ついこの前まで、職場も街中も、“夏休み明け”というような雰囲気だったのに、あっという間に月末と上半期の終わりが目の前に迫ってきて、この週末は息もつけないような展開になってしまった。
最大の誤算は、通常モードに戻って仕事の質量が一気に加速して押し寄せてきた月の中盤になって、カレンダーに刻まれた土日休日の連続によって営業日が約1週間ワープしたこと。
自分の手元で動かせることであれば、カレンダーの日付の色とは関係なく、黙々と作業を続けることはできるのだけれど、他の部門とか他の会社などとの調整が必要なことになってくると「祝日返上でお願いします」というわけにもいかないわけで・・・。
カレンダー上の休みを増やせば、労働時間を減らせるし、行楽需要も喚起できて経済的にもプラス、というのが、世の中一般の定説のようだから、こういう流れはしばらく続くのだろう。
だが、このブログでも、昔っから書いているように、強制的に生み出された“休暇”は、様々なところに歪みをもたらす。
長期休暇で解消されるストレスと、長期休暇の反動でもたらされるストレスのどちらが心身にとってマイナスか・・・ということをここで論じるつもりはないが、月末にリミットを切られた宿題を抱え込んでもがいているのは、決して自分だけではないはず・・・と信じて、シルバーウィークへの嘆きをここに書き残しておくことにしたい。