日経の広告で「2009年の就職人気ランキング」が公表されている。
1↑東京海上日動火災保険
2→三菱東京UFJ銀行
3↓全日本空輸(ANA)
4→パナソニック
5↑JTBグループ
6↑みずほフィナンシャルグループ
7↑三井住友銀行
8↑三菱UFJ信託銀行
9↑東海旅客鉄道
10↑東日本旅客鉄道
去年のランキングと比べてみるとその差は歴然*1で、この変わり身の早さには唖然とするばかり*2。
トヨタやソニーがベスト10外に吹っ飛んだのは何となく分かるにしても、金融関係がこのご時世に上位に返り咲いてみたり、大して未来があるとも思えない鉄道・旅行業界が上位に来たりしているあたり、ちょっと解せないところはある。
また、就職観に関する質問で、
「一生、同じ会社で安定的に働きたい」
という項目が2番目に来ている、というのもちょっとショッキングだ。
そうでなくてもある程度の歳になり、いろいろな重荷を背負わされれば、安定志向に走って自分の会社のポストに執着するのが人間の性だけに、20代前半の今からこんなことを言っているとこの先どうなるのだろう・・・? と心配になる。
まぁ、就職するときに考えていたことなんて、会社に入って3日も経てば忘れてしまうものなので、時が変われば一転、流動性が高い世代になる可能性もあるのだけれど・・・。
*1:http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20080208/1202575229
*2:もちろん母集団も時代状況も違うから回答した学生に罪はないのだけれど・・・。