一寸先にあるのは闇か光明か。

一時期の楽勝ムードから、夏を境にあれよあれよと追いつかれ、「歴史的V逸大失態」を犯してしまった岡田タイガース。


で、どうなるかと思ったら、まだCSを残しているにもかかわらず当の岡田彰布監督が辞意表明。


こんな時期に甲子園の解体工事を始める球団のことだから、何があっても不思議ではないと思っていたが、日本シリーズ進出のチャンスをかろうじて残しているにもかかわらず、むざむざと戦線離脱の意思表示をしてしまうのだから、まぁなんというか・・・(ちょっとでも長くシーズンを盛り上げようとしている業界の空気読めよwと)。


年度のプロ野球の最強チームを決めるのは、あくまで「日本シリーズ」なのだから、リーグの中での順位付けもあくまで「日本シリーズに出場できたかどうか」を基準に決めるべきで、そこで変に情けをかけて、リーグ優勝とシリーズ進出チームを分ける、なんてことにしたところにすべての元凶があるような気がするのだが*1、今更そんなことを言っても仕方あるまい。


いずれにせよ、先日のNumberの特集でも嫌というほど持ち上げられていた岡田監督のことだから、すんなりペナントレースを終えていれば名将の名を欲しいままにしていたことだろう*2


だが、現実に待っていたのは“自ら「敗戦の責任」をとって政権返上する”という事態・・・。


このあたりに、一寸先何があるかわからない、運命の怖さがある。


そして、13ゲームという、あり得ない大差を付けたチーム&監督・選手でさえ、最後に足元を掬われることがあるのだから、ハナの差で辛うじて「3位争い」に競り勝った程度の自分に、油断する暇などないのは言うまでもあるまい・・・・。




闇の中から一筋の光を辿って歩き始めた。


か細かった光の筋は、やがて太くはっきりとした線になり、
そして今、自分が歩いてきた道が間違いではなかったことを教えてくれようとしている。


たぶん、そんな光の中にも闇は潜んでいるのだろうし、
暗転した瞬間、自分はもっとひどい幻滅を味わうのかもしれないけれど、
今はただ、悔いのない2週間を過ごせるように、と、
前を見て、進みたい。

*1:その意味では、以前のパ・リーグのシステムの方がはるかにわかりやすかった。CSの存在がリーグ戦の興味をそいでいる、という指摘があるのだが、結局それは、順位付けのシステムや観戦者側の評価がこれまでの王道的なプロ野球に対する価値観から脱し切れていない(長丁場のリーグ戦で勝率が1位になったチームを過大評価してする)がゆえの話であって、個人的には本末転倒な議論だと思っている。

*2:もちろん、2003年の星野監督のように、どっちにしろ続けなかった可能性もなきにしもあらずだが。