最後まで盛り上がらなかった選挙。

今日は参院選の投票日、ということらしいが、ここ2週間はずっとサッカーしか見ていないせいもあって、“今日だったっけ?”というのが率直な気持ち。


で、それは自分だけかと思っていたら、比較的普通にニュースとかワイドショー系の番組を見ている人たちでも、公示直前・公示日1週間くらいは専らW杯で、その後は大相撲賭博問題で、と、選挙の話題に触れる機会は、去年の選挙前に比べれば遥かに少ない、ということである。


そもそも参院選なんて、谷間にひっそりとやるものだし、去年政権交代やった翌年ということも考えると、盛り上がらない方が健全だろうと自分なんかは思っているのだが、投票所に足を運ぶ人は果たして減るのか増えるのか・・・。



なお、投票率が伸び悩んでいるとかなんとか言われているが、個人的には、当選させたい候補の名前を書く方式だけではなく、落選させたい候補に「×」を付けるオプションも導入すれば、投票率は飛躍的に上昇するんじゃないかと思っている*1


特に、非拘束名簿式の比例代表選挙なんて、そうでもしないと投票する意欲が失われてしまうわけで*2、邪道ではあるが、一考の余地はあるんじゃないかなぁ・・・と思う次第*3

*1:もちろん、最終的な当落決定は「得票数‐×の数」で決める。

*2:支持政党に1票を投じたところで、当選する候補は何となく知名度のあるタレント系候補や労組・業界団体のお抱え候補ばかりだったりするのであれば、あえてそこに票を投じる気には到底なれない。しかも、拘束名簿式なら、「誰を上位に登載するか」というセンスを投票の判断基準にすることができるのだが、非拘束名簿式の場合はそれさえ困難である(仮に、当選させたい候補者名を書いたところで、その人物に組織的な背景や俗世的な人気がなければ、結局、自分の意に反する他の候補を当選させることに寄与するだけ、ということになってしまう)。

*3:例えば「政党名」を書いた上で、当選したら困る人に「×」を付ける方式っていうのもあるんじゃないかと思うのであるが・・・。

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