企業法務クオリティ

社長宛の内容証明通知が届いて、
慌てふためくのが、普通のサラリーマン。
血湧き肉踊るのが、法務クオリティ。


訴状という名の特別送達が届いて、
パニックに陥るのが、普通のサラリーマン。
打ち上げで美味いもん食わせてくれる弁護士の顔を思い浮かべるのが、法務クオリティ*1


取締役報酬を個別開示せよ、という質問状が届いて、
憤るのが普通のサラリーマン。
ご説明に伺いつつ、「てめえらの貰ってるアブク銭、一円単位で開示してみろよ、ごらぁ!」と内心ほくそえむのが法務クオリティ。


会社提案議題と同じ位の数の株主提案議題を前にして、
卒倒するのが、普通のサラリーマン。
「これで6月までうちの部も安泰だ。」と高笑いするのが、うちの法務部長法務クオリティ。


まだ就職が決まっていない法学部生諸君。


適性試験対策で鉛筆転がすのは大いに結構だが、
冷やかしで民間企業の採用面接廻るのも悪くない。


役員に圧迫面接されて、「御社が第一希望ですぅ。ずえったいに御社に入りたいですぅ。」と頭を下げるのが普通の学部生。


「え、いいんですか? それなら僕、弁護士になっちゃいますけどw」と開き直るのが、未来の企業法務戦士のクオリティ。




君達の未来は、明るいのだ!

*1:一次会は会社側でセッティングすることが多いが、二次会以降はエンドレスで“先生持ち”になる(笑)。

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html