栄枯盛衰

un-knownman氏のブログに↓のような記事があった。
http://d.hatena.ne.jp/unknown-man/20060410


この手の話、大きな事務所を相手にしているとよく聞く話なのだが、
ま、一寸先はどうなるか分からない業界のこと、
稼げる時に使えばいいじゃん(笑)、と
あまり気にはしていない。


どんなに高名な先生を擁して、華やかな成果を挙げている事務所でも、
一つひとつの会社の担当者にとっては、
接点のある弁理士なり弁護士なりがどの程度仕事をしてくれるか、が
重要なのであって、
その“窓口”の先生がトンチンカンなことを言う人だったり、
お願いした仕事を数週間放置するような人だったりすると、
自ずから担当者の足は遠のくというもの。


特許事務所でも、法律事務所でも、
得てして、華やかに稼ぎを挙げて膨張している事務所ほど、
そういう弊に陥りがちなのであって、
それゆえ大きな事務所も常に顧客に愛想を尽かされる危険をはらんでいるし、
大規模化が進んでも、堅実な仕事をしてくれる中小事務所へのニーズが
失われることはないように思うのである。


・・・もっとも、「元特許庁○○○長」という肩書きに
簡単に騙されてしまう上司を説き伏せて、
事務所を切り替えるのは、容易なことではないのだが(・・・涙)。

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