儲かる会社はいい会社か。

今まさに我が世の春を謳歌している三河のクルマ屋。

トヨタ自動車が9日発表した2007年3月期の連結決算(米国会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が前の期に比べ19%増の2兆2386億円と日本企業として初めて2兆円を超えた。」(2007年5月10日付朝刊・第1面)

企業経営というのは結果が出てナンボの世界なので、ここ数年のこの会社の実績は素直に評価しなければならないだろう。


ただ、一つだけ言えることは、経営数値が良い=そこで働いている社員は幸せ、ではない、ということで、見かけの数字に騙されるのはアホや、というのが、一、十年選手たる筆者のささやかなコメントである。


結局、組織の中で働いている労働者は、経営コンサルタントでもなければ、大株主でもないわけで、「とりあえず日本で一番の会社に入った、万歳!」という自己満足を味わうことに目的をおかない限り、この種の会社に入ることのメリットは、「少なくとも明日会社が潰れることはない」という一点を除いてない、といっても過言ではないであろう。


というわけで、多くは語らないが、とりあえず“中の人”の心情を代弁してみた(笑)。


ホントかどうかは入ってみれば分かるだろう。たぶん。

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html