2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2010年12月&通年のまとめ

そんなこんなで、今年も間もなく終わり。 23時時点の数字では、12月の月間ページビューは34000件弱、ユニークユーザーは20000人強。 そして、年間のページビューを合計すると、38万4000件強、対前年比1万9000件プラスくらい、という数字で、今年も大変多くの…

ターニングYear

傍からは順調のように見えても、(心情的には)山あり谷ありだった「2010年」が間もなく終わる。一昨年、昨年と、人生の節目、区切りになるような大きな出来事が立て続けにあったことを考えると、今年は決定的なインパクトに残るような出来事はなかったよう…

今年の紅白は・・・

とにかく副音声が面白い(笑)。 元々、台本通りで面白みもなんもない“表”のMCの堅っ苦しさを、こういう形で中和するとは考えたなNHK・・・。 しかも、演歌歌手が歌っている時間帯もチャンネル変える気を失せさせる、この巧みな視聴率確保戦術。 これは率直…

年末年始休暇ほど「休暇」らしくないものはない。

毎年思うことだけど、一年の終わりと初め、という、いろいろ慌ただしい時期に、まとめて「休暇」をもらったところで、有意義に使うのは難しい。何となく部屋を片付けたり、手帳を整理したり、意味もなく大掃除してみたり、ブログの年間総集編を作ってみたり…

2010年の裁判例アーカイブ

ブログ開設以来、毎年年末になるとこの手の企画をやっているのだが、今年はダメダメだった昨年に輪をかけて、個別判例の分析検討にまで手が回っていなかった(特に後半)*1状況なので、少なくとも今の時点での資料的価値は乏しいものにならざるを得ない*2。…

果敢な挑戦者か、無謀な侵害者か?

年末も大詰めのこの時期に「自炊の森」なるレンタルスペースが秋葉原に仮オープンした、ということで、ネット上での議論もなかなか盛り上がっているそうである。 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20101228/etc_jisui.htmlいわゆる“自炊”用機材…

だから言わんこっちゃない。

この年末になって、著作権実務(というか、録音録画補償金実務)に極めて大きな影響を与えるような判決が、東京地裁で出された。 「デジタル放送専用のDVDレコーダーなどの録画機器を巡り、著作権団体の私的録画補償金管理協会が東芝を相手取り、録画機の売…

美しくない責任の押し付け合い

郵便料金不正事件における大阪地検の大失態の責任を取る形で、大林宏・検事総長が就任後約半年で辞任。 後任には来年早々に定年を迎えるはずだった、笠間治雄・東京高検検事長が就任、という話を聞くと、「人生どこで何が起きるか分からない」というありきた…

雌伏の時を経て。

全日本フィギュアの女子シングルは、予想通り、というか、テレビ局やスポンサーの思惑通り、というか・・・ 鈴木明子選手の逆襲にかすかな期待を抱いていた一視聴者の期待空しく、至極穏当な結果に収まってしまった。“波乱”と言えば、浅田真央選手が、見た目…

ブエナビスタの悲運。

ローズキングダムの出走取り消し、というアクシデントもあり、ブエナビスタが人気を一身に背負って臨む形になった今年の有馬記念。最後の直線で、いつも以上に豪快な、上がり33秒台の強烈な末脚が繰り出された時は、今年の締めくくりにふさわしいフィナーレ…

終わってみれば何とやら。

かつては高橋大輔選手と織田信成選手の“2強”。小塚崇彦選手が台頭してきてからもせいぜい“3強”で手堅く代表枠を分け合ってきたフィギュアスケート日本男子陣だが、今年はジュニア世界チャンピオンの肩書を引っ提げて乗り込んできた羽生結弦選手が、一瞬「ど…

弁護士ランキング2010

いろんな意味で、“毎年恒例”になってきたこのランキング。 今年も例年と似たような傾向の結果が並んでいる。 <2010年に活躍した弁護士ランキング・企業法務部門> 1.小舘浩樹 アンダーソン・毛利・友常 35票 2.玉井裕子 長島・大野・常松 23票 3.太田…

クリスマス

ちょっと油断している間に、12月もあっという間に大詰め。そして、気が付くとクリスマス。正直、クリスマス・イブがどうのこうの、なんて話は、失われた20年の間、度重なるバブル崩壊を繰り返すうちに、半ば都市伝説になってしまったんじゃないか・・・、と…

驚愕の社説

最初に読んだ時、思わず“ポカーン”状態になってしまった、そんな驚くべき社説が、日経紙に掲載された。題して、 「「公正」かたる著作権侵害許すな」 (日本経済新聞2010年12月23日付朝刊・第2面) 先日のエントリーでも触れたとおり*1、文化審議会著作権分…

ほんの一かけらの前向きさ

最近、身の周りのいろいろなエピソードを見ていて、客観的/主観的を問わず、どんなに厳しい状況に追い込まれても、心のどこかに前向きさを持ち続けていられる人間には、必ずチャンスが訪れるものなんだなぁ・・・ということをしみじみ感じている。ネガティ…

