趣味

清々しい敗戦。

2024年のサッカーアジアカップ。不完全燃焼のグループリーグの後にやって来たノックアウトステージ。こういう方式の大会は、グループリーグで苦戦した方がトーナメントの戦いに入ってから勝負強く勝ち上がる、ということも結構あるし、ROUND16のバーレーン戦…

世界との距離が再び縮まることを願って。

油断するとあっという間に月末。年が明けて最初の月から早くもその状況に陥っているのだけれど、そんな1月最後の週末、飛び込んできたのが大阪国際女子マラソンでの前田穂南選手の「日本新」のニュース。男子の方はここ数年、大迫傑選手が2時間6分の壁を、鈴…

アジアをなめてはいかんのです。

初戦のベトナム戦、相手チームのベンチにあのトルシエ監督がいる、というのを知って嫌な予感がした。一時逆転されながら、前半のうちにひっくり返して最後にダメ押しした試合運びはさすがだったが、この一戦に全力で挑み躍動するベトナムの選手たちの姿に、…

傑出した者と同じ時代を生きたゆえの哀しさ。

長年年始の風物詩として定着している競走馬部門のJRA賞発表。そして今年も、年度代表馬はイクイノックスだった。www.jra.go.jp昨年の受賞に対しては、古馬たちとの比較で一言二言言いたいところもあったこの馬だが、こと今年(23年実績)に関して言えば、ド…

無事是名騎手、的な。

新しい年を迎え、かたや能登半島地震に端を発した異常事態が進行しつつ、平行してカレンダー通りのイベントも粛々と・・・という不思議な日々が続いているのだが、これもまた平時のイベント、ということで「2023年度JRA賞」(調教師・騎手部門)が発表された…

100回目を飾った有言実行。

本来なら「第100回」の記念大会、ということで、もう少し盛り上がっても良かったのだろうが、この国で新年早々から続いた災厄が熱を冷ましてしまった感もあった今年の箱根駅伝。とはいえ、前日の時点では、中止やむなし・・・という噂もまことしやかに流布さ…

主なきグランプリでダービー馬が見せた意地。

今年もめぐってきた年末の大一番、第68回有馬記念。本来なら、新型コロナ禍も完全に明けた今年、3世代にわたるダービー馬をはじめとするGⅠ馬たちがずらりと顔を揃え、場内に詰めかけた大観衆の後押しも受けて、これぞシーズンの締めくくり、とも言うべき華や…

欲を言えば、もう少し余韻に浸りたかった。

何か凄いものを見て心が震えた時はすぐに書き残さなければだめだ、ということは、身に染みて分かっていたつもりなのだけど、またしても後悔。先週末、「あの瞬間」を見終わった後、一つの勝利のあまりのスケールの大きさにぼんやりとし、我に返ったのち、慌…

「代打」が決めた美しい勝利。

今年の安田記念馬、ソングラインこそ不在だったものの、シュネルマイスター、セリフォス、ダノンザキッドといった常連馬たちに毎日王冠、富士Sといった前哨戦の上位馬がずらっと顔を揃えて、豪華メンバーゆえの混戦模様となっていた今年のマイルチャンピオン…

「最強牝馬決定戦」も今や昔。

「エリザベス女王杯」と言えば、かつては3歳(当時4歳)牝馬三冠レースの最終戦。その後、秋華賞の創設に伴い、3歳馬と古馬が相まみえるレースへと変容を遂げたが、それでも牝馬にとって「最強」の称号を得るためのレースであることに変わりはなかった。だが…

38年間、という歳月の濃淡

その瞬間はTverのアプリで見た。「1985年以来二度目の日本一」というニュース速報の見出しも何度も確認した。だが、何時間か経っても、未だに実感がわかないのは、軽く回ったアルコールのせいだけでもなかろう・・・。 遡って1980年代、沿線でもないのにクラ…

世界最強馬の意地と、この先の未来と。

3年前のアーモンドアイを超える単勝1.3倍。昨年のこのレースからの怒涛の連勝街道を見れば、今年の天皇賞(秋)の出走馬の中でイクイノックスが一番強い馬であることは容易に分かっていた。 だが、これほどまでとは・・・。「世界最強馬」の引き立て役になる…

「強い馬」が勝つレースだからこそ。

昔から「強い馬が勝つ」と言われ続けてきたのが牡馬三冠最後の一戦、菊花賞。とはいえ、芝3000mという競走条件の設定がサラブレッド界のトレンドから乖離して久しい今となっては、(三冠がかかった馬を除けば)「本当に強い馬」は天皇賞やらマイルCSやらの古…

勝つことを「当たり前」にしてしまった人馬の強さと美しさ。

単勝1.1倍、誰もが勝つと信じた馬が順当に勝った、というただそれだけの話。だが、それを当たり前のようにやってのけたところに、今年の「三冠牝馬」の凄さはあった。競馬に絶対はなく、どんな馬にも死角はある。だからこそ、ずば抜けて本命視される馬がいる…

足りなかったものと、今度こそ、の期待。

4年前の再来を・・・という思いむなしく、ラグビー日本代表のW杯は終わった。何でもかんでも煽り立てるメディアの雑音を差し引けば、今大会の代表の前評判がそこまで高かったわけではない。戦前のテストマッチでは連戦連敗。「本番」で放り込まれたグループ…

