趣味

それぞれのストーリーが完結した日。

夏の全国高校野球選手権決勝、「大阪代表の履正社が星稜に勝った」と聞いた時点で「何か」が起きそうな気がしたのだが、やっぱり起きたようだ。news.nifty.comもしかしたら、今大会に入ってからメディアが作ってきたストーリーや、この日の実況中継の流れの…

「立候補ファイル」を美しく作り過ぎたツケ。

政治家でも、採用面接を受けに来る学生でも何でも、誰かに「選んで」もらおうとするときには、「自分をいかに美しく見せるか」ということに心を砕くのは当たり前、と言えば当たり前なのだが、 「選ばれる前に”誇張”して書いた(言った)ことのツケは、選ばれ…

「不調和な結末」から考えさせられた「大事なものの順番」。

先月19日に公開され、封切り3週にして興行収入が60億円に迫る勢いとなっている新海誠監督の最新作、「天気の子」。 封切後の口コミとリピーター続出で250億円まで到達した「君の名は。」と比べるのはちょっと気の毒だが、この3連休の間も大規模シネコンで2ス…

そして、歴史的名馬がまた一頭、世を去った。

昔、「インパクトの大きい訃報は続けざまに来る」という話を聞いたことがあるが、まさにそれを地で行くような悲しいお知らせ。 今度は、2004年のダービー馬、キングカメハメハがこの世を去った。 「ディープインパクトの死に続き、競馬界にまたも悲しい出来…

「甲子園」に見る「人材育成」の光と影。

しばらくバタバタしていて、家に届いたまま放置してしまっていたのだが、ようやく読んだ直近のNumber誌。 特集は季節を反映して、ここ数年この雑誌が看板にしている「夏の甲子園」絡みの内容で、特に高校野球の「教育」的観点を強調した構成になっていたのだ…

どこまでも、完璧過ぎたから・・・。

ディープインパクトが、逝った。自分は「強すぎる馬」は決して好きではない。 大きいレースになればなるほど、”絶対的本命”視された馬に、何かとケチを付けて買わない口実を探し、結果的には順当に収まっているのに、「今日は運がなかっただけ」と呟くしょう…

「非常識」でも「英断」でもない、冷静な判断。

今年の4月に「球速163キロ」を記録し、「岩手から再び怪物登場!」とばかりに俄然フィーバーに巻き込まれることになってしまったのが、岩手県立大船渡高校の佐々木朗希投手だった。それまで全国的には全く無名に近い存在だったし、チーム自体、岩手県内の大…

「COLD WAR」の衝撃。

最近、日々の時間に余裕を作れるようになったこともあって、移動の機中以外の環境で映画を見る、という贅沢を久しぶりに楽しんでいる。 そして、そんな中、前評判に釣られて観にいった「COLD WAR あの歌、2つの心」がまた凄い映画だった。style.nikkei.com…

歴史は繰り返す。

とりあえず、今回の参議院選挙も終わった。7月も下旬に差し掛かっているというのに相変わらずすっきりしない天気。 とはいえ、東京ではそんなに雨も降っていなかったので、投票に行くにはちょうどいい日和*1かなとも思ったのだが、蓋を開ければ記録的な低投…

情熱フットボール大陸。

日本時間では土曜日の早朝、現地時間では7月19日夜、サッカーの「2019 Africa Cup of Nations」(アフリカ選手権)の決勝戦が行われた。どこの大陸でも行われているこの種の大会だが、ずっと日本に住んでいるとアジアカップ以外に目を向けるのは、メディアが…

必要なのは、「選ぶ」ための選択肢。

7月21日投開票予定の参議院選挙は、公示から既に1週間以上経ち、今まさに選挙運動真っ盛り。 街に出れば、大概どこかの選挙カーが候補者名を連呼しながら走っている。衆参同日選というビッグイベントにこそならなかったものの、一応「令和初の国政選挙」。 …

憂鬱な雨の日はよく冷えたコーヒーでも。

毎年のこととはいえ、梅雨の季節というのはなかなか憂鬱なもの。 しかも、ここ数年は結構早いタイミングで明けてた気がするだけに、7月の2週目に入ってもまだ雨に祟られる、というのは結構鬱陶しい。こんな天気だと週末のルーティンにしているカフェ通いもど…

余韻を残して去った至宝の25歳。

中央競馬も早いもので、今年前半戦が終わりに近づき、夏のグランプリ・宝塚記念を迎えることに。 そして、4月の初来日以来、衝撃的な活躍を続けてきたオーストラリアのダミアン・レーン騎手が、短期免許最後の騎乗週で、また強烈なインパクトを残してくれた…

想像していたとおりの展開、とはいえ・・・。

「2019年6月21日」という日は、後々、日本のスポーツ界にとってエポックメイキングな一日として語り継がれることになるんじゃないか、というくらい、画期的な出来事が相次いで起きた日だった。一つ目は、実質U-23の日本代表がコパ・アメリカでウルグアイと引…

「たかが1戦」ではない未検査飼料問題が落とす影

G1ウィークではなかったのが唯一の救い、だが、そういう”閑散期”こそ勝負時、と週末を楽しみにしていた者にとっては、実にショッキングなニュースだった。 「中央競馬の競走馬に与えられる飼料添加物「グリーンカル」から禁止薬物のテオブロミンが検出され、…