ここまで来た“お膳立て”

「営業秘密保護による国内企業の競争力強化」というお題目の下、ここ数年間、不正競争防止法上の刑事罰強化等、拙速と言われても不思議ではないようなスピードで、数々の手が打たれてきた。そして、遂に、最終到達点に達したんじゃないか、そう思えるような…

“ポスト・サンデー”不在を象徴するような結果。

競馬の世界って、普通の世の中よりも世代がめぐるサイクルが早い。ついこの前まで現役バリバリで走っていた、と記憶していた馬の息子、娘たちが、いつの間にかデビューしている、なんてことも良くあるわけで、そうやって歳月の流れを感じていくのが、競馬フ…

疲労感。

そこはかとなく感じる疲れが積み重なっていく日々。別に昔に比べて、仕事の量がそんなに極端に増えているわけでもないし、人生の大きなイベントを抱えているわけでもない。 夜中家に帰ってから机に向かわないといけないような生活も脱却した。なのに、ぐった…

企業は「二の足」を踏んでいるのか?

日経紙の夕刊に興味深い記事が載っている。 「会社の中で弁護士としての専門知識や経験を生かす「企業内弁護士」の採用について、企業の9割以上が消極的なことが17日までに、日弁連の調査で分かった。」 「調査は昨年11月、上場企業を中心に5215社に実施。11…

ダブル・スタンダード

今年二度目となる「二回試験」の結果が発表された。 「最高裁は15日、司法修習を終えた2039人を対象にした卒業試験(考試)で、1949人が合格したと発表した。」 「今回の考試で不合格になったのは90人で、受験者数に占める割合は約4.4%。最高裁は「真に必要…

これがファイナル・アンサー?〜「権利制限の一般規定に関する報告書」より

今年の1月に、「ワーキング報告書」が公表されて以降、どんな議論が展開されるのか、とちょっとだけわくわくしながら見ていた「フェアユース」規定導入問題だが、結局、そんなに大きなブラッシュアップがなされることもないまま、文化審議会著作権分科会法制…

“エース”不在の重さ

昨日放映されたフィギュアスケート、グランプリファイナル。五輪の翌シーズンということもあって、去年までに比べると今年はそんなにGPシリーズをじっくり見ていたわけではなかったのだが、さすがに“ファイナル”ということになると見ずにはいられず、フリ…

裁判員の良心

一部ではいろいろと批判も多い裁判員制度だが、少なくとも、「死刑判決を抑制する」という点と、「証拠が薄い事件で安易に有罪認定することを避ける」という点では、当初の(特に弁護士会側の)目論見どおり、うまく機能しているのではないかと思う。10日夜…

駒込大観音事件の決着

観音像製作をめぐって、著作者人格権侵害の成否が争われた、通称「駒込大観音」事件。ここ2年の間に出された東京地裁判決と知財高裁判決それぞれにおいて、著作者人格権侵害に基づく名誉声望回復措置の具体的内容について判断が分かれたこともあって、一度き…

“争議”は“葬儀”の一里塚。

経営再建に向けて青息吐息状態のJALだが、危機的状況においても会社の“風土”は依然維持されているようで、(いまどき珍しく元気がいい)組合のニュースも、相変わらず紙面を賑わせている。で、先般の争議権確立投票をめぐる労使の攻防が遂に労働委員会に持ち…

エースの緊急登板?

ちょうど一年前に、涌井紀夫最高裁判事の現職でのご逝去(現職では21年ぶり)の報を記したばかりだというのに*1、またしても今年の11月21日、近藤崇晴最高裁判事ご逝去という悲報が舞い込んできた。それだけ最高裁判事の職も激務になってきた、ということな…

ここから新しいドラマは生まれるのか?

世の中には、よく自分が受けてきた試験の分析を、受かった後も熱心にやっていて、そのまま趣味が高じて(?)“対策講座の講師”みたいなことをやっている人もよくいるのだが*1、自分は性格的に、一度通り過ぎてしまうと、その後は通り過ぎたものにはほとんど…

アンケートを書きながら思ったこと。

某人気法律雑誌の「今年買った本」のアンケートの締め切りが間際に迫っている(締切は12月6日!)ことに気づき、慌てて作業をしているところである。Excelファイルにざっと並んだ「今年の新刊本」リストを見ると、この1年だけでもずいぶんと法律書が世に出た…

公取委の困惑が透けて見えるような・・・

元々そんなに大きな問題になるとは思えない中身なのに、なぜか日経紙を中心に外野が盛り上がってしまった、ヤフー・グーグル提携問題。これまでの経緯については、 http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20100729/1280900592 http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20…

寂しさ

このブログを書き始めた頃にご紹介したことのある自分の「恩師」*1が亡くなった。会社員のキャリアとしては終わりに近付いていた年頃、しかも、今年の春ごろからは、闘病生活に入っていた、とはいえ、一年前の今頃は、まだ飲み会で普通に話ができていたくら…

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