「場外戦」もまた楽し。

開幕まで1週間を切り、連日、選手団の現地入りが報じられるなど、ようやく“雰囲気”が出てきた平昌五輪。
その一方で、急転直下で参加することになった北朝鮮選手団とその関係者のニュースや、「平壌五輪」化しつつある状況への抗議行動のニュースも連日、政治面を賑わし、社会面にも、「寒さと低待遇に耐えかねてボイコットする五輪ボランティア」のような記事が躍っていたりする。

リオ五輪の時もそうだったが、大会が始まる直前は、各国のメディアが開催国に一斉に終結することもあって、日頃ならネタにもならないような、ちょっとしたことがやたら大きく取り上げられることも多い。ましてや、今回は、我らが日本にとっての長年の“宿敵”国での開催だけに、ちょっとしたチョンボや不協和音をあたかも「五輪の危機」であるかのように書きたがるメディアがいつも以上に多いような気がしている。

そういう状況下で過ごしていると、何となく感覚がマヒしてしまうのだけど・・・

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