先月の終わり頃に想像していた以上に、めまぐるしくいろんなことが動いた10月だった。
世の中に目を向けても、安保法制が一息ついて、TPPやらその他の法改正やら・・・と、寝かされていた諸課題が来年に向けて一気に動き出してきており、追いかけるだけで手いっぱい、という状況で、つまらない内輪の仕事を合わせて忙殺されている間に、楽しみにしていたラグビーのW杯の“続き”も、決勝戦を眺めるだけで終わってしまう*1、という残念な展開に。
今年も残すところあと2カ月で、感覚的には、“ふと我に返ると仕事納め”となりそうな気配が漂っているのだけれど、それでも、いただいた仕事を“やっつけ”にしないように・・・と、微かな使命感だけを支えに、生き延びていきたいと思っている。
今月のページビューは25700件強、ユニークユーザーは20000人超。
今年の月間最低記録を更新してしまったが、今はただ忍耐あるのみ・・・。
<検索語(単語)ランキング>
1.↑ 見送り 157
2.→ 民法改正 156
3.↑ 著作権 155
4.↓ 企業法務戦士 144
5.圏外判例 79
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7.↑ 弁護士 65
8.↓ 企業法務 64
9.圏外トリップトラップ 59
10.→ 裁判 56
10.圏外訴訟 56
先月に続いて、「見送り」というキーワードと「民法改正」というキーワードがセットで上位に来ている。
おそらく、国会が終わって、「あれ、そういえば、民法の改正案どうなった?」と思ってGoogle先生に質問した人が多い、ということなのだろうけど、あれもこれも、と来年の通常国会に持ち込まれようとしている案件が山積みになりつつある状況だけに、来年の今頃もまだこのキーワードが上位に来ているのではないか・・・と、ちょっと背筋が寒くなるような想像もしてみたりする。
*1:準々決勝当たりの好勝負をもう少しちゃんと見たかったなぁ・・・と翌日の新聞で結果を見るために嘆いたもので。それでも、最後にニュージーランドとオーストラリアという世紀の名勝負を見られたのは幸運だったと思う。肉弾戦の迫力は想定の範囲内だったが、ニュージーランドのボールハンドリングの巧さは、ラグビーもここまで進化したか、と思うくらい鮮やかだったし、一直線にゴールに跳んでいくダン・カーター選手のキックの弾道も、五郎丸選手のそれとは正直比べようがないレベルだった。そんな中で、決勝の舞台を「ワンサイド」に貶めなかった豪州の意地も垣間見ることができた。「日本が負けたら終わり」じゃなくて、こういうところまでしっかり堪能できるようにならないと、“W杯開催国”と胸を張ることはできないよなぁ・・・と思ったり。