趣味

復活の時は、突然に訪れる。

このタイトル、もちろん都知事選とは何も関係なく*1、今日の阪神メイン、冠名のテレビ局の名前を見れば分かる通り、いつもの年なら中京で行われていたはずのCBC賞(GⅢ)で起きた、ちょっとした物語を取り上げたくて付けたものである。CBC賞といえば、かつて…

もっとも成功した「DX」事例と、それでも戻ってきてほしい「リアル」

「無観客」に突入して以降のJRAの健闘ぶりを見て、 「これこそが真のデジタルトランスフォーメーションだ、皆の衆、見習え!」 という趣旨のことを書いたのは、ちょうど2週間くらい前のことだったか*1。そして、5月の2週目くらいからずっと続いてきた「売上…

そのクビ差がまた一回り彼女を強くする。

気が付けば始まってもう4カ月目に突入している「無観客」競馬。ここ数か月のうちに、世の中には「withコロナ」だの「afterコロナ」だのと謳った”俄かDX商法”が蔓延しているが、サービスの中身を見たら何もトランスフォームしていないありきたりな広告商材だ…

今年もこの季節がやってきた。

「自粛」していても、「巣ごもり」していても、容赦なく時は過ぎ、季節はめぐる。・・・ということで、昼間外に出ると想像以上の熱波に体力を奪われ、夕方外に出ると「いつのまに・・・」と思うような日の長さにクラっとする今日この頃なのだが、そうなって…

再びの「競馬に絶対はない」

前夜に激しく降った雨が上がり、空だけ見ればカラッとした夏空の下で行われた今年の安田記念。だが、水を含んで湿った馬場が、競走馬たちの脚元を微妙に狂わせたのか、今日の東京コースの予想の難易度は、前の開催に輪をかけて高まっていた。新馬戦では藤田…

「2強」が「1強」になった日。

5月最後の日に行われた第87回東京優駿。10万人を超える大観衆の前で爽やかに歌い切った昨年の木村カエラの国家独唱も個人的には好きだったのが、無人のスタンドへの一礼から始まり、静まり返った空間から圧倒的な声量で全国に歌声を届けた今年の平原綾香は、…

「63年ぶりの無敗二冠牝馬」を敵に回さなかった幸運。

ずっと「無観客」が続いている中央競馬も、いよいよ春のGⅠクライマックスで、今週はオークス。「異例」と言われ続けていた今の状況も、多くのファンにはすっかり馴染んだ上に、売上も「健闘している」という域を超え、先週は遂に土曜日だけでなく日曜日の売…

走った、勝った、強すぎた。

タイトルからしてあまりにもベタで、仕事の前の日曜日の夜にやっつけで書いてるだろう、という突っ込みを受けそうだが(そしてそれも否定するものではないが)、正直、映像を眺め終わった後に、この標題の3つ以外に思い浮かぶフレーズもなかった、というの…

どれだけ手綱を取る者が変わっても。

「無観客」のまま、いよいよ本格的な春のGⅠシーズンがフィナーレに向けてのラストスパートに入った。ここ数週間くらいは、中央のレースであまりに結果が出ないために、12レースまで終わった後に(あるいは翌日に)地方競馬にまで手を出す、という愚挙を冒し…

令和初の「春天」、薄氷の連覇の価値はいずこに?

最初の頃は、”当座しのぎ”という感が否めなかった無観客競馬もはや2か月。「競馬場にもWINSにもお客さんがいない割には健闘してるね」といったトーンで報じられていた馬券の売上も「STAY HOME」の長期化とともにじわじわと伸びていき、4月に入ると、土曜日の…

荒れた空気の中の人生交差点。

祈りはまだ通じているのか、舞台を中山から東京へ、阪神から京都へと移し、今週も中央競馬の開催は継続された。同じ「無観客」仲間(?)、大相撲の世界でも既に感染事例が判明し、夏場所の開催が危ぶまれている状況になってしまっているのだが、競馬の世界…

歴史に残る名勝負の幕開け

毎週ハラハラさせられながらも、土曜日、ラジオを付けていつも通りの実況が流れてくるとホッとする。ここのところずっと、そんな週末を繰り返している。何といっても今週末の最大のトピックは、オーストラリアからダミアン・レーン騎手が再来日して騎乗を開…

節目の「1000号」と「1001号」が蘇らせてくれた記憶。

ここのところ週末までそれなりに仕事を入れていたこともあって、なかなか落ち着いて読む気分にもなれていなかったのだが、ようやく目を通すことができたNumber誌の節目の記念号。Number(ナンバー)1000「創刊1000号記念特集 ナンバー1の条件。」 (Sports Grap…

緊急事態宣言下の桜。

世の中は「緊急事態宣言」が出た。そして、これまで淡々と「無観客」のミッションをこなしてきた運営団体の中でも感染者は日に日に増え、遂には厩舎関係者の感染疑いまで浮上するに至った。だから自分はあきらめていた。今週末はもう無理だろう、と。だが、…

ここまで続いているドラマが、最後まで途切れないように。

恐れていた「関係者の感染」が遂に現実のものとなってしまった今週の競馬界。週末の開催自体は予定どおり行われたが、前の週で当該職員と同じ部屋(阪神競馬場の調整ルーム)にいた藤懸貴志、川須栄彦、岩崎翼の3騎手は不運にも乗り替わりの憂き目に。さすが…