「10年後」の景色。

今年の春からずっと楽しんできた日曜朝の至高の90分が今日、完結した。「あまちゃん」(再放送)本放送から10年。中盤に訪れる様々な急展開も、最後のオチも全部分かっている。 軽快なオープニングの音楽も15分ごとに6回繰り返されると、普通は耳障りになる…

あっけなく訪れた歓喜。

今月に入って、日々アプリで試合結果を眺めるたびに「負けてないなぁ」ということには薄らぼんやり気付いていた。地上波のテレビのニュースは見なくなって久しいし、周囲に同類がいるわけでもないから、”ムード”がどんなものかは全く察しがつかなかったが、…

○○年ぶり、の数字に感じた衝撃。

丸々一週間くらい続いた深夜のTVer生活。PCで作業をしながらほんの僅かな視線の移動だけで臨場感ある映像を楽しめる。 そんな便利さを最大限享受できたのが今年のブダペスト世界陸上だった。五輪前年の開催、ということで、世界中の有力選手たちが「勝負」ま…

日本女子代表の快進撃と、そこはかとなくこみ上げる申し訳なさと。

サッカー女子日本代表が出場したFIFAワールドカップ。佐々木則夫監督率いる”なでしこジャパン”が、男女通じて日本史上初のW杯制覇を成し遂げ一大旋風を起こしたのも今は昔で、既に干支は一回り。その翌年のロンドン五輪の時はもちろん、2015年W杯で準優勝し…

5億2000万円(税別)のプレゼント

世の中のありとあらゆるものが値上がりし、30数年ぶりのバブル到来か!というムードになっているこの日本。そして、決して景気が芳しくなかったここ数年でも右肩上がりの成長を続けてきたサラブレッド市場は、今年も大いにはじけた。良血馬が名を連ねること…

7つの海を越えて行け!

昨年秋以降、国内で古馬GⅠを連勝し、明け4歳の今年もドバイで圧勝。今年の第64回宝塚記念は、そんなイクイノックスのために用意された舞台となるはずだった。単勝1.3倍の断トツ人気。スタート直後の激しい先行争いには見向きもせず、後方からじわっと進み、…

信じられなくて、ごめん。

3歳春の頂点に向けた長い戦いが終わり、今週から「夏競馬」モードに突入した中央競馬。2歳戦が幕を開けた1週目に安田記念が来るのも、いつものカレンダーどおり。世界的に見ても極めて層が厚い芝マイルの舞台だけに、例年同様豪華なメンバーが揃い、5番人気…

今年も来た夏に。

本来なら月の変わり目に上げるのがキリが良くてよい、ということは分かっていたのだけど、注文して手元に取り寄せたのちもついついエントリーをさぼってしまって、このタイミングになってしまった。台風一過で急に気温が上がった週末、今日だけで朝からもう3…

明暗。

季節がめぐるのは早い。ついこの前、2歳馬たちが勝ち名乗りを挙げて、新しいシーズンが始まったような気がしていたのに、あっという間にカレンダーは一回りして東京優駿。新型コロナ禍の間も刻み続けられていた開催回数は、今年で遂に「第90回」に達し、自分…

「もったいない」という言葉が何よりもふさわしかった快勝劇。

単勝1.4倍、断然の一番人気を背負っていた馬だから、これも走り出す前から予想できた結末、と言えばそれまで。ただ、第84回オークスでリバティアイランドが見せた走りは、あらゆる想定を超えて見る者を圧倒した。逃げると目されたゴールデンハインドを抑えて…

戦国マイル戦を制した”餅屋”

かつては2000~2400mくらいの距離のレースが花形で、そこを目指して生産、調教される馬が多かったのがこの国の競馬だった。だが、世界的な潮流と絶対的なスピード信仰の蔓延により、今や外国産馬だけでなく国内生産馬も”マイル路線”の方が出走馬の層が遥か…

レジェンドには雨が良く似合う。

ここしばらくずっと気になっていた大井競馬所属のマンダリンヒーローが、遂に補欠からの繰上げでケンタッキーダービーに出走叶った、というのは、この週末の嬉しいニュースの一つだった。だから、土曜日の夜はJRAの海外馬券の購入サイトに飛び、微かな夢を託…

壮絶な潰し合いの末の悲劇。

新装開店したターフで、2週目に迎えるは3年ぶりに京都に戻ってきた春の天皇賞。 主役を演じるのは前走・日経賞で復活優勝を遂げたタイトルホルダーで、人気者の姉・メロディーレーンと同枠で仲良く共演しつつ、いつもの逃げ戦法から華々しく連覇を遂げる・・…

ようやく帰ってきた「京都」がもたらすダイバーシティ。

長らく改修工事が続いていた京都競馬場が、実に2年5カ月ぶりに中央競馬の開催地として戻ってきた。春の天皇賞、そして秋の定番だった秋華賞、菊花賞、エリザベス女王杯、マイルCSといったGⅠシリーズの舞台から「京都」の名が消えてもう久しかったから、最後…

唸り始めた新血脈。

いつの時代にも「迷ったら父の名で」という種牡馬はいる。産駒がデビューし始めた頃のサンデーサイレンスなどはまさにそんな感じだったし、2010年代はキングカメハメハに随分と助けられた。勢いが付きすぎると、そのうち大レースはことごとく「強い種牡馬」…

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