世界フィギュア第3日

男子フリー、会社の給湯室で夜中にワンセグ起動させたら、“たまたま”(笑)オペラ座の怪人高橋大輔の番で、思わず見てしまう。


正直、日本選手権の時などに比べると、ジャンプもステップももう一歩、という感はしたのだけれど*1、それでも5連続ジャンプからラストの鬼気迫るストレートラインステップにかけて場内がヒートアップしていく様子は、小さなテレビ画面からも伝わってきて、その場にいたらさぞかし鳥肌ものだったろう、と、羨ましく思った次第。


ランビエール、バトル、ライザチェクといったあたりを押さえて(しかもフリーは堂々の1位で)の日本人初の銀メダル、という成績が立派なのはもちろんのことだが、ああいう情感あふれるプログラムを、遠い国のスケーターではなく母国の選手が演じられる時代になった、というのが、なんとも感慨深い*2

*1:詳細な採点については、http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/skate/figure/wc/2007/topics/takahashi/program_fs.html参照。3つのミスは素人目にもはっきり分かってしまったなぁ・・・。

*2:昔、幕張で稀代のパフォーマー、キャンデロロの演技を見た時に感じた戦慄がほんの少し甦ったような気がした・・・(普通の好青年である(と思われる)高橋選手があの域に達するのはたぶん不可能だと思うが(笑))。

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