今日のCOVID-19あれこれ~2020年3月24日版

昨日「4週間以内に」という報道に接した時は、「何を悠長なことを・・・!」という思いが頭をよぎったのだが、いざ動き出したら一晩で決着。実に早かった。 「安倍晋三首相は24日夜、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話で協議し、夏の東京五輪…

今日のCOVID-19あれこれ~2020年3月23日版

ドバイWCデー中止の報に呆然となってから半日も経たないうちに、今度はいよいよ「オリンピック延期」に向けた動きが本格化し始めた。 「国際オリンピック委員会(IOC)は22日夜(日本時間23日未明)、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年東京五輪の…

果たして「本番」はめぐって来るのだろうか?

淡々と無観客で続いている中央競馬は、3連休の3日連続開催の日程も無事消化することができた。個人(の馬券)的には、今の開催に突入してから高い回収率をキープしていた阪神競馬場との相性が今週はさっぱりで、日曜日のメイン・阪神大賞典でも、狙っていた…

そして穏やかに時は過ぎ、馬は走る。

この週末も、朝起きて、Alexaにラジオを付けてもらい、いつもと変わらない実況の音声が流れてきたのを聞いてほっとする。そんな2日間だった。世界中が”戦闘モード”に突入してしまったような雰囲気になっても、中山、阪神、中京では、何も変わらずに12レース…

今日のCOVID-19あれこれ~2020年3月11日版

憧れの舞台に立つことを夢見て練習に励んできた球児たちやその関係者にとっては、”もう一つの3・11”になってしまった感もある、第92回選抜高等学校野球大会中止の報。ちょっと前のエントリーでも書いた通り、生徒たちのスポーツの本質は「見せる」ことではな…

変わらないことに価値がある。

3月、この時期の週末は、百貨店の地下がホワイトデーに向けた催事で盛り上がるのだが、今年足を運んでみたら案の定、いつも長蛇の列ができているような売り場も、まぁそんなに待たずに買えるな、という感じの雰囲気になっていた*1。日経の朝刊にも、日中の勤…

今日のCOVID-19あれこれ~2020年3月5日版

というわけで、すっかり定番になったこの連載(?)企画。「危機」ムードが最初に出てきた頃(2月の終わりに差し掛かる頃)は、「そうは言ったって、周りには誰も罹患しているヤツなんていないじゃないか!」と、”世界の中心にいる自分”的な憤り方をしている…

馬は再びニッポンを救えるか?

一連の「コロナ対応」の流れを受けて、競馬の世界も、中央・地方ともに新たなフェーズに突入した。ズバリ、「無観客競馬」である。中央競馬に関していえば、20世紀初頭から脈々と続く歴史の中で、実に76年ぶりの話になるとのことで、「1944年以来」*1と聞く…

久々に現れた異才。

「令和」に変わったおかげで生まれたありがたい3連休。あいにく、いろんな”宿題”が積もりに積もってしまった結果、「休日」といってもほとんど作業に費やさないといけないことになってしまったのだが、世の中に不穏な空気が漂う中、東京・京都・小倉の3場…

野村監督が教えてくれたこと。

愛妻に先立たれて以来、メディアに登場するたび、遺言めいたコメントが出てくることも多くなっていたので気になってはいたのだが、いざ報じられると、やはり突然で、衝撃が大きいニュースだった。 「プロ野球で戦後初の三冠王を獲得するなど歴代2位の657本塁…

穴を埋めるのは誰だ?

週が始まった頃は、いったいどうなっちゃうんだろう?という感じだった新型肺炎騒動だが、少なくとも日本国内では「根拠なき鎮静化」とでも言いたくなるような、不思議な空気が流れた一週間だった。中国国内での死者数は気が付けばSARSを超えてしまっている…

世の中の雲行きがどんなに怪しくても、馬は走る。

今週は新型肺炎の話題で始まり、「思ったほどひどいものでもなさそうだ」とちょっと落ち着いてきた頃になって、WHOやら米国やらが一気にヒートアップしたことで、再び日本国内にも騒動が”逆流”して、結局、一日たりともこのニュースが流れない日はない、とい…

東西でユタカが魅せた日。

新しい年になってもJRAの勢いは止まらない、というか、CMのノリだけ見ればますます絶好調な感じだし、先週の3日連続の中山・京都での開催に続き、今週からは3場開催、ということでレースの数もやたら多い*1。残念なのは、秋競馬で連戦していた馬たちがつかの…

早明決勝対決が蘇らせた遠い日の記憶。

昨年のワールドカップの勢いは年が変わっても依然続いているようで、ここ数年特に苦もなく確保できていたトップリーグのチケットも、今シーズンは手に入れるのにかなり苦労する状況になっている。その4年前、W杯直後のトップリーグの試合で空席が目立って大…

「2019年JRA賞」の大波乱が示唆する新時代の幕開け。

いつも年が変わって早々に発表される競馬界の風物詩「JRA賞」。騎手、調教師部門は、昨年の全開催が終了した時点の成績で有無を言わさず決まるのだが*1、記者投票の結果を見るまで分からないのが、「馬」の部門。そして今年は蓋を開けてみたら、昨年までとは…

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