納税は国民の義務。ゆえに払う。

なぜか土曜日なのに出勤の朝。
いつものように出掛けにコンビニで、
馴染みのバイトのお姉さんに
「いつものお願い」と言わんばかりに*1100円玉3枚置いたら、
「すみませ〜ん、今日から320円なんです〜」


確かにそうだったなぁ・・・。


もちろん、値上げという重大事を失念していたわけではない。
だが、筆者は、
先週あたりから周囲が一斉にカートン買占めに走るのを
冷ややかに眺めつつ、何も手を打たなかった。



何せ筆者の両親は西国の出身、
ゆえに子供の頃の日常は、ガチガチの関西人テイスト。
とにかくつまらないところでケチる親たちを見ながら
すくすくと育った筆者はあら不思議、
「武士は食わねど・・・」の気風を身に着けた、
立派な好青年になったとかならなかったとか・・・。


要は、自分はつまらんところでケチケチするのが許せないのである*2


たかだか20円の違いである。
一日2箱消化したとしても、せいぜい二食分の食費にくらいしかならない。
ジュリスト一冊買えば吹っ飛ぶ程度の金額。


しかもこれは税金だ。
すべて国庫に収まって人々の暮らしを豊かにする原資になるのである。
タバコ税は目的税ではない。
ゆえに、喫煙者だろうが非喫煙者だろうが、犬猿嫌煙者だろうが、
スモーカーの貴重な血税を享受しうるわけである。


ゆえに筆者は声を大にして言いたい。

全国の喫煙者よ!堂々と税金を納めようじゃないか。
タバコ1本が20円になろうが、50円になろうが、100円になろうが、
堂々と吸ってやろうじゃないか。
きっとそのうち、タバコ吸うだけで高額納税者の仲間入り。
上等なもんだ。


もっとも、声を大にしつつも、
一日40円、一月で1200円、一年で14,400円、と
頭の中で電卓を叩いているのは内緒である・・・。
法学教室の年間購読代金を上回りますな・・・(涙)。)

*1:一応飲み屋のカウンターではないので銘柄はちゃんと言うのだが、自分の顔を見ると条件反射的に棚に手が伸びているのが微笑ましい。ちなみに会社の近くのタバコ屋のおばちゃんは、何も言わなくても出してくれる(笑)。

*2:ゆえに、貧乏学生の頃はカップめんの自販機の前で、100円のヌードルと、120円のインスタントうどん(違いは油揚げがついているか否か)を目の前に悩む自分が許せなかったわけである・・・(しかもそれが晩飯のチョイスだ!)。

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