたと思ったらあっという間に12分の1が終わった。そんなの今年に始まったことではないし、季節の移り変わりも、世の中のあれこれもキャッチアップできるだけの余裕がある分、ここ数年と比べると今年ははるかにマシだな、と思うのだけれど…

搭乗者に罪はない。

連日同じような話題で恐縮だが、日本政府が気合を入れて飛ばしたチャーター便の話。 「中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、現地に滞在していた邦人206人を乗せた日本政府の最初の民間チャーター機が29日午前、武漢か…

季節外れのRainy Day

心配されていた雪は降らなかった・・・のだけれど、この季節にしては珍しい大粒の雨にたたられた28日の東京。そして、今夜から明日にかけてはどうなるのだろう?と思って眺めた天気予報で、「最高気温17度」という数字を見て仰天した。今は1月だぞ・・・、と…

これからの一週間が平和に過ぎゆくことを、今はただひたすら願う。

先週の半ばくらいまでは、対岸の火事・・・とすらいえないくらい、のんびりと報じられていたのが武漢発の新型肺炎発症者のニュースだったのだが、公式発表される感染者数、死亡者数は瞬く間に増加の一途をたどり、いざとなれば動きが早い中国当局が都市封鎖…

軋むビジネスモデルに介入すべきは「法」なのか?それとも・・・? ~ジュリスト2020年1月号特集より

最近、「成功事例」として長くもてはやされていたビジネスモデルの”軋み”を見せつけられることが多くなった気がする。その典型がコンビニエンスストアのFCモデルで、セブンイレブンが1号店を出してから半世紀近く、その間に訪れた景気の谷すら勢いに変えて、…

「時間」管理よりも、もっと大切なこと。

月曜日からこんな話題かぁ・・・と思いつつ、これがリアルな現実でもあると思うのでひとまずご紹介。 「大企業の残業に罰則付き上限が導入された2019年4月以降も月80時間超の残業をしている人が推計で約300万人に上ることが総務省の調査で分かった。労務管理…

東西でユタカが魅せた日。

新しい年になってもJRAの勢いは止まらない、というか、CMのノリだけ見ればますます絶好調な感じだし、先週の3日連続の中山・京都での開催に続き、今週からは3場開催、ということでレースの数もやたら多い*1。残念なのは、秋競馬で連戦していた馬たちがつかの…

「違法ダウンロード」規制拡大議論の終着点?

昨年からずっとモヤモヤした状態が続いていた「侵害コンテンツのダウンロード違法化」をめぐる問題だが、ちょっと目を離している隙に、どうやら検討会の報告書がまとまったようである*1。 「文化庁は16日、漫画などを海賊版と知りながらダウンロードする行為…

あの夏の記憶は、決して遠い日の花火ではないけれど。

歳のせいか、最近、回想エントリばかりで恐縮だが、さすがに自分も反応せざるを得なかったローカルネットニュースの記事がある。 「地下鉄東西線早稲田駅前の喫茶店「コーヒーハウス・シャノアール早稲田店」が1月13日、閉店した。」 (高田馬場経済新聞2020…

早明決勝対決が蘇らせた遠い日の記憶。

昨年のワールドカップの勢いは年が変わっても依然続いているようで、ここ数年特に苦もなく確保できていたトップリーグのチケットも、今シーズンは手に入れるのにかなり苦労する状況になっている。その4年前、W杯直後のトップリーグの試合で空席が目立って大…

「プラットフォームビジネス」構造転換の足音。

いわゆるサービスプラットフォーム型ビジネスを支えてきた「個人事業主」たちを「労働者」として保護しよう、という動きが、昨年くらいから全世界で劇的に広がってきているのだが、年明け早々、本場US西海岸から、ビジネスモデルそのものに影響を与えかねな…

「2019年JRA賞」の大波乱が示唆する新時代の幕開け。

いつも年が変わって早々に発表される競馬界の風物詩「JRA賞」。騎手、調教師部門は、昨年の全開催が終了した時点の成績で有無を言わさず決まるのだが*1、記者投票の結果を見るまで分からないのが、「馬」の部門。そして今年は蓋を開けてみたら、昨年までとは…

「逃亡者」をかばい立てするつもりは全くないのだけれど。

昨年末から今年にかけて、連日話題になってしまっている「カルロス・ゴーン逃走劇」。保釈中の被告人として日本で公判を待つ身だったはずなのに、年の瀬に突如としてレバノンから電撃的な声明発表。 やがて明らかになった逃走の手口は、プライベートジェット…

我々はこの山をどこまで登ることができるのだろう?~田村善之『知財の理論』との格闘の途中にて。

昨年の秋頃に公刊予定であることが発表されるや否や、SNS上でも「発売まで待てない!」*1的な声が沸き上がったのが、田村善之教授の論文集、『知財の理論』である。知財の理論作者:田村 善之出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2019/12/21メディア: 単行本自分…

走ったのは靴ではなく、人間だ。

興味関心の移り変わり、というのは恐ろしいもので、今年は年末からずっと日本にいたのに、元旦にサッカーの天皇杯決勝があったことすら忘れていて、翌日の昼くらいにようやく「そういえば結果は・・・?」とスポーツニュースを見返すような事態となってしま…

「法務機能」を企業の中で生き残らせるために、今すべきこと。

昨年11月、世に出た時には、SNS上でもかなり議論が沸騰したと記憶しているが、当時は日々忙殺されていたこともあって、まとまったコメントをするタイミングを逸してしまっていたのが、「国際競争力強化に向けた日本企業の法務機能の在り方研究会 報告書~令…

今年も懲りずに「占い」を。

一年の計は元旦にあり、という言葉を覚えてからもう40年近く経とうとしているが、相変わらず年末から年始にかけてのこの時期はダラダラムードで過ごしてしまい、自分に課したつもりのミッションを全く予定通りには消化できないまま、ズルズルと日が過ぎて行…

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