受け継がれる「天才」の系譜と、そこにある一抹の不安。

彼の名は、もちろん、バルセロナの下部組織に入団した時から知っていたのだけど、日本に復帰してまだ4年。 雌伏の時を経て、ようやくJリーグでも代表でもトップのカテゴリーに顔を出せるようになってきた・・・というくらいの状況で、まだしばらくは日本を舞…

これぞ正真正銘の「必死のパッチ」

歳をとると、いろんなものに免疫ができてきてしまって、いわゆる”煽り”的な演出には、「感動」する前に引いてしまうことの方が多いのだけど、さすがに昨日の原口文仁選手の「劇的復活」には、いろいろと感じ入るところがあった。 「甘く入った4球目のスライ…

「14季ぶり」という事実への衝撃。

昔は熱狂的にハマっていたのにいつのまにかその熱が醒めてしまった、というものはいくつかあって、欧州のフットボールもその一つ。 かつては主要国のリーグ戦はもちろん、UEFAチャンピオンズリーグも、グループリーグから細かく追いかけていたのだけど、ここ…

浮気はしちゃダメ、と痛感した一戦。

しばらく続いていたG1連戦は今週で一区切り。 今開催からは2歳新馬戦も始まって、いよいよ新しいシーズンのスタート、といった感があるのだが、自分は、「競馬を見始めた時にはまだ最下級条件が『400万下』だった」世代である。 その後の歴史をたどっても、…

これが、日本ダービーだ。

先週日曜日、外国人騎手の騎乗馬がまたあっさり勝ってしまったこともあり、エントリー*1の中では、 「最後のダービーくらいは日本人騎手にも意地を見せてほしい」 と書いておきながら、深く考えずにサートゥルナーリアを本命&絶対軸に据えてしまった自分。 …

「魂」は燃え尽きたのか?

正直言うと、最近の日本のプロ野球には、もはやほとんど興味を惹かれなくなってしまっているのだが、やはり自分と同世代の選手の「引退劇」となると話は別だ。 「日米で活躍、通算100勝、100セーブ(S)、100ホールドの「トリプル100」を達成した巨人・上原…

気が付けば、昨秋の再来・・・。

いよいよ春のG1シーズンも大詰めに入ってきた、ということで、今日は牝馬クラシック二冠目、オークス。桜花賞を圧勝したグランアレグリアは、NHKマイルカップに回って不在となったし、そのレースでの斜行の結果、今週も引き続きルメール騎手はいない、という…

久々に放たれた稀代の逃げ馬の輝き。

前週とはうって変わって良い天気に恵まれ、雹が降ることもなくパンパンの良馬場で順調に進行した今週の東京競馬。 メインのヴィクトリアマイルは、出れば確実に圧勝したはずのアーモンドアイが出なかったこともあって、1番人気に押されたのは同世代の2番手・…

荒れ気味の「令和」の始まり。

元号が変わったことをどこまで意識するかは人それぞれだとしても、自分も含め、世の中のほとんどの人は、この先も(少なくとも自分の周りだけは)穏やかに調和が保たれていてほしい、と願うのが普通だと思う。だが、こと競馬の世界に関しては、「令和」が始…

贅沢な二重奏。

ここにきて、何でもかんでも「平成最後の」というフレーズが付くことに少々辟易している今日この頃ではあるのだが、やはり「天皇賞」となると、それを意識せずにはいられない。オグリキャップが台頭し、大競馬ブームの幕が開いてから、紆余曲折を経て30年。 …

「平成」のオリンピック回顧。

改元の年、2019年の4月も終わりに近づくにつれて、店頭に並ぶ出版物の表紙に「平成(回顧)」のタイトルが刻まれたものを目にする機会も多くなった。数日前に発売されたNumber誌の特集もずばり「平成五輪秘録」。Number(ナンバー)977号「夏季・冬季15大会総…

これが、今年のトレンドなのか。

切ったグランアレグリアに手痛い「順当勝ち」を食らってからまだ1週間しか経っていない*1のに、またやったかお前・・・的な結果に終わった皐月賞。賢明な読者の方であれば、当にお察しのとおり、今週も単勝1.7倍のサートゥルナーリアに喧嘩を挑み、そして華…

超越した一頭の前に、法則は通用しない。

時の流れは早く、あっという間にクラシックシーズンが到来。 そして、第1弾はいつものように、牝馬最初の関門、桜花賞。着順を正確に当てるのは決して簡単ではないが、上位に来る馬かどうかの「法則」は決まっている、というのが、長らくこのレースの特徴だ…

できすぎたストーリー

数日前、トーナメント戦でまだ勝ち上がっている学校の中に「東邦」という名前を目にして以来、もしかしたら・・・という予感はあったのだけれど。 「第91回選抜高校野球大会最終日は3日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場に2万7000人の観衆を集めて決勝が行われ…

どんな英雄にも、いつか終わりは来る。

今日の夕方になって、 「第一線を退く意向」 という速報が流れ、日本での凱旋興行だった対アスレチックス第2戦の出場をもって現役を退くことが濃厚となったシアトルマリナーズ・イチロー選手。去年、一度選手登録を外れた(が、引退とは明言しなかった)時か…