U-20に見る日本サッカーの未来

日本のサッカー界にとっては、久々に明るい話題のような気がする。


U-20選手権、1次リーグでスコットランドコスタリカを撃破し、決勝トーナメント進出一番乗り。


初戦のダンスパフォーマンスは元ネタが分からなかった*1が、今日のは分かりやすかったサムライパフォーマンス。


大会前に注目を集めていた柏木選手などは、まだ少し空回りしている感もあるし*2、FW陣のゴール前での決定力もそんなに際立ったものがあるわけではないのだが、リスクを恐れず、思いっきり良くゴールに向かっていく姿はここ最近の代表チームにはなかなかなかったもので。


“世代の強さ”は、その世代が始めるスポーツを始める頃に、サッカーを選ばせる何か、が存在したかどうか、で決まると思っている。


「強いインパクトを与える何か」が運動神経のいい子供達をサッカーに導き、年代が上がるにつれて、その勢いが増幅していく。才能のある人間は誰でも、“強い奴ら”と戦いたいと思うものだから。


それゆえ、「キャプテン翼」の強い影響を受けた筆者の前後の世代は、ゴールデンエージ、と呼ばれるまでになった。


今のU-20世代は、スタートしたばかりのJリーグに影響を受けたと思われる世代。


リアルなサッカーに憧れを抱いてボールを蹴り始めた初めての世代、と言っても過言ではないだけに、この先どこまでこの勢いが持続するのか、楽しみは終わらない・・・。

*1:ダイエット番組なんてみないし(笑)。

*2:コスタリカ戦でも自軍ゴール前でボールをこねくり回してあわや・・・のシーンもあった。

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